北朝鮮異常事態に万全の備えを
甲午で巡りくる大きな変化
「甲午(きのえうま)」は何かが始まる年だという。いまの日本で今年が「甲午」だといったところで、特別な感想を抱く者はそう多くない。だが、干支(えと)や四柱を生活の一部にしている韓国では、甲午年を迎えて、対北朝鮮の面で「軍事安保のリスクが高まっている」という分析が出されている。
「月刊朝鮮」(1月号)に「張成沢粛清以後2014年の安保戦略」の原稿が寄せられた。著者は金秉寛(キムビョングァン)予備役陸軍大将(陸士28期)である。金氏は軍人には珍しくソウル大学を卒業後、京畿大大学院で軍事政治学を専攻し、米スタンフォード大学でも学んでいる。
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