英政府、シェールガス事業に本腰


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新エネ開発 前途多難

 英政府は、米国で起きているシェールガス革命に続くべく、国内でシェールガスの採掘・生産を推進しようとしている。ただ、「新たな北海油田」への大きな期待がかかる一方、国内エネルギー問題の抜本的解決策にはならないという意見や、環境破壊へのリスクを懸念する声が上がっている。
(ロンドン・行天慎二)

 キャメロン首相は13日、イングランド東部リンカンシャーにあるシェールガス鉱区を視察した際に、「シェールガスはわが国にとって重要だ。7万4000人の雇用、30億ポンド以上の投資をもたらし、将来エネルギー価格が安くなり、エネルギーの安全保障が高まる」と語った。


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