Date archive for 11月, 2018
iPS脳移植、経過を慎重に見守りたい
人工多能性幹細胞(iPS細胞)から神経細胞を作り、パーキンソン病患者の脳に移植する臨床試験(治験)を進めている京都大が、50代男性患者への移植を行った。 パーキンソン病の患者に パーキンソン病は、脳内で情報を伝える物…
文政権のキーパーソン
緊張緩和策進める文正仁教授 韓国で最も文在寅大統領に影響力のあるのは文正仁(ムンジョンイン)延世大名誉特任教授だ。肩書は「大統領外交安保特別補佐官」。しばしば大統領府の“本音”を漏らして物議を醸し、「個人の意見」だとし…
横柄な北の李善権委員長 失礼な言葉遣いに韓国民反発
文政権の“従北”度が明白に 韓国ソウルに赴任した当時、この国は「東方礼儀の国」だといいながら、実際街で目にする韓国人は傍若無人で、そのどこに「礼儀」があるのかと不思議でならなかった。ようやく気付いたのは韓国で言う「礼儀…
がん患者救う本庶氏の研究
先月初め、テレビ画面にノーベル賞受賞が決まった本庶佑京都大特別教授(76)の喜びの笑顔が出た。 がん免疫療法を一歩前進させたことによる医学生理学賞で、日本人としては2年ぶり、26人目のノーベル賞受賞者となった。 “…
西部で再生可能エネルギーに反対 Across Western states, voters reject renewable energy initiatives
【デンバー】地球温暖化は6日の中間選挙で注目されることはなかった。化石燃料反対を訴える活動は西部州で敗北、壊滅的な気候変動へ警告を発する環境グループにとっては痛手となった。 選挙では、コロラド州で水圧破砕法のほとんど…
いつの頃からだろう。大手コーヒー・チェーン…
いつの頃からだろう。大手コーヒー・チェーン店内で利用客のほとんどが、プラスチックの蓋(ふた)の付いた紙コップを利用するようになったのは。先日もある店で、わざわざ「マグカップでお願いします」と言うしかなかった。 ファス…
迫害された満洲人、同化政策で葬られた満洲語
亡命満洲国政府総統 富 君氏/亡命満洲国政府首相 史 方騰氏に聞く 清朝を築いた満洲人は、20世紀には満洲国をつくった。日本との同盟関係にあった満洲国は、それゆえに中国共産党政権が樹立された後、迫害対象にもなった。その…
皇太子殿下、農業担い手サミットに
山形県を御訪問中の皇太子殿下は8日午後、山形市の複合施設で開催された第21回全国農業担い手サミットの開会式に出席された。 同サミットは意欲ある農業生産者が集まり、農業経営の現状や課題について認識を深め合うことが目的。…
タイヤ交換の時期到来
地球だより ヘルシンキ首都圏でも先日雪が降った。いよいよ冬の到来だ。 本格的な冬が来る前にタイヤをウインタータイヤに交換しないといけない。フィンランドでは法律でウインタータイヤでないと冬は車の運転ができない。 従っ…
制裁に苦しむロシア、経済制裁の損失は2000億ドル
これまで高い水準で推移してきたロシアのプーチン大統領の支持率が下落したまま、回復する兆しを見せていない。年金改革などへの反発に加え、欧米などによる経済制裁が国民生活に打撃を与えているためだ。プーチン政権は、制裁によりロ…
観光のレガシー残す大会に
新閣僚に聞く 櫻田義孝 五輪担当相 櫻田義孝五輪担当相はこのほど、世界日報社を含む報道各社のインタビューに応じ、北朝鮮の東京五輪参加問題、残したい五輪のレガシー(遺産)、大会成功に向けた重点課題などについて語った。 北…
東海第2原発、再稼働へ地元の理解を得よ
原子力規制委員会は、運転開始から40年を迎える日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)について、20年間の運転期間の延長を認可した。 運転延長認可は4基目 運転延長認可は、関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)…
米大統領会見 「超党派が望ましい」
民主党との協力模索 トランプ米大統領は7日、ホワイトハウスで記者会見し、前日の中間選挙で野党・民主党が過半数を獲得したことを受け、「超党派的な取り組みや結束を望む」と強調。同党との協力を模索する考えを示した。 トラン…
理想主義の影響が大きかった時代に、現実主義…
理想主義の影響が大きかった時代に、現実主義に立脚しながら国際政治学の領域を切り開いた元京都大教授、高坂正堯(まさたか)の評伝がこのほど刊行された。服部龍二著『高坂正堯』(中公新書)がそれだ。 高坂は1996年、62歳…
“紫の桜”咲くハラレ
地球だより ケニアからジンバブエの首都ハラレに降り立ったのは10月の半ば、南半球に位置する現地では冬から春に向かう時期だ。アフリカらしく低めの建物が多いこともあって、思った以上に空が広い。交通渋滞で日々悩まされたナイロ…
中国のミサイル増強に対抗、米政権がINF全廃条約離脱の意向
トランプ米大統領は先月20日、1987年に当時のソ連との間で結ばれた中距離核戦力(INF)全廃条約から離脱する意向を表明した。ロシアが条約の違反を続けていたことが大きな理由だが、条約に加盟せず大量の中距離ミサイルを保有…
“出産のメッカ”の危機
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「大病院は絶対に滅びない」という医療界の“大馬不死”公式に亀裂が入るのだろうか。 「国内の第1号女性専門病院」として“出産のメッカ”という名声を保有していた第一病院が開院55年目…
人気に陰りプーチン露大統領
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 安定より変化求める国民 年金支給年齢引き上げに反発 ロシア全土に議論を巻き起こした年金改革法の修正案が議会上院で10月3日、可決、成立した。ロシアの独立系調査機関「レバダ・センター」の…
徴用工判決で国際的地位下落が心配な韓国
韓国紙セゲイルボ 民間請求権認めようと無理な解釈 日帝強制徴用被害者が提起した損害賠償訴訟で大法院(最高裁)が日本企業の慰謝料賠償を認める最終判決を下した。 同判決の核心となる争点は1965年の韓日請求権協定にもかか…
皇太子殿下、山形の高校を視察される
皇太子殿下は7日午後、第21回全国農業担い手サミット出席などのため新幹線で山形県入りし、上山市の県立上山明新館高校を視察された。同校は、農業高校と普通高校が統合してできた県内最大規模の公立高校。 皇太子殿下は、生徒が…
米中間選挙、限定的だった民主の勢い
トランプ米大統領の残り2年間の任期を左右する中間選挙の投開票が行われた。 連邦議会では今回、上院(定数100)の35議席と下院(同435)の全議席が改選され、全米50州のうち36州の知事選も行われた。 共和党が下院…
TPPの年内発効を評価するも米国に復帰を呼び掛けない産経・読売
◆米への姿勢で相違点 米国を除く環太平洋連携協定(TPP)参加11カ国の新協定「TPP11」が、年内に発効することが確定した。米国が抜けたとはいえ、総人口約5億人、国内総生産(GDP)の合計は世界全体の約13%を占める…
米中間選挙、民主が下院で多数派奪還
上院、共和が過半数維持 米中間選挙は6日、全米各地で投開票が行われ、野党・民主党が下院で議席を増やし、8年ぶりに多数派を奪還した。上院では、共和党が過半数を維持した。上院と下院で多数派が異なる「ねじれ」状態となり、トラ…