Date archive for 5月, 2020
「民の竈」は賑わっているか?
求められる二兎を追う責務 永遠のマドンナ原節子や、枯れた芸で観客を魅了した笠智衆らを重用し、独自な映画世界を創り上げた小津安二郎を知らない人はいまい。日本が世界に誇る映画監督である。その小津安二郎に「大学は出たけれど」…
こうのとり 世界に誇れる日本の貢献だ
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を補給する「こうのとり」9号機が打ち上げに成功した。こうのとりは今回が最終機。11年間で9回の打ち上げを全て成功させ、課せられたミッションをほぼ完璧にこなした。世界も認めた、日本の誇…
マージャン相手は記者ではないと言い張り報道と無関係を装う朝日
◆“事件”暴いた週刊誌 作家、司馬遼太郎は新聞記者についてこう語っている。 「私のなかにある新聞記者としての理想像はむかしの記者の多くがそうであったように、職業的な出世をのぞまず、自分の仕事に異常に情熱をかけ、しかも…
黒川弘務東京高検検事長が、緊急事態宣言…
黒川弘務東京高検検事長が、緊急事態宣言発令下の1日と13日に新聞記者らと賭けマージャンを行ったことを認めて辞任した。 検察は行政機関であり、政府が検察幹部の人事を決することは何の問題もない。ただ多くの企業や個人事業主…
コロナ後のボランティアの在り方
エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 教育機関に義務付けを 参加者と地域社会双方に恩恵 春を迎え、例年なら世界各国で「ボランティア週間」が祝われる時期だ。地域サービス、献血、ビーチや路上の清掃…
ブラジル「新たな震源」に、WHO言明 南米での感染拡大
世界保健機関(WHO)は22日、南米が新型コロナウイルス流行の新たな「中心地」になったとの認識を示した。 WHOの緊急事態対応の責任者でもあるマイク・ライアン氏は、「ある意味、南米が新型ウイルス感染症の新たな中心地に…
トランプ政権 中国33団体・企業に禁輸制裁
ウイグル弾圧、兵器調達関与 米商務省は22日、ウイグル族弾圧などに関与したとして中国の33の企業と団体への輸出を原則禁止にすると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって中国との対立が強まる中、トランプ政権は人権…
全人代開幕、中国の覇権主義に警戒強めよ
新型コロナウイルスの感染拡大を受け延期されていた中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が、2カ月半遅れで開幕した。全人代では2020年国防予算を前年比6・6%増の1兆2680億500万元(約19兆2000億円)と…
米上院、バイデン氏息子の疑惑調査で召喚状認める Senate authorizes subpoena in Hunter Biden probe
米議会上院で監査を担当する委員会が20日、民主党の大統領候補指名を確実にしたジョゼフ・バイデン前副大統領の息子ハンター氏が絡むウクライナ企業との取引をめぐる調査で、初めて召喚状を出すことを可決した。 党で賛否が割れた…
新型コロナ禍後の世界大恐慌の再来を歴史的視点から分析する各誌
◆長期停滞時代に突入 政府は5月14日、8都道府県を除く39県で新型コロナウイルス対策による緊急事態宣言を解除した。その後、21日には大阪、京都、兵庫の解除を表明、さらに25日にも専門家会議を開き、感染者の減少傾向が続…
新型コロナウイルスの感染終息を願って、…
新型コロナウイルスの感染終息を願って、全国各地の神社で、それまで途絶えていた神事などが復活している話を聞く。 例えば、山形県鶴岡市の羽黒山蜂子(はちこ)神社では、神職と山伏によって早期終息を祈願する神事が行われ、福島…
米、領空開放条約脱退へ ロシアによる違反を非難
トランプ米政権は21日、相互の領空での偵察飛行を認める領空開放(オープンスカイズ)条約にロシアが違反しているとして脱退すると表明した。22日に締約国などに通告し、6カ月後に脱退手続きが完了する。 条約は軍事活動の透明…
米軍、中露の極超音速兵器に対抗策
米国防総省の宇宙開発局(SDA)は、中国とロシアが配備しているような極超音速ミサイルを追跡可能な人工衛星群を設置する計画を発表した。5月11日に提案書の草案が公表されたことで明らかになったもので、新世代の極超音速ミサイ…
一律給付で公明党紙誌 佐藤優氏の評価を強調
説明責任など政府に注文 緊急事態宣言が発せられた新型コロナウイルス感染対策で、公明党の山口那津男代表が安倍晋三首相に10万円一律給付を「直訴」し、減収世帯に30万円給付という当初の政府方針を変更させた実績を同党機関紙誌…
憲法記念日ネット集会 全国発信吹聴する「赤旗」
より多い改憲派アクセス 今年の憲法記念日は改憲派、護憲派とも、新型コロナウイルスが感染拡大する中で「密にならないように」集会が見送られた。代わりにインターネットが利用されることになったが、外出自粛のコロナ事態は政治運動…
コロナ対策の中間成績 国民に届かなかった政治の力
《 記 者 の 視 点 》 世界的な新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の国家的危機に直面する中で、選挙や国会内外での権力闘争とは違って「国家の意思を創造決定し、その実現に最高の指導を与える」という、本来的な意味での…
関西圏宣言解除、気を緩めずに警戒続けよ
政府は、新型コロナウイルスの流行が落ち着いたと判断した京都、大阪、兵庫の関西3府県で緊急事態宣言を解除した。埼玉、千葉、東京、神奈川の首都圏4都県と北海道では宣言を継続する。 この5都道県も25日には解除される公算が…
純米国製のトランプ版F35は可能―米退役中将 Designer: Trump vision for U.S.-made F-35 doable
トランプ大統領は戦闘機F35の製造ラインをすべて米国内に置くことを望んでいる。F35の設計に携わった空軍退役将官も、批判はあるものの、不可能ではないとの見方を示した。 F35は、統合攻撃戦闘機(JSF)計画の下で、1…
4月7日に新型コロナウイルスの緊急事態宣言…
4月7日に新型コロナウイルスの緊急事態宣言が発令されてから46日になる。この頃に萌え出した緑もだいぶ濃くなってきた。1カ月ほど前に見た緑地のタンポポも綿毛となり、紫陽花の黄緑色のつぼみも形を整え、色づく時を待っている。…
新型コロナウイルスと宗教
濃厚接触しない日本の風土 神道国際学会理事長 三宅 善信氏に聞く 新型コロナウイルス感染症の流行は、専門家の間で指摘されていたが、昨年2月刊行の『風邪見鶏 人類はいかに伝染病と向き合ってきたか』(集広舎)でパンデミック…
フィリピン 新型コロナウイルス対策で封鎖延長しつつ規制緩和
フィリピン政府は新型コロナウイルス対策で外出や移動を制限するロックダウン(都市封鎖)を、マニラ首都圏などで規制を緩和しつつ延長することを決定した。規制緩和により、生活必需品以外を扱う小売店の他に、製造業なども規模を制限…
飲んべえも「コロナ禁酒」
地球だより タイでは、日ごとの新型コロナウイルス感染者数が一桁台に落ち着いてきて規制緩和され、ゴルフ場が再開し、レストランなどで飲食も可能となった。ただし、レストランや酒場での飲酒は不可とされ、持ち帰り分のみの販売が可…