Date archive for 11月, 2018

米大統領、「ねじれ」で厳しい政権運営に

トランプ支持、依然底堅く 解説  トランプ米大統領にとって初の「信任投票」でもあった中間選挙で、与党共和党が下院で多数派の座を民主党に譲った一方、上院では過半数の維持を確実にし上積みもうかがう展開となった。  トランプ氏…

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東京の上智大四谷キャンパスにある6号館…

 東京の上智大四谷キャンパスにある6号館1階展示コーナーで企画展「キリシタンの世紀」が開催されている。今年6月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に登録されたことを受けて企画。  同大キリシタン文庫が所…

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イラン制裁再開も効果は限定的

米専門家ら指摘  米政権は5日、イランへの「史上最強」の経済制裁を開始したが、イランは過去にも原油禁輸などの制裁を受けたものの、巧妙に切り抜けており、専門家からは、その効果にすでに疑問の声が出ている。  制裁は、5月のイ…

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イラン制裁、核開発阻止への包囲網構築を

 米政府は、原油の禁輸などイランへの経済制裁を再開した。2015年の核合意で解除された制裁はすべて再開され、制裁違反に対する罰則も盛り込むという徹底ぶりだ。米国とともに核合意に参画した英仏など5カ国は強く反発しており、関…

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米中間選挙、投票始まる

与党過半数維持が焦点  上下両院議員や州知事などを選ぶ米中間選挙は、東部時間の6日午前6時から投票が始まった。与党共和党が連邦議会で多数派を維持できるかが焦点。即日開票され、6日深夜(日本時間7日昼すぎ)にも大勢が判明す…

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ワーキング・プレス The Working press

 共和国がほぼ建設されて以来、政府と、その政策や統治戦略を発表するメディアとの間に、激しい闘いがあった。  トーマス・ジェファソンは、「大陸会議」への代表として派遣したエドワード・カーリングトン(軍人、政治家)に向けてパ…

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作家の村上春樹さんが37年ぶりに国内で記者…

 作家の村上春樹さんが37年ぶりに国内で記者会見を行い、自身の原稿や書籍、レコードなどの資料を、母校の早稲田大に寄贈すると発表した。早大はこれらのコレクションをもとに村上文学の研究拠点を新設する方針という。内外のハルキス…

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文化勲章受章者ら招き茶会 両陛下

 天皇、皇后両陛下は5日午後、文化勲章受章者と文化功労者を皇居・宮殿に招き、茶会を開かれた。  文化勲章受章者は劇作家で評論家の山崎正和氏(84)や陶芸家の今井政之氏(87)ら4人、文化功労者は作家の阿刀田高氏(83)、…

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長時間労働が常態化

地球だより  世界中のゲームソフト企業も長時間労働は同じなようで、フランスでも制作会社の長時間労働が問題になっている。今やゲームソフトは高い収益を生む有望産業となり、若者の間で職業としての人気が上昇する一方、労働環境の改…

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独政局、ポスト・メルケル時代に

 メルケル独首相は10月29日、ベルリンでの記者会見で12月初めにハンブルク市で開催の与党「キリスト教民主同盟」(CDU)党大会で党首選に出馬しない意向を表明する一方、首相ポストは任期満了になる2021年まで務め、その後…

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豊洲新市場の困難な将来

東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之 漁業衰退で取扱量減少 科学に基づく資源管理急務  2001年の豊洲移転の正式決定から17年の歳月を経て、ようやく築地市場は10月11日、豊洲に移転した。  歴史を遡(さかのぼ)れ…

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秋田県全域の小中学校で行われる「学校農園」

収穫までの苦労と喜び実感、秋田県全域の小中学校で学校農園

 カボチャ、ジャガイモ、米などを育てる学校農園の活動が秋田県全域で行われている。単に農作業体験ではなく、作業工程を写真とメモで記録したり、販売から新商品の開発まで行ったりと、子供たちの創意工夫がみられる。苦労して育てた時…

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ながらスマホ禁止を

 運転免許証更新のための講習を受けた。ドライブレコーダーの解析によって分かった事故原因を解説したビデオを見た後、講師から道路交通法の改正点などの説明を受けた。  当然、自動車の安全運転のための講習だったが、講師の話で印象…

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中国のウイグル弾圧強化、「一帯一路」推進の一環

 米議会の米中経済安全保障検討委員会が今月中旬に公表する予定の最新報告によると、中国治安当局は中国西部、新疆ウイグル自治区でウイグル人イスラム教徒ら少数派住民への弾圧を強めており、これは、インフラ投資を通じて開発途上国へ…

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代案なき安倍批判に終始し労組報道で産経の独壇場を許す朝日・毎日

◆脅しにスト使う労組  1カ月前のニュースと言えば、新聞でなく旧聞かもしれないが、ちょっと気になる記事があった。産経10月2日付に「JR東労組 専従7割減 3万人超え脱退 スト推進、東京ゼロに」との見出しで掲載された労組…

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「子供の貧困」問題の解決に向けた連携を

日本財団がフォーラムを開催  厚生労働省の調査によると、日本の7人に1人の子供が貧困状態にある。生まれ育った家庭環境などが原因で、学力や進路選択に生じる格差などが問題視されている。この「子供の貧困」問題に対して日本財団は…

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辺野古工事再開、一日も早い移設の実現を

 政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に関連する工事を約2カ月ぶりに再開した。  玉城デニー知事は辺野古移設に反対しているが、日米同盟の抑止力維持と普天間飛行場の危険除去のために政府は工事を進め…

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<くらがりへ人の消えゆく冬隣>角川源義…

 <くらがりへ人の消えゆく冬隣>角川源義。霜月(しもつき)11月は暦の上では冬に入る。日脚が早くなり、朝晩の冷え込みに忍び寄る冬の気配を感じるこのごろ、明日は冬入りを告げる立冬(りっとう)である。  とはいえ今週は曇りの…

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出生地主義を廃止するな

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 憲法で保障された権利 修正14条は共和の偉業  トランプ大統領は、衛星・ケーブルテレビ「アクシオス・オン・HBO」とのインタビューで、大統領令で出生地主義を廃止すると主張した。合憲性につ…

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米、「肥満」で約194兆円損失

 米ミルケン研究所(カリフォルニア州)が先月末に発表した「米国の肥満危機―過体重の医療と経済への直接的影響」と題した報告書によると、米国民は肥満と過体重のために2016年の1年間で4807億ドル(約54兆円)の出費を強い…

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中国の空母部隊建設に陰り

元統幕議長 杉山 蕃 搭載機の国産化が難航 知的財産権の特異な解釈限界  中国空母「遼寧」が海軍に引き渡されて6年が経(た)つ。戦闘装備を取り外し、空母機能を取り去ったロシア空母ワリャーグを廃材として購入、長期にわたる検…

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トランプ大統領、移民対策や経済を強調

与党の過半数維持が焦点  トランプ米政権の2年間に審判を下す中間選挙が6日、投開票が行われる。歴史的に1期目の大統領側の与党は中間選挙で議席を失う傾向が見られる中、不法移民対策や経済実績を訴える与党・共和党が議会の上下院…

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対中ODA終了、戦略的な支援に磨きを掛けよ

 安倍晋三首相は先の訪中で日本の対中政府開発援助(ODA)の終了を表明した。中国はすでに世界第2位の経済大国だ。その経済力を使って不透明な軍事拡大に走っている。ODAの意味はそもそも失われている。遅きに失したが、終了は当…

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