Date archive for 2017

PKO5原則、一層の国際貢献へ見直しを

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊が首都ジュバの状況について昨年7月の日報に「戦闘」と記載していた。  野党の批判に対し、稲田朋美防衛相は「国際的な武力紛争の一環としての戦闘行為とは評価で…

続き

石原家を次の標的に定めた小池都知事の「大作戦」を分析した文春

◆参考人招致で対決へ  最近、新聞を開いても、週刊誌を繰っても、テレビをつけても、話題はトランプ米大統領、五輪と市場移転の東京都、そして隣の韓国大統領選の行方ばかりである。ワイドショーは毎日繰り返し報じているので、普段テ…

続き

愛知県・渥美半島から菜の花の便りが届いて…

 愛知県・渥美半島から菜の花の便りが届いている。それは不思議ではないのだが、東京で菜の花が咲いているのを見たという話を聞いた。  知人が作っている家庭菜園の隣人の畑で開花したそうだ。季節外れのタンポポなどは時々見掛けるが…

続き

島々を生んだ国土生み神話

建国記念の日 特集 民俗宗教史家 菅田正昭氏に聞く  きょうは建国記念の日。日本の神話は国土(クニ)生みから始まります。それは島国日本の性格を暗示した伝承でもありました。この伝承にちなんで、島国としての文化的宗教的な特質…

続き

建国記念の日、誇るべき神話時代からの連続

 きょうは「建国記念の日」。筑紫(九州)の日向から東征し大和を平定した初代神武天皇が、畝傍(うねび)山の麓、橿原の宮で即位された日である。  国の礎が定まったこの日を祝うとともに、建国の歴史に思いをはせ、日本の現在と未来…

続き

世界日報は、本日2月11日付号をもって創刊…

 世界日報は、本日2月11日付号をもって創刊1万5000号を迎えた。読者の皆様のご愛読のたまものと感謝申し上げます。  創刊号を世に送り出したのが1975年1月1日。当時は東西冷戦の真っ直中で、その年の4月には南ベトナム…

続き

突如、大統領候補に浮上した黄教安代行

韓国紙セゲイルボ  憲政史の重要な曲がり角を迎えた今日、黄教安(ファンギョアン)大統領権限代行が大統領候補の列に上ったことは訝(いぶか)しい限りだ。  彼は与えられた職分に最善を尽くした公務員であったのだろうが、国民の喜…

続き

厚遇で同盟重視を示す、日米首脳会談でトランプ氏

 トランプ米大統領が英国のメイ首相に次いで安倍晋三首相を公式会談の相手として選んだのは、日米同盟を重視している立場を示す狙いからだ。  スパイサー大統領報道官は、トランプ氏が首脳会談後に安倍首相をフロリダ州の別荘に招待す…

続き

皇太子殿下御夫妻、デンマーク絵画展御鑑賞

 皇太子殿下御夫妻は9日、東京・上野の国立西洋美術館を訪れ、日本とデンマークの外交関係樹立150周年を記念して企画された絵画展「スケーエン デンマークの芸術家村」の開会式に出席された。  式典後は作品を御鑑賞。雅子さまは…

続き

両陛下、三笠宮殿下の墓参される

 天皇、皇后両陛下は9日午前、東京都文京区の豊島岡墓地を訪れ、昨年10月に薨去(こうきょ)された三笠宮親王殿下の墓にお参りされた。  三笠宮殿下の孫の彬子殿下から出迎えを受けた両陛下は、墓前にそれぞれ玉串をささげ、深く拝…

続き

「日本人は完璧」なのか

地球だより  1月下旬、久しぶりにエジプトの映画を見に行った。友人が、駐エジプト日本大使役で出演し、しかも映画の題が「ヤバーニー・アスリー(誠の日本人)」で、「日本人は完璧」との意味合いが込められていると聞いたからだ。エ…

続き

辺野古工事 「唯一の解決策」を急ぎたい

 政府は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設のため、名護市辺野古沖の海上工事に着手した。辺野古移設は在日米軍の抑止力維持と沖縄の基地負担軽減を両立させる唯一の方法だ。着実に工事を進めなければならない。  政府が海上作業…

続き

過激化する「反トランプ」デモ

多数の無政府主義者が扇動  全米に広がる「反トランプ」デモの一部が過激化している。無政府主義を掲げる過激派や左翼活動家がデモに入り込み、扇動していることも明らかになってきた。大統領就任式に合わせて首都ワシントンで行われた…

続き

文氏が大統領に不適任な理由

防衛力解体され北の“人質”に  韓国では選挙戦や候補選びの途中で降板することを「落馬」という。まさに潘基文(パンギムン)前国連事務総長の「不出馬」は落馬というに等しい。一時は世論調査でトップに立ったこともあり、候補擁立に…

続き

外国勢力介入招く「外兵借用」 安保で国論分裂の韓国

サード反対は中国の思うツボ  「月刊朝鮮」(2月号)に黄炳茂(ファンビョンム)国防大名誉教授が「外兵借用の得と失」を寄せており、韓国の安全保障政策での国論分裂を取り上げている。  黄教授は、「韓半島は周辺強国の勢力が交差…

続き

露・NATOの緊張 問われるインテリジェンス

米大統領選に操作関与  2017年の幕開けは、自由でグローバルな国際秩序に対する揺さぶりから始まった。市場の変革のみならず、安全保障、外交政策にかかる国際政治の在り方についてスピーディーな対応を余儀なくされている。各界と…

続き

文章を書く際、文頭は1字空けて段落を作る…

 文章を書く際、文頭は1字空けて段落を作るのが普通だ。だが、そうした書式が最近揺らいでいる、という新聞報道があった。LINE(ライン)やフェイスブックなどインターネット交流サイト(SNS)の普及が原因だと記事は指摘するが…

続き

露がシリアで着々と勢力拡大

内戦終結への道筋見えず  ロシアは2015年9月にシリア内戦へ本格的な介入を開始した。内戦介入に及び腰のオバマ前米政権を尻目に、アサド政権支援に乗り出した格好で、シリアでの基盤構築を着々と進めている。ロシアの支援を受けて…

続き

馬山の涙

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  先日見た写真が今も生々しく頭に残っている。ソル(旧正月)連休の前日に聯合ニュース(韓国の通信社)がアップした「馬山(マサン)港を去る“ゴリアテ”クレーン」の写真だ。馬山港の第4埠頭…

続き

統合と分散がせめぎ合う21世紀

哲学者 小林 道憲 相互依存高まるが対立も 両者を調和する方法工夫を  21世紀の初頭に当たる今日、交通・通信機関の目覚ましい発達と、そのグローバル化とともに、ヒト、モノ、カネ、情報の巨大な流れが国境を越えて激しく流動し…

続き

「ヘル朝鮮」を「ヘブン韓国」に

韓国紙セゲイルボ 扇動と誇張報道は自制を  韓国がいま最も危険な理由は知識権力エリート集団が党派争いに狂奔し、中産層は日々崩れていっているという点だ。もうこれ以上の混乱とデモと扇動と誇張報道は自制されなければならない。 …

続き

改憲項目整理、国会憲法審査会で原案作りを

 通常国会の会期中に日本国憲法施行70周年の節目を迎えるのを前に、各党は憲法改正の具体的な項目について論議を進めている。時代の変化などで法律が改められるように、憲法も必要に応じて改正しなければならない。各党は衆参両院の憲…

続き

慰安婦像、背後に親北団体

韓国・釜山 反日煽り日韓分断狙う 昨年末、釜山日本総領事館に面した歩道に設置された、いわゆる従軍慰安婦を象徴する像の設置や管理をめぐり、親北朝鮮路線の市民団体が中心的役割を担っていることが分かった。韓国の反日世論に便乗し…

続き