Date archive for 12月, 2017

18年度予算案に財政規律の面で危機感欠けると右も左も批判の各紙

◆社保費の伸びは枠内  「将来への不安に応えているか」(読売)、「危機感がなさすぎる」(朝日)、「歯止めなき膨張の危険性」(毎日)、「切り込み不足は否めない」(産経)、「財政規律の緩みが心配な来年度予算」(日経)、「目に…

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ドイツで昨年度、興行収入ナンバーワンの…

 ドイツで昨年度、興行収入ナンバーワンの大ヒット映画は「はじめてのおもてなし」というコメディーだ。来月13日公開される。題名にあるようにドイツ人の家庭がナイジェリア難民の青年を受け入れる話だ。  製作が始まったのは201…

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原爆の子の像、世界に広げたい

核の年の暮に思う  「核」に明け暮れた年だった。  北朝鮮の核・ミサイル開発が急加速し、領導者様の強がり笑いとやせた民衆の心中の嘆きを積んだミサイルが、勝手放題に日本の上空や周辺を飛んだ。  一方、国連で核兵器禁止条約が…

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中東和平へ交渉促す 外相、イスラエル・パレスチナ両首脳と会談

 中東歴訪中の河野太郎外相は25日夜(日本時間26日未明)、パレスチナ自治区ラマラの大統領府でパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談した。河野氏は、イスラエルとパレスチナが共存を図る「2国家解決」への支持を伝えるとともに…

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オウム後継団体、公安当局は監視を強めよ

 公安調査庁は、オウム真理教の後継団体「Aleph(アレフ)」から独立した「山田らの集団」に立ち入り検査を行った。検査では、元代表松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚の写真や、松本死刑囚の説法を録画したDVDなどが多数保管されて…

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沖縄県知事選の前哨戦、来年2月に名護市長選

辺野古移設に影響も、稲嶺進氏と渡具知武豊が一騎打ち  米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沖への移設が争点となる名護市長選が来年2月4日に投開票される。3選を狙う革新系現職の稲嶺進氏(72)と前市議の渡具知武豊(と…

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増えるごみの不法投棄

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  沖縄県内の廃棄物処理業大手「倉敷環境」(沖縄市池原)が県から営業許可を取り消されてから1カ月以上が過ぎた。  県は、同社が組織的に隠蔽しようとした悪質な違反行為があったとみて、昨年…

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減税の公約を守った ‘We got it down’

 トランプ大統領は水曜日(20日)遅く、承認勝利というめったにない瞬間に浸っていた。クリスマスの前にやって来るだろうと約束した「大型の、素晴らしい減税」法制定の約束を、彼がついに、果たしたからである。  いわゆる「抵抗勢…

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JR西日本の新幹線の台車に亀裂が入るなど…

 JR西日本の新幹線の台車に亀裂が入るなど度重なる輸送障害の背景について、石井啓一国土交通相は「設備の老朽化、複雑化に加え、現場要員の高齢化や若手技術者の不足など構造的な問題も考えられる」と指摘した。  その通りだが、ど…

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正恩氏にまた“消える”予言

地球だより  こちらでも年末恒例の「今年の10大ニュース」がマスコミ各社から発表され、断トツ1位は「国政介入事件による朴槿恵大統領の弾劾・罷免」だったが、記者が多少の私情を込めて選んだ「朝鮮半島10大ニュース」の1位は「…

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朝鮮半島2017年回顧 韓国左傾化、止まらぬ北の核暴走

かつてない安保リスク 日本の「北朝鮮嫌悪」強まる  2017年も朝鮮半島は激動の年だった。韓国では朴槿恵大統領の弾劾・罷免に伴い9年ぶりに左派政権が誕生し、北朝鮮では水爆とみられる核実験や各種弾道ミサイル発射など武力挑発…

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【パトリオットTV ラジオ:5】「ソ連機が飛来、その時自衛隊機は?!」永岩俊道氏が語るベレンコ中尉亡命事件の実相

 1976年9月6日、日本領空に侵入したソ連機ミグ25が函館空港に強制着陸した。ベレンコ中尉亡命事件である。当時、スクランブルで空に上がった永岩俊道氏ら2機の自衛隊機F4ファントムはミグの機影を捉えることが出来ず侵入を許…

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震災の風化を防ぐ防災教育

拓殖大学地方政治行政研究所附属防災教育研究センター副センター長 濱口 和久 要注意のハザードマップ 津波に対する正しい認識を  現在の大学生以下の日本人にとって、大正12(1923)年9月1日に起きた関東大正地震(関東大…

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対北制裁強化、発展には核放棄が不可欠だ

 国連安全保障理事会は北朝鮮への石油精製品の輸出の制限や、海外で働く北朝鮮労働者の送還などを盛り込んだ新たな制裁決議を中国、ロシアを含む全会一致で採択した。 ICBM発射受けた措置  制裁決議は北朝鮮が先月末、新型のIC…

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哲学ある男女平等政策を 大泉氏

元厚生省児童家庭局企画課長、元衆議院議員 大泉博子 哲学ある男女平等政策を  1990年代から2000年初頭にかけて盛り上がりを見せた「男女共同参画」への取り組みは、今や完全に下火になっている。それは男女共同参画が、社会…

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エゾシカの肉を有効活用、ピザやワンタン作って試食

エゾシカの肉を有効活用、ピザやワンタン作って試食

NPO法人エゾシカネットが子供料理教室開く  北海道にのみに生息するエゾシカ。高い繁殖力から生息域を拡大し、北海道内ではエゾシカによる農作物や森林などへの被害が相当数報告されている。北海道は個体数の管理を進めているが、被…

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死を等閑視してきたツケ?

 先日、本紙12月17日付『ビューポイント』を読んで驚いた。日本人の平均寿命が50歳を超えたのは、なんと第2次大戦直後の1947年になってからで、江戸時代の中期から後期にかけては30歳代、明治になって40歳代になったが昭…

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太陽黒点数減少から予測される地球寒冷化に警鐘鳴らす産経コラム

◆覆されたエネ予測  年末に「予測」について考えてみる。この時期、来年はこうなる、といった予測がメディアをにぎわせている。だが、予測の根拠とされる要因が変化すれば、逆の結果がもたらされる。つまり予測は外れる。  今年の政…

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今年は「森友・加計(モリ・カケ)」問題で…

 今年は「森友・加計(モリ・カケ)」問題で安倍晋三首相の介入疑惑を言い立てる報道が続いたが、空騒ぎに終わった。北朝鮮による国難に直面しても、ノーテンキに証拠も示せないまま「安倍たたき」に狂奔したメディアには、国民の方が愛…

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失われた大統領の道徳的権威

米コラムニスト マイケル・ガーソン 見るべき実績のない1年 蔑ろにされる真実  このところペンス副大統領の閣議でのへつらうような態度が目立つ。「1年を通してこの国を復活させるための政治課題に理解を示していただいたことに感…

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「聖誕」の奇跡“信じる”減少

米調査、宗教的な傾向弱まる  米国人の過半数は、イエス・キリストの「聖誕」にまつわる逸話を事実だと思っているが、その数は減少していることが、米調査機関ピュー・リサーチ・センターのクリスマスに関する調査で明らかになった。 …

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田舎暮らしを考えてみる

沖縄大学教授 宮城 能彦 精神的余裕ない都会人 東京一極集中見直すべき時  調査や学会などで、いわゆる「田舎」に行くことが多い。そこでいつも感じることは田舎の人たちの親切さと勤勉さである。  調査をさせてもらっている私が…

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「社会の分断」助長する報道

 「多様性の尊重」を説きながら、自らの考えに沿わない主張や保守派の価値観に対しては、レッテル貼りして非難する――。米リベラルメディアには、こうした批判が根強くある。  保守系雑誌「ニュー・アメリカン」のウィリアム・ジャス…

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