国際 rss

軍・秘密警察へ働き掛けを 韓国治安政策研究所上級研究官 柳東烈氏(下)

2014世界はどう動く識者に聞く(11) 北の変化  ――ナンバー2粛清という大事件を経た今年の金正恩体制をどう展望するか。  傍目(はため)には安定しているように見えるが、それは極端な恐怖政治に基づくものだ。金第1書記…

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韓国保守系歴史教科書、左翼の圧力で採択ゼロか

抗議や脅迫など受ける  左翼史観の根強い韓国で新たな試みとして注目を集めていた保守系執筆陣による高等学校歴史教科書が、左翼団体からの執拗(しつよう)な圧力で現場の新年度教科書に全く採択されない見通しとなった。子供の健全な…

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“2人勝ち”経済

地球だより  もう何年も前だが、韓国大手企業のサムスン電子に入社した新入社員が早朝から深夜まで続く勤務に耐え切れず、いつ会社を辞めようかとばかり考えていたが、自分の口座に振り込まれる給与の多さにそれまでの疲れが一瞬にして…

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Detroit police chief wants citizens to arm themselves 市民に武装を求めるデトロイト市の警察本部長

Detroit police chief wants citizens to arm themselves Motor City has become Murder City. With 333 homicides of…

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張氏の自信過剰が仇に 韓国治安政策研究所上級研究官 柳東烈氏(上)

2014世界はどう動く識者に聞く(10) 北ナンバー2粛清  ――昨年12月、北朝鮮ナンバー2の張成沢・朝鮮労働党行政部長が粛清された。いろいろ指摘されているが、理由は何だったと見るか。  最高指導者の金正恩第1書記は、…

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反ユダヤ主義に立ち向かえ

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 奇妙な大学ボイコット 学界にはびこる偏狭な考え  【ワシントン】アメリカ学会(ASA)は何十年もの間、無名の中で苦労してきた。当然の結果であるのだが、今は違う。イスラエルの大学…

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フランスの政治家とプライバシー

地球だより  フランスは、たとえ政治家などの公人といえども私生活のプライバシーは守られるべきだという暗黙の慣習があった。そのため、ミッテラン元大統領が在任中、隠し子がいることが発覚し、マスコミに質問された時も「それが何か…

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同胞団評価軌道修正か 元駐米アラブ連盟大使 フセイン・ハッスーナ氏(下)

2014世界はどう動く識者に聞く(9) 米の中東政策  ――米国の、エジプトを含む中東政策の問題点は?  米国は、穏健なイスラム政治が、過激なイスラム主義をコントロールできると考えた。だから米国は、エジプトでムスリム同胞…

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日仏2プラス2開催、対中政策で一層の連携を

 日仏両政府はパリで初の外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)を開催し、防衛装備品の共同開発や輸出の管理について話し合う二つの委員会を設けることで合意した。  共同発表では「公海および排他的経済水域(EEZ)での上空飛行の…

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ローマ法王、5月に中東の聖地巡礼

再統合への一歩記せるか イエスの足跡たどる  ローマ法王フランシスコは5日、5月24日から3日間の日程でヨルダン、イスラエル、パレスチナの聖地を訪問すると発表した。法王の中東聖地巡礼の主要目的は、パウロ6世と正教会最高指…

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タイの街頭デモ

地球だより  タクシン元首相の妹であるインラック首相率いる与党プアタイが、反タクシン派の街頭デモで追い込まれている。  最大野党である民主党のステープ元副首相率いる反政府デモは13日から首都の主要道路や政府総合庁舎を占拠…

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与野党せめぎ合う台北市長選

柯文哲氏が「台風の目」  台湾では、年末の6大都市首長選挙に向け、与野党が候補者の最終選定に腐心する時期を迎えている。6大都市の首長ポストを幾つ獲得できるかが2016年の次期総統選の行方を大きく左右するため、特に与野党伯…

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暴力否定し政治参加を 元駐米アラブ連盟大使 フセイン・ハッスーナ氏(上)

2014世界はどう動く識者に聞く(8) ムスリム同胞団  ――ムスリム同胞団をどう評価しているか。  ムスリム同胞団はエジプトで1928年に設立された。これは宗教運動だが、政治的な側面も持っており、エジプトから多くの国に…

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新疆は中国の一大起爆地帯

歴史家 金子 民雄 半強制結婚の同化政策 暴動要因せっせと作る当局  昨年の10月、新疆ウィグル自治区のウルムチで、中央アジアの学術会議があるので参加して欲しいと、招待状がとどいた。ところが、体調が思わしくなく、とうとう…

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新憲法で市民国家建設を エジプト「改革発展党」党首 アンワール・エスマット・サダト氏

2014世界はどう動く識者に聞く(7) エジプト情勢   ――ムスリム同胞団主導のモルシ前政権が残した教訓は何か。  モルシ政権の最も大きな失政は、自分の勢力以外の勢力を排除したことだ。しかし現暫定政権も同じような失敗を…

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三大宗教の許しと和解が平和の礎

中東平和イニシアチブ10周年  12月19~21日、イスラエルのエルサレムにおいて、「中東における超宗教と国際関係-平和と安定を目指して」をテーマに、天宙平和連合(UPF)主催の国際会議が開かれた。23カ国から約70人の…

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日本海学シンポジウムで 研究者悩ませる「東海」呼称

韓国側は「東海」の並記を主張  昨年12月、富山市で開かれた日本海学シンポジウム「海がつなぐ文化と環境」で、パネリストの間から「日本海の呼称」が課題になった。「日本海」の表記について、韓国側が「東海(トンへ)」と併記すべ…

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Iraqi diplomat wants Obama engagement in al Qaeda crisis イラク大使、アルカイダ勢力拡大で米国の関与求める

Iraqi diplomat wants Obama engagement in al Qaeda crisis Iraq’s ambassador to Washington says the Obama admini…

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米の譲歩で中東不安定化 米安全保障政策センター上級研究員 フレッド・フライツ氏(下)

2014世界はどう動く識者に聞く(6) イラン核問題  ――オバマ政権の下で米国の国際的影響力が低下している。  オバマ大統領にとって外交問題は優先課題ではなく、ナイーブで経験不足のアドバイザーたちがオバマ氏を取り巻いて…

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和合の精神で統一時代開こう

韓国紙セゲイルボ 政治の正常化と経済防衛を  新年を迎えて自問するのは、「大韓民国共同体はどこへ向かっているのか」ということだ。不信の壁、政争の壁、不条理の壁、不況の壁に遮られて、韓国社会の危機はますます大きくなっている…

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「人類の良識と国際社会の常識」

 中国の王毅外相は9日、アルジャジーラのインタビューで日本の安倍晋三首相の靖国神社参拝に言及し、「日本は人類の良識と国際社会の常識を尊重すべきだ」と述べ、安倍首相を批判したという。日本メディアのこの記事を読んだ時、冷戦時…

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エジプトでは治安悪化で外出できない

地球だより  エジプトに住む人々は今、不安な中での生活を強いられている。いつどこで犯罪や事故、事件に巻き込まれるかわからないからだ。  昨年7月に大統領権限を剥奪されたモルシ前大統領の出身母体、イスラム根本主義組織「ムス…

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