Date archive for 2017
スマホでテストとは…
地球だより イスラエルの学校は、新学年が始まる9月まで、7月と8月の丸2カ月が夏休みである。日本の小中学校のように「夏休み帳」なるものは存在せず、ほとんど宿題はない。かと思えば、次女が通う中学校の数学の先生は昨年、夏休…
検察の涙
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 こんな日が来ると思っていた。時代が変わったことを実感させられる。検察が大韓民国検察の辞典にない謝罪を初めて行った。文武一検察総長(検事総長に相当)は、「検察が過去の権威主義政府の時…
エジプトに「日本研究所」創設
エジプトを含むアラブ世界で、日本への関心が高まっている。エジプトでは日本式教育の一部、特別活動(特活)の200校での開設に向け、パイロット校12校での教育実施が始まり、7月15、16の両日にはカイロ大学で「日本研究所」…
幻想だった習主席との対話と説得
韓国紙セゲイルボ 中国サード報復の無力化を 24日は韓中国交正常化25周年記念日である。祝砲で溢(あふ)れなければならない祝いの日だが、国内であれ中国であれ、聞こえるのは呻吟(しんぎん)の声だけだ。 問題は北朝鮮の大…
沖縄の保守は国益を考えよ
エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 「政治」より「正義」優先を 日本の行方占う名護市長選 今からちょうど1年前、7年間の沖縄県での生活を終え、関西に戻った。引っ越しを決めた背景には、私事では…
対米依存のままでいいのか
今年度の防衛白書では、極東アジアの国際社会について的確な情勢判断を行っている。冷戦下で、「中ソ両国の脅威」との表現さえ使用がはばかられたことを想起すれば格段の進歩である。だが、この新情勢にどう対応するかの記述が、これま…
経済再生の原点求めるも「なぜ道半ば」の一因に消費増税触れぬ各紙
◆初心への回帰を強調 第3次安倍改造内閣がスタートした。学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題などで失った国民の信頼回復に全力を挙げるべく、閣僚経験者を多数配置した実務型布陣で、安倍晋三首相は組閣後の会見で、「経済最優…
上野の東京国立博物館で「タイ~仏の国の…
上野の東京国立博物館で「タイ~仏の国の輝き~」が開かれている。日本とタイの間で正式な国交が結ばれたのは1887年のことで、今年は修好130周年。これを記念する特別展だ。 タイ国内の17の国立博物館、国立図書館から厳選…
シェルターのない被爆国
国民防護体制の整備を 広島原爆忌の6日、私も核廃絶を祈った。「慰安婦少女」像より原爆の子の像が、世界各地に遺されることを願った。 だが、ここで奇妙な数字を並べたい。 スイス100%、ノルウェー98%、米国82%、ロ…
対北新国連制裁決議、迅速な履行がカギ握る
インサイト2017 国連北朝鮮制裁委員会元専門家パネル委員 古川勝久 国連安全保障理事会が5日に新たな対北朝鮮制裁決議2371号を採択した。これが徹底履行されれば、北の外貨収入大幅削減、非合法目的貨物の調達阻止、制裁対…
ASEAN、日米と結束し中国に対抗を
東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の一連の外相会議が、日米や中国などの外相も参加してフィリピンで開かれた。 創立50周年を迎える ASEANは今月、創立50周年を迎えた。冷戦時代の1967年にインドネシア、マレーシ…
「沖縄はIRの最適地」
中国のオンラインカジノが進出に意欲 統合型リゾート(IR)整備推進法が昨年末に成立し、2020年にもカジノを含めた統合リゾート施設が国内に誕生する。沖縄県の翁長雄志知事はカジノ反対を公約にしているが、中国のインターネッ…
「普天間」一部返還で負担軽減大
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 米軍普天間飛行場の東側の一部が7月31日、返還された。面積にして4㌶、全体の0・8%ではある。 2015年12月、日米両政府が大筋合意し、今年4月に日米合同委員会で決まった。返還…
戦争の脅威 The threats of war
米国で最長の戦争は、2300人以上の人命と2万人以上の負傷者、それに、1兆700億㌦の出費という犠牲を払っている。人命の価値は計り知れない。このたび、トランプ大統領は、アフガニスタンでの訓練と支援作業の強化のために、1…
トヨタ自動車とマツダが、電気自動車(EV)…
トヨタ自動車とマツダが、電気自動車(EV)技術や先進的な安全技術などの共同開発のため、資本・業務提携すると発表した。 EVは当初、日本勢が先導してきたが、米国や中国など海外勢が導入を促進しており、その技術競争は激化の…
孝行息子・河野外相に期待?
地球だより 先の安倍内閣改造の目玉の一つである河野太郎氏の外相起用に韓国が早くも反応を示した。河野氏の父、河野洋平元衆議院議長は官房長官時代の1993年、いわゆる従軍慰安婦問題で談話を発表し、韓国では「日本軍による強制…
中国爆買い特需にブレーキ
中国人観光客の爆買い特需に沸いていた韓国に異変が起きている。北朝鮮弾道ミサイル迎撃用の高高度防衛ミサイル(THAAD)を韓国が配備したことに中国政府が反発し、経済報復措置を発動したためだ。文在寅政権としては北朝鮮が先月…
少女誘拐事件をでっち上げ
露メディア、ドイツで情報工作 【ベルリン】ドイツ情報当局者らは、来月の連邦議会選を控え、相次ぐサイバー攻撃、情報漏洩(ろうえい)、ソーシャルメディアで拡散されるフェイクニュースに神経をとがらせている。しかし、かつてロシ…
蒋経国評価で歴史認識対立
平成国際大学教授 浅野 和生 戒厳令解除30年の台湾 民主化の実上げた李登輝氏 去る7月15日は、台湾における戒厳令解除から30周年の記念日であった。台湾では記念イベントが行われ、さまざまな論評が報じられた。 そうし…
ケリー米大統領首席補佐官、トランプ政権立て直しへ
軍隊式規律で組織改革 ケリー米大統領首席補佐官がトランプ政権の立て直しを図っている。軍隊式の規律をホワイトハウスに持ち込み、これまでバラバラだった指揮系統を一元化。政府高官の解任・辞任が相次ぐなど混乱していたトランプ政…
改憲へ誠意と粘り強さを
南シナ海 強まる中国支配 安保専門家に聞く(下) 安倍晋三首相は、結果本位の「仕事人内閣」を発足させたが、憲法改正実現に向けた戦略の練り直しが迫られている。 安倍首相は、3日の会見で、改憲について「スケジュールありき…
対北制裁決議で国際社会は足並みそろえよ
国連安全保障理事会は、北朝鮮からの石炭や海産物の輸出を全面禁止し、外貨収入源を大幅に規制する新たな制裁決議を全会一致で採択した。先月の北朝鮮の2度にわたる大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を受けての対応だ。 ICB…
現役教師が井の頭池の現状学ぶ
水生物館飼育展示係・木船氏がレクチャー 4月から教壇に立ち始めたばかりの若手から、数十年教壇に立ち続けてきたベテランまで男女16人の現役教師が、井の頭自然文化園のセミナー室に集った。集った教師の専門科目は理科だけでなく…