Date archive for 12月, 2017
のぞみ亀裂、JR西は安全意識高めよ
JR西日本の新幹線の台車で見つかった亀裂は、長さが44㌢で台車の枠の3分の2に達していた。走行中に破断していれば大事故となった可能性がある。 事故の教訓生かされず 台車枠は鋼材製で、断面が幅16㌢、高さ17㌢のほぼ正…
「赤旗」購入部数に偏り 埼玉県庁、見直しへ
全国の地方自治体で公費購入されている政党機関紙の部数に著しい偏りがあることが指摘されている。日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」の部数が、全227部中99部と突出している埼玉県ではこのほど、企画財政委員会でこの問題が取り上…
「凍身政策」には呆れるが原発製造躍起の中国の実態つくべきNW日本版
◆凍える北部中国人民 一部の全国紙にも出ていたが、今冬、中国北部の住民たちは、暖房が使えず凍えながらの生活を余儀なくされているという。ニューズウィーク日本版(12月19日号)の「中国の大気改善のため暖房なしの厳寒に耐え…
JR西日本が東海道・山陽新幹線の「のぞみ」…
JR西日本が東海道・山陽新幹線の「のぞみ」で台車に亀裂が入ったまま運行を続けたトラブルを受け、JR西担当者が「非破壊検査の対象拡充を検討する」という趣旨の発言をしている。 「非破壊検査」は、文字通り対象を破壊すること…
祈りが秘める精神的回復力
メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄 人生を支える基軸に 魂の呼吸かつ自然の良薬 昨今のメカ化社会の中で人々は、「祈る」ことを忘れ去っている気がしてならない。改めて「祈り」に秘められた恩寵(おんちょう)について考えて…
トランプ政権、戦場での権限を強化
トランプ政権は、戦場の軍指揮官らの権限を強化する新政策を、就任1年目の重要実績の一つと考えている。米政府高官は「大統領の最大の実績は、軍に戦わせるようにしたことだ」と指摘。「武力の行使には多くの制限があり、さまざまな面…
新聞以上に偏向著しいTV
トランプVSリベラル・メディア(4) 日本のテレビは放送法によって「政治的公平」や「意見が対立している問題は多くの角度から報じる」ことが義務付けられている。これに違反すると、放送免許取り消し処分が検討されることもある。…
18年度予算案、重点政策もっとメリハリを
2018年度予算案が閣議決定された。一般会計総額97兆7128億円と、6年連続で過去最大を更新した。 予算案の目玉は、安倍晋三首相が「国難突破」へ向け掲げた安全保障対策の強化と「人づくり革命」「生産性革命」の実現政策…
「祝意に深く感謝」 天皇陛下、84歳誕生日
一般参賀に平成最多の5万人集まる 天皇陛下の84歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われ、陛下は「晴れ渡った空の下、誕生日に当たり、皆さんの祝意に深く感謝いたします」と述べられた。 陛下の御退位が2019年4月…
ウォーターゲート事件へのノスタルジーを駆り立てる反トランプ勢力 Trump critics bring Watergate nostalgia back into vogue
1973年に開かれたウォーターゲート事件をめぐる上院の公聴会を見逃したとしても、心配はいらない。共和党の大統領を失脚させたこのスキャンダルに対するノスタルジーの波が、反トランプ勢力を包み込んでいる。彼らはトランプ政権を…
反基地活動批判の「ニュース女子」を「倫理違反」としたBPOの偏向度
◆反対運動の実態報道 メディア、とりわけ一部の新聞・テレビの偏向報道が表面化し、その信頼性が問われた1年だった。今年の春から、いわゆる「森友・加計」(モリ・カケ)問題で安倍晋三首相の介入疑惑を指摘する報道が続いたが、結…
「街といふ街行けばクリスマスカロル」(今井…
「街といふ街行けばクリスマスカロル」(今井千鶴子)。きょうはクリスマス・イブ。毎年この時期はクリスマス・ソングが街を埋め尽くす。そのお祭り騒ぎと歳末の商戦が年の瀬を強く意識させる時期でもある。 ところが、それが過ぎる…
信頼低下、民主主義の危機
トランプVSリベラル・メディア(3) 昨年7月に米中西部オハイオ州クリーブランドで開かれた共和党全国大会は華やかに演出され、トランプ氏が正式な党の大統領候補に指名された。 その会場となったクイッケン・ローンズ・アリー…
「赤旗」で3中総報告 共闘と比例票の二兎追う
立憲民主躍進の影に共産? 日本共産党は衆院選挙を総括する第3回中央委員会総会(3中総)を2~3日に開き、志位和夫委員長による幹部会報告、結語などを同党機関紙「しんぶん赤旗」3日付、4日付に掲載した。 主見出しは「共闘…
総選挙後の「社会民主」 合流待望?立憲に秋波
政党要件を割った得票率 旧社会党を継承した伝統政党ながら、社民党は政党要件の確保が微妙になった。10月に行われた衆院選の比例区得票率は1・69%で、政党要件の2%を割った。もう一つの要件は国会議員数5人以上だが、2議席…
「民進の出直し」 遭難した党組織で議論百出
参院不要論跳ね返す存在に 党の衆院側が公認を出さない選挙で、希望の党、立憲民主党、無所属と3分裂した民進党。衆院選後の前原誠司代表辞任・離党、またもや代表選というお家騒動が続き、11月に機関紙「民進プレス」は発行されな…
座間9遺体事件に思う なぜ救えなかった若い命
孤独な人に仏を装う鬼 講談社の「週刊現代」(11・18号)に恐ろしい記事が載っていた。「私を愛した殺人鬼」のタイトルで、取材を受けたのは南関東在住の女性介護士(21)だった。人々を驚愕させた座間市9人バラバラ殺人事件の…
米国家安保戦略 「力による平和」の徹底図れ
トランプ米大統領は政権初となる「国家安全保障戦略」(NSS)を発表した。 前回の策定はオバマ政権時代の2015年だった。軍事力に依存し過ぎずに国際協調主義を強調したオバマ政権とは違い、トランプ政権のNSSは米国の「死…
退位の日まで「務め果たす」 天皇陛下、84歳に
皇位継承に向けた準備を共に 天皇陛下は23日、84歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち、皇居・宮殿「石橋の間」で記者会見。2019年4月30日の退位が決まり、「残された日々、象徴としての務めを果たしながら、次の時代への…
25年間凍結の受精卵から赤ちゃん誕生 Baby delivered with longest-frozen embryo
命が受胎で始まるとするなら、テネシー州東部で先月生まれた赤ちゃんは24歳半だ。出産に成功した受精卵の中で最も長期間、冷凍されていたことになる。 生まれたばかりのエマ・ウレン・ギブソンちゃんは、20年以上前の体外受精を…
師走の京都から、旅心を掻(か)き立てられる…
師走の京都から、旅心を掻(か)き立てられるニュース。三十三間堂の千体千手観音立像(国重要文化財)の約45年にわたる修理が終わり、1001体の仏像のうち最後の9体が搬入された。1年半前に訪れた時は、やや薄暗いお堂の中で金…
日韓友好への道 「朝鮮通信使」の役割果たす
ASIA文化経済振興院理事長 姜 星財氏に聞く 歴史・領土問題をはじめ難しい課題を抱えた日本と韓国。その両国を舞台に、四半世紀前から文化人、芸術家、経済人、そして青少年を中心にした民間交流に尽力する韓国人がいる。社団法…
土地めぐる二流ドラマ
地球だより タイではこのほど、財務省による土地公示価格が発表された。 この公示価格はあくまで課税額を算出するためのベースになるもので、実勢価格とは異なるもののタイのどこが、経済的に加熱しているのか一目瞭然で興味深い。…