Date archive for 6月, 2020
沖縄慰霊の日 平和を守る決意を新たに
沖縄県はきょう「慰霊の日」を迎え、糸満市摩文仁の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」を開催する。 心から鎮魂の祈りを捧(ささ)げるとともに、平和を守る決意を新たにしたい。 有識者が会場変更を批判 沖縄では第2次世…
正反対の史実 独立が奴隷廃止運動生む
1776 vs 1619 黒人差別めぐる米国の「歴史戦」(2) 米国に黒人奴隷が初めて到着した1619年を建国の年と見なすニューヨーク・タイムズ紙(NYT)の「1619プロジェクト」には、批判が相次いでいるが、反発して…
資料が語る、勉学に励む若き日の西田幾多郎の姿
生誕150周年記念して、企画展「発見!!幾多郎ノート」 『善の研究』で知られる世界的な哲学者・西田幾多郎(1870~1945)=石川県かほく市出身=の生誕150年を記念する企画展「発見!!幾多郎ノート」が、かほく市にあ…
ワーク&ライフ実現、 テレワーク継続のメリット
最近の調査で緊急事態宣言解除後のテレワーク実施率は全国平均25・7%、4月中旬より2・2%減だという。とは言え、1000人以上の大企業では今も4割前後が実施中だ。 わが家は出勤前の「いってらっしゃい」の慣行は残しなが…
大胆な社説と全国世論調査、低調な都知事選報道で独り気を吐く毎日
◆人気投票の様相呈す 東京都知事選挙が告示されると、毎日は早々と“人気投票”をやった(毎日・社会調査研究センター=20日実施、全国世論調査=21日付)。 それによると、「都知事にふさわしいと思う人」は小池百合子氏51…
雨を弾(はじ)いて生き生きとしてくる紫陽花…
雨を弾(はじ)いて生き生きとしてくる紫陽花(あじさい)を眺めても、少し嫌だなと思ってしまうのが梅雨時である。この時期の旬は紫陽花だけではない。昨日の本紙(3面)には「日本一の魚 イワシが旬」の記事が掲載された。 何が…
領土守る気概示したサッチャー英首相
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 戦時内閣立ち上げ総力戦 占領されたフォークランド奪還 日本の領土でありながら半世紀以上にわたってロシアと韓国に不法占拠されている国土がある。北方領土と竹島だ。いずれ…
日米同盟 情勢悪化踏まえ抑止力向上を
沖縄県・尖閣諸島沖で中国海警船が過去最長の期間にわたって確認され、朝鮮半島では北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破するなど韓国への挑発を続けている。こうした情勢の悪化を踏まえ、日米同盟の重要性を改めて確認したい。 尖閣沖で…
「奴隷制が米国の原点」
1776 vs 1619 黒人差別めぐる米国の「歴史戦」(1) 米国で黒人男性の暴行死を受けて抗議デモが広がったが、背景にあるのは「米国は差別国家」という認識の広がりだ。米国民が国家への不信感を強める大きな要因として指…
核ミサイルよりブースターに拘泥する愚かさ指摘した「プライムニュース」
◆腑に落ちぬ配備停止 地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画が突然停止となったのは、迎撃ミサイルのブースター(補助推進装置)の落下を制御するのが難しく、民家に落ちて犠牲が出る危険があるからだという。 …
政府・与党が今国会成立を期した、ブランド…
政府・与党が今国会成立を期した、ブランド果樹など農作物新品種の海外流出防止を目的とした種苗法改正案は継続審議となった。国会審議の時間が新型コロナウイルス対策で十分なかったことなどが理由で、ここにもコロナ禍の影響が及んで…
ドイツにとっての5月8日とは
日本大学名誉教授 小林 宏晨 記念日か、国民の祝祭日か 「解放の日」と宣言した大統領 ドイツでは2020年の現在においても5月8日を終戦記念日に止めおくか、あるいは国民の祝祭日とすべきかについて争いがある。あるいはこの…
全国移動解禁 経済と感染防止の両立を
政府は新型コロナウイルス対策で自粛を呼び掛けてきた都道府県をまたぐ移動を全国で解禁した。経済社会活動が本格的に再開することになるが、感染拡大への警戒を緩めず、経済との両立を図っていきたい。 出入国制限も順次緩和 コン…
経済復活に賭けるトランプ氏
米大統領選 コロナ禍での本格再開(上) 感染対応、人種問題で逆風 11月の米大統領選で再選を目指す共和党のトランプ大統領(74)は20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け中断していた選挙集会を再開し、民主党のバイデン…
米大手ハイテク企業の保守派に対する偏向を追及する共和党 GOP pursues Big Tech over bias against conservatives
米共和党の議員は17日、グーグルやその他のソーシャルメディア企業の保守派に対する偏向と戦うことを目的とした法案を提出した。 共和党の上院議員が提出した法案は、大手ハイテク企業から法的責任の免除を剥奪し、不公平な扱いを…
2週連続でコロナ禍による大型倒産、デフレ、不況の危機を煽る2誌
◆製造業にも不況の波 戦後、日本において体験したことのない感染症のパンデミック(世界的流行)に日本経済の回復軌道は見えず、むしろ不安と動揺の渦が巻く。政府は5月下旬に緊急事態宣言を解除したものの、新型コロナは収まるどこ…
梅雨のこの時期になると、作家の太宰治の…
梅雨のこの時期になると、作家の太宰治の桜桃忌(19日)が、東京・三鷹市下連雀の禅林寺で営まれ、全国からファンが訪れる。桜桃忌と名付けたのは、同郷の作家・今官一。 桜桃忌が19日になったのは、玉川上水に入水自殺した太宰…
米歴代政権 中国共産党の本質見誤る
国務省顧問 マイルズ・ユ氏が主張 米国務省政策企画局の一員としてポンペオ国務長官に中国政策をアドバイスしてきたマイルズ・ユ氏(中国名・余茂春)は本コラムとのインタビューで、米歴代政権は中国の顔色をうかがうばかりで、中国…
アウティング禁止 「LGBT」への過剰配慮だ
いわゆる「LGBT」に対して、ここまで配慮するのは行き過ぎではないか。三重県知事は、性的指向(ゲイやレズビアンなど)や性自認(性同一性障害など)を本人に無断で他人に知らせる「アウティング」の禁止を盛り込んだ性的少数者差…
香港避ける「公明新聞」 「国家安全法」に沈黙
中国に懸念を示す各党 公明党の機関紙「公明新聞」は日刊で一般ニュースも扱う。例えば8日付1面に「抗議デモ 全米50州で」との見出しで米国の黒人暴行死事件を取り上げ、3面「緯度経度 世界は今」というコーナーで「分断あおる…
選挙にコロナ影響「自由民主」 補選勝利も霞んだ都知事選
「赤旗」は山本氏発言を否定 新型コロナウイルス感染拡大で、政党の存在を左右する選挙さえ各党メディアで二の次の扱いになった。自民党の機関紙「自由民主」(週刊)の1面は、2月末以来、新型コロナ対策で埋まっている。 この間…
躍動感乏しい政治 弊害ばかり目立つ小選挙区制
《 記 者 の 視 点 》 新型コロナウイルス対策に追われた通常国会が17日に閉幕したが、最終盤から大波乱が続いた。 河野太郎防衛相による唐突な陸上イージス配備計画停止の発表(15日)、検察幹部の定年延長特例措置でも…
米、内戦勝利間近のアサド政権に制裁 U.S. sanctions hit Assad’s economy as regime nears battlefield victory
シリアのアサド大統領は、9年間に及ぶ内戦で勝利へと少しずつ進んできた。主要な反政府組織、聖戦組織はトルコ国境沿いの一つの地域に封じ込められている。 しかし、シリアの経済は破壊され、戦争では実現できなかったことが実現さ…