Date archive for 2017

東京都板橋区の高島平団地のある一帯は、昭和…

 東京都板橋区の高島平団地のある一帯は、昭和40年代に開発される以前には、「赤塚田んぼ」と呼ばれた水田地帯だった。水田がなくなった今でも、農業の様態が祭礼として保存されている。  それが2月13日(旧暦正月13日)の夜、…

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無意味な混乱招いた入国禁止

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 目的は選挙公約の実行 テロ対策への悪影響も  ばかげているが法律だ。イスラム教国7カ国からの米入国禁止措置のことだ。米国人の日常に関する政策や倫理的な問題とすべきものはどれも、…

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北ミサイル発射、日米揺さぶりは通用しない

 北朝鮮が北西部の亀城付近から中距離弾道ミサイル1発を東方に向けて発射した。ミサイルは約500㌔飛行して日本海に落下した。安倍晋三首相とトランプ米大統領による初の首脳会談に合わせ、日米両国を牽制(けんせい)したものとみら…

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理由は亡命計画発覚か? 韓国情報筋

女性スパイ2人が毒針で襲撃  北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄である金正男氏(46)が13日、マレーシアのクアラルンプール空港で殺害された件で、韓国情報筋は14日、本紙に対して、「金正男氏が韓国亡命を企てたことが発…

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反基地活動家ら不満噴出「知事に本気度感じられず」

反基地活動家ら不満噴出「知事に本気度感じられず」

辺野古移設の海上工事始まる、ワシントン訪問の成果なし  米軍普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ(名護市辺野古)沖への移設に伴う海上埋め立て工事が本格的に始まった。翁長雄志知事は、辺野古移設反対を訴えるために米ワ…

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オール沖縄は「排除の論理」

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  「沖縄の危機―『平和』が引き起こす暴力の現場」(青林堂)の出版を記念した講演会(主催・一般社団法人日本沖縄政策研究フォーラム)がこのほど、浦添市で行われ、浦添市長選にも話題が及んだ…

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ベッツィ・デボス最後に勝つ Betsy Devos laughs last

 ベッツィ・デボスは、爆撃機のパイロットが「臨機目標」と呼ぶものだった。つまり、戦略目標のために慎重に作成されたリストから選ばれたのではなく、その日の任務用の残り数発の爆弾を、パイロットが気をそそられたら自由に落とせる目…

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激しい暴風雪の中で北海道電力泊原発3号機…

 激しい暴風雪の中で北海道電力泊原発3号機(停止中)で事故が起きた――こうした想定の下に、域内の泊村で原子力総合防災訓練が実施された。政府の総合防災訓練が真冬に行われるのは初めてだ。  訓練では、悪天候で避難ができない住…

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首脳会談で増す日本の役割

「世界益」にも貢献しよう  一体、世界はどうなるか。各国の民主主義や自由度を調査している米NGO「フリーダムハウス」が先日公表した、「世界の自由」2017年版(16年の状況の評価)報告のとても悲観的な内容を読み、改めて心…

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米新政権支える若き黒幕

獨協大学教授 佐藤 唯行 主導権争い制した娘婿 大統領の懐刀クシュナー氏  先月、トランプ米大統領は娘婿ジャレッド・クシュナー(36)を大統領上級顧問に登用した。表向きは中東外交と通商交渉の担当だが、実質は幅広い守備範囲…

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安倍首相訪米、大きな成果 親密な関係を世界に示す

 安倍晋三首相の訪米は日米同盟の強固さを世界に示すことができたほか、「ゴルフ外交」でトランプ米大統領との絆を深めるなど狙い通りに終わったといえる。  首脳会談後に発表された共同声明は日本が期待したことがほとんど盛り込まれ…

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自衛隊に上から目線?

 熊本に「憲法と領土問題を考える」講演会の仕事で出張した。滞在中、熊本日日新聞(2月6日付)に次のような記事が掲載されていたので、少々長くなるが紹介したい。  県教職員組合青年部のセミナーが4日、熊本市で開催された。ジャ…

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両陛下、文楽公演を御鑑賞

 天皇、皇后両陛下は13日、東京都千代田区の国立劇場で、同劇場の開場50周年を記念した文楽公演「近松名作集」を鑑賞された。  近松門左衛門の名作を特集した公演で、両陛下は客席後方の特別席から第一部「平家女護島」のうち「鬼…

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日米首脳会談、同盟強化で地域安定に貢献を

 安倍晋三首相は米国でトランプ大統領と初の首脳会談を行った。両首脳が日米同盟や経済関係の強化で一致したことを歓迎したい。  「米軍受け入れに感謝」  両首脳による共同声明には「核と通常戦力による米国の軍事力を使った日本防…

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混乱生む反トランプのボイコット Branded as enemies: Anti-Trump business boycotts create confusion for consumers

 この調子でいくと、反トランプ大統領派が組織したボイコット運動に反しないようにするために、自分でバターを作り、ビールを醸造し、靴を作らなければならなくなるかもしれない。  アマゾン、ザッポスで買い物をしてはいけない。ウォ…

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PKO日報めぐる統幕長の発言を戦前の「戦線拡大」とダブらせた朝日

◆「戦闘」に野党が矛先  自衛隊は、戦後初めて開発された戦車を、戦車と言わずに「特車」と呼んだ。1961年に配備された「61式特車」だ。なぜ戦車ではだめかと言うと、憲法は戦力の保持を禁じており、自衛隊は軍隊でないから、「…

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安倍晋三首相とトランプ米大統領の日米首脳…

 安倍晋三首相とトランプ米大統領の日米首脳会談が行われた11日(米国時間10日)は、今年最大の寒波の影響で、昼間でもコートを突き抜ける寒風が吹く日だった。そんな寒さのこたえる中で、小田急小田原線の本厚木駅(神奈川県)前で…

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短期間の民泊を禁止

地球だより  シンガポール国会は2月上旬、短期の民泊禁止法案を可決した。  自宅の一室もしくは全部を旅行者などに貸す場合、宿泊期間は半年以上でなければならないと新法では規定。これを下回る期間の民泊は、都市再開発庁(URA…

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ドゥテルテ大統領、比共産党との和平交渉を中止

NPAの停戦無視で方針転換  ドゥテルテ政権が重要課題と位置付けていたフィリピン共産党との和平実現。昨年8月に交渉再開を実現し、早期の和平合意が期待されていたが、ここに来て急展開を迎え、交渉中止という最悪の事態に陥ってい…

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白々しい金正恩氏「新年の辞」

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 羨むものなし」は大うそ 食糧不足にあえぐ北朝鮮人民  北朝鮮問題を研究する者にとって、最高権力者が毎年1月1日に発表する「新年の辞」の分析は欠かすことのできない作業である。「新年の辞」と…

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「日米蜜月」時代の再到来

個人的信頼を固めた両首脳  安倍晋三首相とトランプ米大統領による10日の首脳会談は、「日米蜜月」時代の再到来を予感させるものとなった。予測不能なトランプ氏の言動が世界に不確実性をもたらしているだけに、首相がトランプ氏と個…

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混乱や厳しい交渉覚悟を

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬みき  トランプ大統領が安倍首相を迎えた様子は、大統領の得意の言葉を用いれば「トリメンダス(途方もない)」な大歓迎ぶりだった。  首脳会議の成功はトランプ氏にも絶対に…

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「日米同盟はアジア平和の礎」

両首脳初会談、閣防衛義務を確認  安倍晋三首相は10日午後(日本時間11日未明)、トランプ米大統領と首脳会談を行った。両首脳は日米同盟や経済関係を強化することで一致。沖縄県・尖閣諸島については、米国の対日防衛義務を定めた…

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