Date archive for 2016

習近平氏の「台湾併合」野望懸念

台湾に吹いた蔡英文旋風(中) 東アジアの自由と安保を左右  中台統一は中国の悲願だ。福建省で17年間、勤務した経験があり台湾専門家を自負する習近平国家主席にとっても、台湾問題は自らの政治生命を決定しかねない重要事項だ。少…

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台中接近から日米台連携へ 台湾総統・立法院選が示すもの

国民党支配からの決別選んだ民意 平成国際大学教授 浅野 和生  1980年米大統領選挙でのレーガンの勝利を彷彿(ほうふつ)とさせる「蔡英文の地滑り的勝利」であった。去る1月16日の、台湾における総統(大統領)と立法院(国…

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難民のソーシャルメディア審査へ/U.S. screening refugees’ social media accounts

 国土安全保障省の局長によると、同省は、イラク人とシリア人難民申請者のソーシャルメディアアカウントの審査を試みようとしている。移民当局者らが、外国人戦闘員がサイバー空間に残した痕跡から移民の目的を探ることができる可能性が…

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緊急事態条項「憲法に必要」90%あった阪神大震災後の95年読売調査

◆21年経た地元紙社説  阪神・淡路大震災から17日で21年を経た。震災が残した教訓の中で次の二つが印象的だった。ひとつは初動態勢の遅れで被害を広げたこと、もうひとつは地域の助け合いで犠牲を最小限に抑えたことだ。地元、神…

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緊急事態条項、独裁防ぐために法整備が必要

 民主党の岡田克也代表はテレビ番組で、自民党の憲法改正草案に盛り込まれている緊急事態条項について、ナチスが政権獲得過程で利用したのと同様な条項であり、「恐ろしい話」と非難した。一知半解の議論である。 政治の怠慢でナチス台…

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スキーツアーバスの転落大事故で亡くなった…

 スキーツアーバスの転落大事故で亡くなった乗客12人は、全員が19歳から22歳までの学生である。就職や留学が決まったこと、将来の希望や夢などを語った一人ひとりの笑顔の写真を掲載した記事をながめていると、いたたまれない沈痛…

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各地で追悼、「あの日」の記憶を心に刻む

阪神淡路大震災21年、静かな祈り、東北と交流も  死者6434人、負傷者4万3792人(兵庫県発表)を出した1995年1月の阪神大震災は17日、発生から21年を迎えた。県内ではさまざまな追悼行事が開催され、犠牲者の冥福を…

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不審なドローン捕獲、「迎撃ドローン」初披露

東京マラソン前に警視庁が東京都江東区でテロ対策の訓練  来月の東京マラソンを前に、警視庁は17日、東京都江東区でテロ対策の訓練を行った。昨年12月に導入された「迎撃ドローン」を初めて公開の訓練で披露。不審な小型無人機(ド…

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新年はこれからだ、伝統の祭り「マランカ」

ウクライナのクラスノイルスク村で  14日、ウクライナ西部の村クラスノイルスクで行われた伝統の新年を祝う行進。  この地方では、グレゴリオ暦ではなく今も古いユリウス暦で新年を祝う祭り「マランカ」が残っており、14日からが…

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教育環境のIT化どこまで

「デジタル教科書」にみる実情  社会の情報化が急速度に進む中、教育現場でもそれにどう対応するかが大きな課題となっている。政府は、平成25年6月の「世界最先端IT国家創造宣言」(26年6月全面改訂)で、世界最高水準のIT利…

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子供の貧困と学力の関係は? 生活保護受給層で低い進学率

◆ きょういく Q&A ◆  Q ニュースで「子供の貧困」がよく取り上げられていますが、実態は。  A まず貧困率について簡単に説明しましょう。世帯収入をもとに、国民一人ひとりの所得を計算し、その中央値の半分(貧困線)に…

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当初、モルディブで嫌われた日本の防波堤

モルディブの環境問題と日本 駐日モルディブ共和国全権大使 アハメド・カリール氏に聞く  21世紀はインド洋の世紀といわれるが、そのセンターに位置するモルディブの地政学的重要性は論を待たない。そのモルディブと日本の関係は結…

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揺れだした共通の価値観 分裂の危機に瀕するEU

難民殺到で加盟国に亀裂  欧州連合(EU)は創設以来、紆余(うよ)曲折を経ながらも拡大してきた。創設当初6カ国時代から現在28カ国に拡大し、加盟を希望する候補国はブリュッセルのEU本部前で列をなしている。ところが、北アフ…

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少年法適用年齢引下げの是非

一般社団法人教育問題国民会議理事長・弁護士 秋山 昭八 「国法上の統一性」は疑問 現行法の「20歳」を踏まえよ  9月10日、自民党の成年年齢に関する特命委員会が取りまとめた提言では、公職選挙法の選挙年齢が18歳以上とさ…

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日本の特産物お取り寄せ

地球だより  伊勢丹シンガポール店は通販サイトで、日本の農水産などの特産物をシンガポールの消費者に届ける「お取り寄せ」サービスを始めた。日本の名品第1弾として白羽の矢が立ったのは、福岡県産のイチゴ「あまおう」だ。  ヤマ…

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台湾に吹いた蔡英文旋風、中・米とも織り込み済み

台湾に吹いた蔡英文旋風(上) 平和担保の覚悟問われる日本  台湾のトップを決める総統選は、民主進歩党の蔡英文主席が国民党の朱立倫主席の倍近い票を獲得し圧勝。立法院(国会、定数113)選でも、民進党が現有40議席から68議…

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北朝鮮・金第1書記の兄、正哲氏 後継決定期、音楽に耽溺

 北朝鮮の最高指導者・金正恩第1書記が父・金正日総書記の後継者に決まった時期を前後した約2年間、兄の正哲氏が英国の有名ギタリスト、エリック・クラプトンの関連グッズを大量に注文していたことが17日、本紙が入手した北朝鮮の内…

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台湾次期総統、対中傾斜是正へ戦略再構築を

 台湾の総統選挙で台湾独立を志向する最大野党・民主進歩党の蔡英文主席が、中国との融和路線を唱える与党・国民党の朱立倫主席を大差で破って勝利した。  女性総統の誕生は台湾史上初めてだ。蔡主席は4年前に敗れた雪辱を果たした。…

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「子ども食堂」の広がり

 「子ども食堂」が各地に広がっている。貧困や親の病気などさまざまな事情で十分な食事ができなかったり、1人で夕食を食べている子供たちのために、月に数回、地域の人々がボランティアで食材と食事の場を提供する。  こうした場が全…

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水産資源存続に対する危機感の高まりを、日本のせいにするアエラ

◆「判決」の内容を誤解  アエラ1月18日号の「捕鯨再開でマグロ漁に飛び火? マグロが食卓から消える」は、今日、水産資源の持続的可能性を目指す国際社会の中で、「日本に対する海外の眼差しが年々厳しさを増している」という内容…

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台湾の台北市に2年ほど前に行った時、印象的…

 台湾の台北市に2年ほど前に行った時、印象的だったのは、ホテルスタッフのきびきびした対応ぶり。若い、末端のスタッフまで、客の心をつかむ対し方が身に付いていた。  ホテルだけではなく、市中のデパートからチェーン店のコンビニ…

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新潟市で小正月の縁起物「繭玉飾り」各所に

五穀豊穣や商売繁盛、無病息災を祈る  新潟市で、小正月に五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛、無病息災を祈る縁起物として「繭玉」と呼ばれる装飾品が各所に飾られ、市民や観光客の目を楽しませている。  繭玉は米粉を型に入れて焼い…

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「元気な福島の姿を世界に発信したい」

原発避難区域の和太鼓団体、米公演へネット募金  東京電力福島第1原発事故で住民の避難が続く福島県川俣町山木屋地区の和太鼓演奏団体が、3月に米ミシガン州での海外公演を実現させようと、インターネットで寄付金を募っている。会長…

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