Date archive for 2月, 2016
アップル社とFBIの攻防
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき テロ捜査に暗号化の壁 日用ハイテク品に潜む脅威 「アップル社の製品をボイコットしろ!」。共和党大統領候補のドナルド・トランプがアップル社対アメリカ連邦捜査局…
皇太子殿下56歳迎らえれる
平和の尊さ、福島の復興に思い 皇太子殿下は23日、56歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち東宮御所で記者会見し、戦後70年の節目だった昨年は、改めて戦争の悲惨さと平和の尊さを考える機会になったとし、「歴史の教訓に学び、…
北朝鮮 対韓テロ・工作 激化の兆候
北朝鮮が韓国担当部署の責任者に相次ぎ超強硬派を抜擢(ばってき)し、テロや工作で韓国に攻勢を掛けてくる可能性が高まっている。実際にサイバーテロの兆候も確認されているといい、韓国政府は警戒を強めている。(ソウル・上田勇実)…
米国のシリア政策の混乱が危機招いた-トルコ Turkey blames Obama’s muddled Syria policy for fueling its security crisis
米トルコ関係はすでに悪化していたが、アンカラ中心部で今週起きたテロ事件を受けて、両国の緊張はさらに高まった。トルコの指導者らは、シリアでの米国のあいまいな方針が、トルコ国内の安全をいっそう損ねていると主張した。 トル…
神聖な富士山の姿を後世に残したい
世界文化遺産である富士山の環境や景観をいかに守るかが課題となっている。 きょう2月23日を、地元の山梨県や静岡県などは「富士山の日」としている。日本のシンボルである富士山に思いを寄せる一日としたい。 政府が報告書を提…
慰安婦問題に国連で朝日捏造誤報の政府説明を正確に報じない朝日
◆手のひら返した朝日 「目が点になる」と産経抄(同紙1面コラム=20日付)は言っている。目が点になるとは驚きあきれ、呆然とすることを指すが、産経抄ならずとも目が点になったはずだ。 ジュネーブで16日に開かれた国連の女…
自画自賛の批判を恐れずに書く。小紙は題字の…
自画自賛の批判を恐れずに書く。小紙は題字の通り国際報道に特色を持つ日刊紙である。中でも韓国と北朝鮮に関する報道や論調は際立ち、この分野の専門家やメディア関係者らの継続的な注目を得ている。 つい最近のことでは、警視庁公…
縄文人の精神性を探る 文化の基層にある「再生」思考
考古学者 大島直行氏に聞く 世界でも類例のない日本の縄文遺跡群を世界文化遺産に登録しようという動きが北海道・北東北地方を中心に活発になっている。その一方で、約1万年の長期にわたって一つの時代を形成したといわれる縄文時代…
“空を飛ぶ法王”意外な顔 故ヨハネ・パウロ2世、既婚女性と懇意
多数の書簡と写真発見 “空を飛ぶ法王”と呼ばれ、在位中、世界を駆け巡った故ヨハネ・パウロ2世(在位1978年10月~2005年4月)は生前、母国ポーランド出身で米国居住の哲学者の既婚女性と懇意な関係であった。それを裏付…
保育士の魅力発信しよう、渋谷で「おしごと応援フェスタ」
保育士の離職率の高さや待機児童など、保育の現場で「保育士不足」が深刻化する中、東京都は今月14日、東京・渋谷のヒカリエホールで、保育の仕事の魅力を発信するイベント「保育のお仕事応援フェスタ2016」を開催した。保育所な…
強盗にも礼儀あり
地球だより ラオスでは隣国タイのテレビ放送を見る人が多い。ラオス語とタイ語はそれほど違いがなく、国境メコン川を越えて飛び込んで来る越境電波にチャンネルを合わせるだけで無料で楽しむことができる。チャンネル数の少ないラオス…
幼児への読み聞かせ効果は? 想像力育て読書の興味高める
◆ きょういく Q&A ◆ Q 読み聞かせって、どういうこと? A 主に乳幼児期から小学生の子供に対して、話し手が絵本などを見せながら音読することです。子供は、絵本などのおはなしを聞くことが大好きですし、耳からどんど…
太平洋での日比提携の可能性
東洋学園大学教授 櫻田 淳 国際安全保障の枠組みに 画期的な天皇皇后両陛下行幸 過刻の天皇皇后両陛下のフィリピン行幸は、日本と東南アジア諸国との関係を紡ぐ上で画期的な意義を持つものであった。 就中、天皇陛下が歓迎晩餐…
「シールズ琉球」の実態、共産党系民青幹部が影響力
「辺野古移設」反対活動を再開 安保法廃止などをラップ調のリズムに乗って呼び掛ける若者グループ「SEALDs」(シールズ:自由と民主主義のための学生緊急行動)の沖縄の組織「シールズ琉球」が、米軍普天間基地の「辺野古移設」…
男の育児休暇
育児休暇取得を訴えた国会議員の女性問題がニュースになっている。政治家が育休を取ることの是非はともかく、子を大切にするイクメンどころか正反対だったのだから、非難は免れない。もちろん今回の件と育児休暇の問題は直接には関係な…
石炭火力新設、電力の安定供給に必要だ
石炭火力発電所の新設について、地球温暖化防止の観点から否定的だった環境省が、一転して容認することを決めた。化石燃料に頼るのは時代に逆行するようだが、あらゆる手段を尽くし、電力の安定供給と二酸化炭素(CO2)排出削減目標…
朝日鼎談で仏の「非嫡出子が半分」を評価する自民・野田氏の不見識
◆“売れる素材”放さず 週刊文春が2月18日号で宮崎謙介衆院議員(当時)の「ゲス不倫」を暴いて、辞職に追い込んだが、それだけで済むとは誰も思っていなかった。会見で宮崎氏は他にも女性問題があったことを認めていたからだ。予…
冬の季語の一つに「冴ゆ」がある。寒さが…
冬の季語の一つに「冴ゆ」がある。寒さが厳しく、空気が澄み渡る状況を指している。 今冬、東京地方で「冴ゆ」というほどの寒さ、凍り付く空気を感じたのは、1月下旬になってからだった。6㌢ほどの積雪があった翌日、荒川の土手に…
フィリピンのMILF和平 現政権下での実現、絶望的に
下院で「基本法案」可決できず フィリピン南部を拠点とする国内最大のイスラム反政府勢力、モロ・イスラム解放戦線(MILF)と政府が進めていた和平プロセスで、下院議会で審議されていたバンサモロ基本法案の可決が、次期政権に持…
ユダヤ系諜報活動の源流
獨協大学教授 佐藤 唯行 無敵艦隊迎撃にも貢献 英を拠点に貿易ネットワーク 多言語を駆使し、国際的な同族ネットワークを保持するユダヤ系はスパイとしては理想的な存在で、昔から諜報活動の分野で多くのスター・プレーヤーを輩出…
「腸に春滴るや粥の味」(夏目漱石)…
「腸に春滴るや粥の味」(夏目漱石)。今でも国民的な人気を誇る明治の文豪・夏目漱石は、多くの俳句を作ったことでも知られている。その数約2600句。友人だった俳人の正岡子規にも評価された。 きょうは「漱石の日」。明治44…
ウクライナ、政治危機からの脱却急げ
ウクライナではこのほど、連立を組む親欧州連合(EU)派の与党4党のうち、欧州型の制度改革を訴える自助党と、前政権を崩壊させたデモを主導した「ティモシェンコ連合(祖国)」が相次いで連立から離脱した。 親EU派の連立崩壊 …
「朝日」で憲法に触れず法律つくれば「同性婚」できるとAKBに説く学者
◆若者層をターゲット 今年夏の参院選から選挙権年齢が「18歳以上」になることから、憲法や政治についての若者向け入門書の出版が相次いでいる。中には、アイドルグループ「AKB48」のメンバーと政治家や専門家を対談させて発売…