国際
米州議会の「東海表記」決議案、総領事への感謝状にすぎず
韓国紙セゲイルボ 「米ジョージア州上院、東海併記決議案全員一致通過」―。先月29日午前、韓国に伝えられたニュースだ。安倍晋三首相の靖国神社参拝などで韓国民の感情が激高していた時に伝えられた“恵みの雨”のような便りだった…
「最も奇妙な国」インド
地球だより 学生時代の友人が、世界旅行をした際、最も奇妙な国として印象深かった国はインドだと語っていたが、今回訪ねてみて、友人の言葉の真実性の一端を見た気がする。 大統領府や首相府の広大さや、軍人のきらびやかさ、富め…
きょう34回目の「北方領土の日」、安倍外交で仕切り直しを
2月7日のきょう34回目の北方領土の日を迎えた。北方四島(択捉(えとろふ)島、国後(くなしり)島、色丹(しこたん)島、歯舞(はぼまい)群島)の返還問題という日露関係の最大懸案を象徴するこの日に安倍晋三首相はソチ冬季五輪…
日本に対する国際社会の憂慮深まる
韓国紙セゲイルボ 最近になって日本を眺める国際社会の視線の中に憂いが深まる傾向が見いだせる。特に今回のダボスフォーラムが政治家たちの言動によって、「世界秩序の再編」という非常に創意的で未来志向的な問題意識を投げながら、…
「アラブの春」正念場、エジプトとチュニジアで新憲法
長期独裁政権打倒と民主化を目指した「アラブの春」が、エジプトとチュニジアで正念場を迎えている。両国とも、革命後約3年を経て、民主的・近代的憲法が承認された。次期大統領選と議会選が公明正大に行われれば、王制と独裁制、過激…
トッククに込められた願い
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 ソル(旧正月)が近づくと、故郷の村の精米所(餅屋)は子供たちの遊び場に変わる。子供たちがトックク(餅汁=韓国風の雑煮)の材料のカレトク(細長い棒状の白餅)をもらって食べようと長蛇の…
Another night, another speech 変わり映えのしない一般教書演説
Another night, another speech The words on the teleprompter were changed for Tuesday night, but when Americans…
北朝鮮崩壊視野?米中が統一協議へ
「内憂外患」の金第1書記 昨年12月にナンバー2の張成沢・朝鮮労働党行政部長が処刑されて以降、北朝鮮最高指導者・金正恩第1書記による統治が、表面的な様子とは異なり、極めて不安定だとする見方が韓国内で浮上している。こう…
女性政策で失敗続く共和党
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 未婚女性の支持が急落 中絶への対応で再考必要 【ワシントン】愚かとまでは言わないが、共和党が女性の問題に関して、これほどまで不器用になったのはどうしてだろう。抜け目なく、雄弁…
Keystone XL oil pipeline clears big hurdle 大きな障害越えたキーストーン油送管
Keystone XL oil pipeline clears big hurdle A long-awaited State Department review has raised no serious enviro…
深刻な住宅難のフランス
地球だより フランスは昨年1年間の失業者数が過去最高の330万人に達し、昨年の年初に失業率低下を公約した左派政権への批判が高まっている。今や貧困層の拡大は社会問題化しており、劣悪な生活環境で暮らす人々も増えている。 …
3分の2超「教え」守らず、独誌がカトリック信者調査
「教義」と「現実」の隔たり大きく 世界に約12億人の信者を有するローマ・カトリック教会最高指導者、ローマ法王フランシスコの要請を受け、世界の司教たちが「家庭と教会の性モラル」(避妊、同性婚、離婚などの諸問題)に関して信…
打撃深刻なタイの観光産業
地球だより タイの首都バンコクで反政府デモ活動が長引いている。総選挙の投票が行われる2日にはピークを迎えるが、このままだと議員数が首相を選出できる定数に達することはなく、政治の空白期間が継続される見込みだ。 反政府運…
中国で鳥インフルの感染者急増、人から人の感染を警戒
中国では鳥インフルエンザ・ウイルス(H7N9型)の感染者数が今年に入って急増して100人を突破、春節(旧正月=今年は1月31日)には鶏肉を食べる家庭が多い中国で感染のピーク期を迎えている。(香港・深川耕治) 春節迎え生…
政敵を恩赦した露大統領
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 ソチ五輪控えた配慮か 独がユダヤ系富豪に助け船 ロシア大統領ウラジーミル・プーチンの恩赦によって旧臘(きゅうろう)20日に刑務所から10年ぶりに釈放された元石油大手ユコス社長ミハイル・…
Intelligence leaks top terrorism in threat assessment テロの脅威トップは情報漏洩―年次報告
Intelligence leaks top terrorism in threat assessment Syria has become a hotbed for al Qaeda training, Iran’s …
イスラム指導者の再教育実施 アズハル大学総長顧問マフムード・アザブ師に聞く
エジプト情勢と宗教 エジプトが新憲法を国民投票で成立させ、大統領選へ向けて動きだしている。政権奪取後1年で、国民と軍によって排除されたムスリム同胞団の暴動と抵抗はいまも続いている。イスラム・スンニ派総本山アズハル大学(…
イランの核兵器開発阻止へ監視怠るな
米英など6カ国とイランが昨年交わした核協議合意に基づく「第1段階」の措置が開始された。核兵器開発疑惑払拭への一歩として歓迎したい。 経済立て直しが狙い 合意の内容は、イランが核開発を縮小する見返りに、欧米諸国が科し…
コロラド州とワシントン州のマリフアナ解禁
地球だより 米国では今月から、コロラド州で、マリフアナ(大麻)の娯楽用を含めた販売、使用が解禁になった。ワシントン州でも今年、マリフアナの販売が開始される。がんや緑内障患者などへの医薬用使用として解禁されているのは、2…
ならば金日成も「親日派」だ!
韓国紙セゲイルボ 大韓民国臨時政府主席だった金九(キムグ)は、「日帝強制占領(日本植民地)期間に朝鮮に残っていた人々は皆監獄に行かなければならない」と言った。果たして金九の言葉は正しいだろうか。 韓国の自称進歩主義者…
失望を招くオバマ大統領の一般教書演説
オバマ米大統領は今後1年間の内政・外交全般の重要政策課題について議会に説明する一般教書演説を行った。支持率低下に悩むオバマ政権への審判となる11月の中間選挙を多分に意識してか、外交に関する部分は少なく、内政中心の演説だ…
北朝鮮の「怪しい平和攻勢」どのように対応するか
韓国紙セゲイルボ 北朝鮮が繰り返し「相互誹謗(ひぼう)中断」を提案している。一部ではこれまで通り今後冒すかもしれない挑発に対する「名分準備」だという分析がある。過去の例から見て、今回の提案も、何か起こす前の「どうも怪し…
ボリビアが原子炉建設計画推進を発表
南米ボリビアのモラレス大統領は22日、議会演説を通じて、南米で3カ国目となる原子炉建設の計画を発表した。モラレス大統領は、ベネズエラの故チャベス大統領と同様、反米左派の首脳として知られている。原子力開発はあくまでも「平…