国際
露の大陸棚延伸申請で各国も調査隊 ロシア外交アカデミー国際法学部長 アレクセイ・A・モイセエエフ氏(下)
2014世界はどう動く識者に聞く(17) 北極海 ――ロシアが2007年、潜水艇を使い北極点付近での海底調査を行い、海底にチタン製のロシア国旗を立てたことが、批判的な意見も含めて大きな反響を呼んだ。 ロシアの深海調査…
戦争を政治利用するオバマ大統領
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー ゲーツ元長官が述懐 政治的に好都合だった増派 【ワシントン】ゲーツ元国防長官は著書の中で、2011年初めまでに、オバマ大統領は「自分の(アフガニスタン)戦略に自信がなく、この…
Obama: ‘I’ll act on my own’ to make ‘breakthrough year’ happen 私のやり方で「躍進の年」にする-オバマ氏
Obama: ‘I’ll act on my own’ to make ‘breakthrough year’ happen Again promising to act on his own wherever and …
バチカン聖職者の性犯罪問題審査
地球だより ジュネーブの「国連子供の権利条約」(UNCRC)委員会は16日、バチカン(ローマ法王庁)関係者を招き、聖職者による未成年者への性的虐待問題を審査した。審査は全加盟国に義務付けられている定期審査だが、バチカン…
NATOは露の囲い込み警戒 ロシア外交アカデミー国際法学部長アレクセイ・A・モイセエエフ氏(上)
2014世界はどう動く識者に聞く(16) 北極海底の宝庫 ――北極の海底には多くの天然資源が眠っており、海氷が解けて減少すればその開発が容易となる。また、海氷の減少により、年間を通じて北極海航路を利用することが可能とな…
英政府、シェールガス事業に本腰
新エネ開発 前途多難 環境破壊へのリスク残す 英政府は、米国で起きているシェールガス革命に続くべく、国内でシェールガスの採掘・生産を推進しようとしている。ただ、「新たな北海油田」への大きな期待がかかる一方、国内エネルギ…
タイ人がインド人を漁船で強制労働
地球だより 今月上旬、タイの現地紙でインド人を漁船で強制労働させようとしたタイ人が警察に捕まったというニュースが掲載された。 犬が人間をかんでもニュースにはならないが、人間が犬をかめばニュースになる。 その意味では…
韓国は「憎悪」を輸出すべきでない
韓国の聯合ニュースは17日、韓国で3番目の慰安婦像の設置を報じた。 「韓国南部・慶尚南道巨済市で17日、旧日本軍の慰安婦を象徴する『平和の少女像』の除幕式が行われた。巨済の少女像は、ソウルの日本大使館前とソウル近郊・…
移民問題はEU基金で対処を ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス客員上級フェロー ヘニング・マイヤー氏(下)
2014世界はどう動く識者に聞く(15) EUと英国 ――移民に対する福祉手当などが問題になっているが、EU移民問題にはどう対処すればよいのか。 公共サービスのための基金を自動的に増やすメカニズムがなく、国や地方自治…
就任4年目、依然高支持率のアキノ比大統領
経済順調だが広がる格差 2014年を迎え、残り任期が約2年半となったフィリピンのアキノ大統領。依然として高い支持率を維持しているが、昨年は多発する自然災害や、多数の国会議員が関与する汚職疑惑などへの対応に振り回された1…
民主主義の再構築がEU行方の課題 ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス客員上級フェロー ヘニング・マイヤー氏(上)
2014世界はどう動く識者に聞く(14) ――単一通貨ユーロがスタートして15年たつが、ユーロ発足当時の欧州連合(EU)の将来は大変明るかった。しかし、ユーロ危機で今日、EU統合プロジェクトは後退している。EUへの期待…
Sochi Olympics face high threat of attack 攻撃の脅威にさらされるソチ五輪
INSIDE THE RING: Sochi Olympics face high threat of attack U.S. national security and law enforcement agencies…
ハンガリーの野心的な原発政策
ロシアとハンガリー両国は14日、ハンガリーの首都ブタペスト南部約100キロにあるパクシュ(Paksi)原子力発電所に新たに2基の原子炉を建設する協定に署名した。署名式典はプーチン大統領とハンガリーのオルバン首相の間でモ…
韓国は安保と歴史切り離せ 韓国世宗研究所日本研究センター長 陳昌洙氏(下)
2014世界はどう動く識者に聞く(13) 日韓関係 ――朴大統領は昨年、初の訪米で慰安婦問題などを持ち出した。外遊先で“反日行脚”までする必要があったのか疑問だ。 海外に行って日本を批判したのは多少行き過ぎだったと思…
ベトナム戦派兵50周年行事 自制要請に韓国政府が苦慮
韓国紙セゲイルボ 今年は韓国軍のベトナム戦派兵50周年を迎え、公式行事を準備中の韓国政府がジレンマに陥っている。ベトナム政府が最近、韓国政府の公式行事開催にブレーキをかけたからだ。 政府関係者は9日、「今年は国軍のベ…
パラグアイでの酷暑と蚊の大群と
地球だより 先月、極僻地の一つとして知られる北パラグアイの「チャコ地方」を訪れた。同地に根ざした地域貢献を続けている日本人ボランティアを取材するためだ。 パラグアイには約670万人が住んでいるが、今回記者が訪問した北…
北朝鮮異常事態に万全の備えを
甲午で巡りくる大きな変化 高まる軍事安保のリスク 「甲午(きのえうま)」は何かが始まる年だという。いまの日本で今年が「甲午」だといったところで、特別な感想を抱く者はそう多くない。だが、干支(えと)や四柱を生活の一部にし…
韓国の生存戦略、「東アジアのハブ化」案も
日本の「失われた20年」を間近で見ながらも、不動産バブルの崩壊、少子高齢化、内需の委縮、個人破産などの危機をほとんど無為無策で眺めていた韓国は、いまそれらの大きな“津波”に襲われようとしている。 ただでさえ、韓国は北…
「国内論理」での説明に限界 韓国世宗研究所日本研究センター長 陳昌洙氏(上)
2014世界はどう動く識者に聞く(12) 日韓関係 ――まず昨年の日韓関係を振り返ってどのように評価するか。 1年前は日本で安倍晋三首相、韓国で朴槿恵大統領という新しいリーダーが誕生し、両国関係改善に期待感が広がった…
北朝鮮の挑発行為に万全の備えを
北朝鮮の祖国平和統一委員会は報道官談話を発表し、米韓が春に行う合同軍事演習「キー・リゾルブ」と「フォール・イーグル」は「核全面対決戦の宣戦布告」だと非難し、中止を要求した。 春の米韓演習への非難は毎年のことだ。しかし…
国家債務の増加率 財政危機の南欧以上
韓国紙セゲイルボ 今年の大韓民国の国家債務が500兆ウォンを超えると予想されると発表された。金額にも驚くが、今年の国家債務増加が50兆ウォンといい、2年ごとに国家債務が100兆ウォンずつ増えるという話だ。 韓国の国家…
同性婚の次は一夫多妻の合法化?
米連邦地裁がユタ州法に違憲判決 米連邦地方裁判所は先月13日、一夫多妻を禁止したユタ州の法律は合衆国憲法違反であるとの判決を下した。米国では同性婚を認める州が17州に拡大し、結婚は一人の男性と一人の女性のものだという伝…
金大中と朴大統領
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 韓和甲、韓光玉、李允洙、金景梓、安東善。全員が金大中(DJ)元大統領の自宅があったソウル市内の地名を取って東橋洞(トンギョドン)系と呼ばれ、DJと苦楽を共にした同志たちだ。韓光玉は…