Date archive for 2017

フン・セン氏とスーチーさん、民主主義の死と正念場

 民主主義拡大を期待しながら40年、東南アジアを見詰めてきた私は、最近落胆の連続である。  最大の落胆はカンボジアだ。民主主義が死につつある。  フン・セン首相の野党やメディア、NGOへの弾圧は今夏、頂点に達した。最大野…

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企業の景況感、改善進むも先行き警戒解けず

 日銀が発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)によれば、大企業製造業で景況感の改善が目立った。好調な世界経済の回復を受け、電気機械などの業況判断が大きく伸びた。  ただ、輸出主導の改善には先行きへの懸念が根強い。…

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アメリカを守るための三度目の正直? Once more,to protect America

 三度目の正直になる時もあれば、スリーストライクでアウトになる場合もある。トランプ大統領は、暴力が多発する国から米国への渡航者に規制を課してみて、先人のちょっとした知恵を試している。国民は最近、テロ攻撃を受けていないが―…

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旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」…

 旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」(米マサチューセッツ州)が発表した「旅好きが選ぶ!日本の城ランキング2017」で、世界文化遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市)が2年連続で1位に選ばれた。  同サイトの日本法人(東京…

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映画「軍艦島」の標的

地球だより  遅ればせながら、この夏こちらでヒットした映画「軍艦島」を見た。軍艦島は明治から昭和にかけ海底炭鉱で栄えた長崎県端島の別名で、周知のように海にポツンと浮かぶ小島に所狭しと並ぶ集合住宅群が遠目には軍艦のごとく映…

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米朝が対話模索?強い警戒感も

 米国のティラーソン米国務長官が、北朝鮮と対話を模索していると明らかにした。その直後、トランプ大統領は自身のツイッターで北との対話方針を否定したが、北による米本土への核攻撃が現実味を増す中、米国が対話に乗り出すのは時間の…

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米経済蝕むオピオイド中毒

アメリカン・エンタープライズ研究所客員 加瀬 みき 白人中年男性の患者急増 企業負担増、地方財政も破綻  アメリカ経済は順調なように見える。株価は上向きだし、失業率も4%台に下がり、連邦準備制度理事会(FRB)は6月に利…

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欧米で相次ぐ凶行、過激思想の浸透を防止せよ

 米西部ラスベガスで乱射事件が発生し、少なくとも50人以上が死亡、200人以上がけがをした。事件現場では野外コンサートが開かれており、犯人はホテル32階から会場に向けて無差別に発砲したという。無辜(むこ)の人々に対する卑…

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講座「ぐんぐん洗濯が上手になる!!」

繊維の素材、洗い方の基本に忠実に  食事中にスープやタレが飛んでお気に入りの服にシミができた、そんな時、最初に何をする? そんな疑問に応える講座「ぐんぐん洗濯が上手になる!!」が、このほど、多摩消費生活センター実験実習室…

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危機の部活

 読書の秋、食欲の秋など、秋を修飾する言葉はいろいろある。筆者にとってはスポーツの秋で、部活動に明け暮れた学生時代を思い出す。その部活が今、存亡の危機に瀕(ひん)している。少子化で入部する生徒が減っていることや、顧問の教…

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自公VS希望に「共産など」加え三つ巴の構図作り出した朝日の思い入れ

◆玄人筋も先が読めず  「政界は一寸先は闇」。この台詞(せりふ)で知られるのは故・川島正次郎氏だ。佐藤栄作政権下で自民党副総裁を長年務め、しばしば「政界の舞台回し」を演じた。それを今日的に言えば「小池劇場」。演出、主演と…

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選挙に勝つためなら何でもあり――とばかりに…

 選挙に勝つためなら何でもあり――とばかりに、沈みかかったドロ舟から脱出を図ったのはひとまず分かる。その収容先が運営に当たっての原則やルールを設け、厳守を求めるのは当たり前のことだ。団体運営のイロハで、政党も例外ではない…

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解決厳しいロヒンギャ難民問題、スーチー氏に問うのは筋違い

 ミャンマーから隣国バングラディシュに50万人を超える大量の難民が流出しているロヒンギャ問題。歴史的経緯、流出の原因、ミャンマー政府の方針、国家顧問アウンサン・スーチー氏の置かれた立場などを元バンコク特派員で東南アジア、…

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補選で共和党の分断あらわに

米コラムニスト E・J・ディオンヌ 主流派と戦うバノン氏 民主は劣勢から反攻なるか  アラバマ州で上院の共和党予備選が26日行われ、スティーブ・バノン氏が支持する候補が、トランプ大統領が支持する候補を破った。共和党が分断…

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米国大統領国連演説に思う

元統幕議長 杉山 蕃 IRBM迎撃できぬ日本 米朝開戦なら北朝鮮「消滅」  前回の寄稿直後、北朝鮮は、水爆実験を実施世界中の耳目を集めた。今回は度重なる暴挙に、国連安保理も素早く対応し、石油の全面禁輸を主張する米国と、必…

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米、中国との競争を最優先

どう見る北の脅威 米戦略予算評価センター所長 トーマス・マンケン氏 北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐる米朝対立をどう見る。  北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、極めて明確な目標を持っている。それは権力の座にとどまることだ。…

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両陛下、道後温泉を御訪問

 愛媛県を訪問中の天皇、皇后両陛下は1日午前、松山市の道後温泉本館を訪問された。明治時代に改築された公衆浴場で、日本唯一の皇室専用浴室もあり、国の重要文化財に指定されている。両陛下の訪問は初めてで、昭和天皇は1950年に…

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参院1票の格差、「合区」の弊害も考慮せよ

 「1票の格差」が最大3・08倍だった昨年7月の参院選について、最高裁は「合憲」とする判断を下した。   最大3・08倍で合憲  「合憲」は裁判官15人中11人の多数意見。隣接選挙区を統合する「合区」などの是正策が評価さ…

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未婚率急増に対し匿名氏の発言とらえ安手の分析に終始した週刊朝日

◆4人に1人が未婚男  週刊朝日9月25日号の「未婚・独身男が増えている裏事情」は「国立社会保障・人口問題研究所の調べで『50歳まで一度も結婚したことのない男性』が4人に1人に。2035年には3人に1人になるとの試算だ。…

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「2番じゃダメなんですか?」の発言で失笑を…

 「2番じゃダメなんですか?」の発言で失笑を買ったのは、民進党前代表の蓮舫氏。8年前の発言だが、コンピューター開発競争がいかに熾烈(しれつ)で、世界で国力を懸けつばぜり合いが演じられているのかご存じなかったのは、政治家失…

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憲法や安保問題を避け安易なテーマで劇場型政治を助長する各番組

◆小池氏の巧みな戦術  9月28日の臨時国会の冒頭で衆院が解散され、選挙戦が事実上スタートした。安倍晋三首相は、解散理由に消費税増税の使途変更と北朝鮮情勢への対応を挙げ、「国難突破解散」と命名した。  しかし、連日テレビ…

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トランプ氏の税制改革は米国の財政赤字を拡大すると専門家が指摘 Analysts: Trump tax reform will increase U.S. deficit

 財政監視団体は27日、トランプ大統領の税制改革案は数兆㌦の赤字を増やす可能性が高く、経済成長で財政への影響を最小限に抑えるという予測は楽観的過ぎると指摘した。  共和党の提案に最も肯定的な財政タカ派団体の評価も、その枠…

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「川の色俄に変り秋日落つ」(小林耕生)…

 「川の色俄に変り秋日落つ」(小林耕生)。目に染みるような青空を見ると、秋になったという実感が深まる。本を読むとすっきりとして心地よい。しかし長時間、活字を追っていると、目が疲れ集中力に欠けるようになる。そんな時には一息…

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