Date archive for 2017
否定される信教の自由、花屋の同性婚拒否は「差別」
米西部ワシントン州の最高裁判所は16日、同性カップルの結婚式に飾る花のアレンジを断ったキリスト教徒の花屋店主の行為は、性的志向に基づく差別を禁じた州法に違反するとの判決を下した。同性愛者の権利拡大が進む米国では近年、伝…
張成沢氏処刑の延長戦
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が毒殺された事件をめぐって「なぜ、今の時期に殺されたのか」という疑問が膨らんでいる。 金正恩委員長は2011年末、最高指導者に就任以来、労働党と軍部の高官130人以上を…
金正男氏暗殺、恐怖政治で権力固める異常さ
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄である金正男氏がマレーシアのクアラルンプール国際空港で殺害された。マレーシア警察は北朝鮮の工作員とみられる女2人を逮捕した。 正恩氏の「指示があった」(韓国の情報機関・国家情報院…
イランは外国人テロリストを養成-反政府組織 Iran growing network to train foreign terrorists, dissident group says
イランの強硬派イスラム政権が国外でのテロ活動を活発化させ、外国人戦闘員の訓練キャンプネットワークを国内十数カ所に設置している。イラン最大の反体制組織が14日、ワシントンでの会見で明らかにした。 イラン抵抗評議会が、訓…
16日亡くなった作曲家の船村徹さんは、東洋…
16日亡くなった作曲家の船村徹さんは、東洋音楽学校(現東京音楽大学)で学んでいた時、親からの仕送りがなく、神田駅前で新聞売りのアルバイトをしたことがある。この時の仲間が後にヒット曲「別れの一本杉」を作詞した故高野公男だ…
目立つ社会人の大学受験
地球だより ブラジルにおいて、日本の大学の統一入試に当たるENEM(全国高等教育試験)の結果が出終わり、試験の点数に応じた入学正否の報告があちらこちらから聞こえるようになった。 今回、高3の知人の娘さんが、ENEMの…
支離滅裂状態の保守陣営、墜落の底見えず
韓国紙セゲイルボ 政界で弾劾危機論が広がっている。朴槿恵大統領側の遅延戦略が成功して、憲法裁判所の李貞美(イジョンミ)裁判官が退任する3月13日まで判断を引き伸ばす可能性もあり、裁判官2人が棄却側に立ったという説も飛び…
急務のエリート養成 日本に欠けた「強きを伸ばす」視点
学力的地盤沈下の恐れ いま各国の大学で、優秀な学生を選別し、その資質をさらに伸ばすための施策が進められている。彼らをチャレンジ精神に溢(あふ)れた国家・社会的なリーダーに養成できることが期待されるからである。その施策と…
「チーム学校」で主体的学びを
討論・意見発表を重視した「主体的・対話的で深い学び」、社会の変化に対応できる子供たちの教育を目指した次期学習指導要領改定案が公表された。 「主体的に課題を見つけ、対話を含めて解決に取り組むことで豊かな思考力を育む」授…
公費購入の政党機関紙「しんぶん赤旗」が突出
兵庫県庁県土整備部、共産党系計64部 兵庫県の庁舎内で公費で購入されている政党機関紙のうち、「しんぶん赤旗」など共産党系機関紙の部数が他紙と比べ極端に多く、偏りがある実態が分かった。同県の政党機関紙の購読部数(出先機関…
各党「教育」の競い合い、「給付」に「無償化」で対抗
民進「5兆円」どう捻出? 少子化、人口減少に伴い教育政策で各党が競い合っている。政府・与党の「給付型奨学金」に野党は「無償化」でアピールしている。教育無償化は憲法論議にもなり、憲法に明記せよと主張する日本維新の会に対し…
7月期限の共産党運動、党勢が減衰
都議選は微妙、共闘を元自民でアピール 日本共産党は第27回党大会の「成功」を宣伝している。大会に出席した3野党1会派代表をインタビューした機関誌「前衛」(3月号)を、機関紙「しんぶん赤旗」(2・2)1面記事で宣伝。党大…
「自由民主」に区議除名、小池新党に劇場を提供
空回りした対立回避策 東京都議選の前哨戦として注目された5日の千代田区長選は、自民党推薦候補の与謝野信氏が小池百合子都知事らが応援する現職・石川雅己区長に惨敗した。得票は3倍以上の大差。都議会のドンと言われた自民党の内…
『伊勢物語』(第6段)に、駆け落ちした…
『伊勢物語』(第6段)に、駆け落ちした男女のうちの女が鬼に食い殺される話が載っている。雷雨の中、2人は都から逃亡するが、川のほとりに1軒の蔵を見つけて入り込んだ。 女を奥に入れて、男は戸口に立って警戒していたが、夜が…
英雄・安重根の受難
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 安重根(アンジュングン)義士(韓国の独立運動家。1909年に前韓国統監の伊藤博文枢密院議長を暗殺)の韓国語と英語の広報ビデオが昨日、オンライン公開された。2月14日は107年前に安…
「米軍再建」目指すトランプ大統領
イスラム圏7カ国からの一時的な入国禁止措置など国内外から批判を浴びるトランプ米大統領の外交・安全保障政策。だが、日本として歓迎すべき分野があることも見落としてはならない。「米軍再建」の取り組みだ。オバマ前政権下の急激な…
両陛下、高松宮殿下の墓参をされる
天皇、皇后両陛下は15日午前、東京都文京区の豊島岡墓地を訪れ、昭和天皇の弟で、1987年2月に薨去(こうきょ)されてから30年となった高松宮殿下の墓にお参りされた。 天皇陛下は墓前に進み、玉串をささげられ深々と拝礼。…
「盧武鉉・ブッシュ」の既視感? 危険な次期政権の対米自主外交
韓国紙セゲイルボ 米外交界では韓国で左派政権が登場すれば、韓国の進歩政権と米国の保守政権が衝突した盧武鉉(ノムヒョン)・ジョージ・ブッシュ大統領時代のデジャブ(既視感)になるという見方が出ている。 盧元大統領は米国を…
異母兄、正男氏の暗殺 中国が切り捨てた可能性
駐欧州の金一族に動揺も 金正男氏の暗殺計画は過去にも何件か報じられたことがある。最初に報道されたのは2004年11月だ。「後継者問題に絡んで反正男グループが正男氏をウィーンで殺害しようとしたが、その情報をキャッチしたオ…
10~12月GDP、自律的な拡大には程遠い
2016年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、実質で前期比0・2%増、年率換算では1・0%増と4四半期連続のプラス成長になった。 しかし、内需の柱である個人消費は相変わらず低迷し、成長をリード…
トランプ氏のNAFTA「微調整」にカナダ首相安堵 Trudeau reassured by Trump after president had previously threatened NAFTA
トランプ大統領は13日、ホワイトハウスを訪問したトルドー・カナダ首相を政治的に擁護する態度を示し、米国の北の隣国カナダとの北米自由貿易協定(NAFTA)の条件を「微調整」するが、メキシコには厳しい条件を突き付けると語っ…
日米首脳会談/安全保障面の合意を高く評価した産経、読売、小紙
◆先行き警戒する朝毎 ハグ・握手19秒、大統領専用機「エアフォースワン」に同乗、別荘中庭の円卓での夕食会――。トランプ米大統領が安倍首相を異例の厚遇で迎え、行われた11日(米国時間10日)の日米首脳会談は、安全保障で日…