皇太子殿下、農業担い手サミットに
山形県を御訪問中の皇太子殿下は8日午後、山形市の複合施設で開催された第21回全国農業担い手サミットの開会式に出席された。
同サミットは意欲ある農業生産者が集まり、農業経営の現状や課題について認識を深め合うことが目的。1998年に山形県で初開催されて以降各県で毎年行われている。
開会式で皇太子殿下は、農業が人々の暮らしと健康を支え、各地域で特色ある文化を育んできたとその重要性に言及した上で、「熱意と意欲を持って農業に取り組み、地域に活力を生み出している皆さんの輪が全国に広がり、日本の農業が未来に向けて力強く発展していくことを願います」とあいさつされた。
これに先立ち、皇太子殿下は山形県で農業に取り組む30~40代の夫婦5組から話を聞き、実際に生産した米や米沢牛などの料理も試食された。