国際 rss

トランプ米大統領退任へ

既成概念崩し歴史的実績 議事堂襲撃事件が汚点に  過激な発言などで物議を醸したトランプ米大統領が20日、退任し、バイデン次期大統領の就任式が、首都ワシントンで行われる。6日に起きた支持者による連邦議事堂襲撃事件によって、…

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反政権指導者拘束、プーチン政権は即時釈放せよ

 ロシアの反政権指導者であり、昨年毒殺未遂に遭ったアレクセイ・ナワリヌイ氏が療養先のドイツから空路帰国したところを、待ち構えていた治安当局に拘束された。支持率低下に直面するプーチン政権が、9月の下院選を前に、同氏の活動を…

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マンチン上院議員が政党のくら替えをすべき理由 Why Sen. Joe Manchin should switch parties

 仮に、ウェストバージニア州のジョー・マンチン上院議員が、彼が主張するように、仲間の民主党員の極左のアジェンダに反対しているならば、彼が所属政党のくら替えをして、共和党員になる方法以外により良いやり方はないであろう。  …

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炎上した恋愛型AIー韓国から

地球だより  いつでも気軽に会話でき、ちょっとした恋人同士の気分に浸れたらさぞ楽しいだろう―。韓国で昨年末に市販された人工知能(AI)チャットボット(自動対話システム)「イルダ」は、そんな男心をくすぐる仕掛けになっていた…

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刑確定の朴槿恵前大統領と李明博元大統領 赦免めぐり 韓国大揺れ

文政権、選挙に利用か  韓国で朴槿恵前大統領と李明博元大統領の赦免問題が年明けから急浮上している。支持率が低迷する文在寅大統領が来年3月の次期大統領選で左派を再び勝利させるため、カードとして利用するのではないかとの見方が…

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ギングリッチ氏(UPI)

SNS排除は言論封殺

ギングリッチ元米下院議長 保守系の新メディア創設を  ニュート・ギングリッチ元米下院議長は、ツイッターなど巨大IT企業がトランプ大統領や保守系メディアを締め出していることを受け、保守系紙ワシントン・タイムズへの寄稿で、「…

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バイデン次期米政権人事の葛藤

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 多様性を反映、経験も豊富 ランプ支持者が嫌悪する集団  今月20日の米新政権発足に向け、次期大統領ジョー・バイデンは次々と人事を発表している。経験豊かで能力の高い…

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パレスチナ 7月議長選を発表

ハマスも歓迎  パレスチナ自治政府のアッバス議長は15日、評議会(議会)選を5月22日に、議長選を7月31日に実施するとした議長令を発表した。パレスチナ解放機構(PLO)の公式通信社、パレスチナ通信(WAFA)が同日、報…

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海外指導者が米ソーシャルメディアの言論封じ込めを憂慮 Global leaders of all stripes alarmed at social media silencing

 米国のソーシャルメディア大手がトランプ大統領をプラットフォームから排除したことに、世界の指導者たちから非難の声が上がっている。トランプ氏に対する個人的見解にかかわらず、ツイッターやフェイスブックなど米国の「ビックテク」…

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北朝鮮党大会 強硬路線で問題は解決しない

 北朝鮮で約5年ぶりとなる朝鮮労働党大会が開かれ、金正恩氏は核武装路線の継続を強調し、米国や韓国に対する強硬姿勢を鮮明にさせた。だが、北朝鮮が周辺国を揺さぶっても国際社会による対北経済制裁を緩和させる保証があるわけではな…

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有権者になる韓国「Z世代」

真正性と公正性を重要視  この欄で韓国の世代論を幾つか取り上げたが、何かにつけ流行や世界の流れに敏感で行動が早い韓国で、今や「Z世代」が論じられている。新東亜(1月号)で『Z世代はそんなのではなく』の著者・高スンヨン氏が…

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李明博・朴槿恵「赦免」論の背景

「国民の統合」と「品格」のため 与党代表が口火、野党にも同調者  韓国の朴槿恵(パククネ)前大統領の3年9カ月にわたる裁判が終結した。「国政壟断(ろうだん)」で朴被告は懲役15年と罰金180億ウォン、他の容疑で懲役5年を…

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議事堂襲撃受け保守派排除の動き ’Progressive purge’: Conservatives decry blacklisting of non-woke speech, figures

 ツイッターからトランプ大統領が排除されたが、連邦議会議事堂襲撃をめぐって公の場からトランプ氏を排除する動きが加速すれば、政治的パージだと考える保守派の反発を招く危険性がある。  襲撃から1週間で、米大企業十数社が、大統…

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伝統の民族精神「シス」ーフィンランドから

地球だより  サンナ・マリン首相が新年のメッセージで称賛したフィンランドの伝統的民族精神を表す「シス」は、たびたびフィンランドの文化として語られてきた。「シス」とは、極端な逆境に直面した時の並外れた決意であり、成功する可…

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ロシア 国産ワクチンへの消えない不安

 ロシアで新型コロナウイルスに対する「世界初」の国産ワクチンの接種が進められているが、その安全性に対する国民の不信と不安は根強い。18日から全国民を対象にした大規模接種を行うことが決まったが、その背景には政治的意図も見え…

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金正恩氏の思惑 妹降格「米朝決裂の引責」

金正恩氏の思惑 北朝鮮第8回党大会(上) 金正恩氏の思惑 北朝鮮第8回党大会(下) 中国の支援で持久戦覚悟か  党大会では幹部の人事も発表されたが、最も関心を引いたのは正恩氏の妹・与正氏の降格だ。党の最高幹部は約30人い…

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香港情勢、決して許されぬ「一国一制度」

 香港では、高度な自治を保障した「一国二制度」が中国によって骨抜きにされ、自由と民主主義が踏みにじられる事態が続いている。  国際公約でもある一国二制度をないがしろにすることは決して許されない。  民主派53人の逮捕強行…

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中国ワクチン不要とは言えない現実ーブラジルから

地球だより  最近、街で出会う人に「新型コロナウイルスのワクチンを受けるつもりは」と質問することが記者の日課となっている。もちろん、ブラジルは感染拡大「第2波」の只中(ただなか)であり、質問をする相手は限られる。医療崩壊…

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借金投資ブーム

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  投資と投機の違いは何か。私が行えば“投資”で、他人がすれば“投機”なのか。両方とも違う。ノーベル賞受賞者で近代経済学の父と呼ばれるポール・サミュエルソンは「まともな投資は、芝生が育…

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米次期政権 気候問題を外交の中心に

 バイデン次期米大統領は、新設する気候変動問題の大統領特使に上院議員時代からの盟友、ジョン・ケリー元国務長官を充てる。気候変動を国家安全保障や外交政策の中心に据える意思を示した人事だが、同盟国との連携を強めて中国に対峙(…

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ワクチン開発で影響力拡大狙う露

ロシア研究家 乾 一宇 世界に先駆けて接種開始 英製薬大手と共同治験実施も  ワクチンには感染症の発症や重症化を予防する効果がある。昨年末、欧米で相次いで新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。その皮切りはロシアであ…

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「3年前の春」の日は、もうこない 対北朝鮮外交の再整備を

韓国紙セゲイルボ  北朝鮮は朝鮮労働党の第8回党大会で米国に一方的に前向きな対北政策を要求しながら、非核化には言及さえしなかった。今月20日に発足するジョー・バイデン米新政権が、どんな対応をとるかで韓半島情勢はもう一度揺…

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金正恩氏の思惑、「核」連呼で国内引き締め

金正恩氏の思惑 北朝鮮第8回党大会(上) 金正恩氏の思惑 北朝鮮第8回党大会(下) 米韓揺さぶりも道筋見えず  北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は5日から12日まで開催した第8回党大会で、経済計画の未達成を認める一方、核兵…

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