国際
珍しい自治体の合併ースペインから
地球だより スペイン西部にあるエストレマドゥーラ州の「ドン・ベニト」と「ビジャヌエバ・デ・セレナ」の合併が、住民投票を経て決定した。 スペインには日本の市町村のような行政区分はなく、全て「ムニシピオ」(市町村の集名)…
【韓国紙】世界に恥さらした李在明候補「初心者大統領」発言
韓国紙セゲイルボ「社説」 ロシアのウクライナ侵攻をゼレンスキー・ウクライナ大統領のリーダーシップのせいにした共に民主党の李在明大統領候補の発言が国際的論議となっている。ポノマレンコ駐韓ウクライナ大使は27日、自身のツイ…
イラン核合意再建に向け進展 警戒強めるイスラエル
ウィーンで昨年11月に再開されたイラン核合意再建に向けたイランと米国の間接協議で、イラン外務省は2月21日、 「交渉で大幅な進展があった」と発表した。イランのライシ大統領は、合意に達するには米国の制裁を解除する必要があ…
米大統領「代償負わせる」 一般教書演説 領空の露機禁止
バイデン米大統領は1日(日本時間2日午前)、連邦議会の上下院合同会議で初の一般教書演説を行い、ロシアのウクライナ侵攻に対する西側諸国の結束について、プーチン大統領が「判断を誤った」と指摘。「独裁者が侵略の代償を支払わな…
【社説】一般教書演説 指導力が問われるバイデン氏
バイデン米大統領が、今後1年間の内政・外交全般の重要政策課題を議会に説明する初の一般教書演説を上下両院合同会議で行った。演説では、ウクライナを侵略したロシアのプーチン大統領を「独裁者だ」と非難した上で「米国はウクライナ…
<寄稿>バルカン諸国に経済的影響 セルビア以外はウクライナ支持 アルバニア人ジャーナリスト ミリルダ・ティリ氏
2020年に発足した「国際平和言論人協会」(IMAP)は、世界各国の報道機関やジャーナリストから構成される国際組織(日本事務局は世界日報が担当)。そのネットワークを活用し、ロシアのウクライナ侵攻がウクライナの南西に位置す…
ウクライナ侵攻 台湾海峡にどう影響 ―武居智久・元海上幕僚長が分析
中国の想定狂わす 欧州の軍拡 アジアに波及 ロシアのウクライナ侵攻は国際秩序を大きく揺さぶっているが、台湾統一を目指す中国の戦略にも影響を及ぼすことは間違いない。武居智久・元海上幕僚長は、笹川平和財団が2月28日に開い…
ウクライナ国民の叫び伝わる オーストリアから
地球だより ウィーンからウクライナの首都キエフまで1000キロ余り。そのキエフがロシア軍の攻撃を受けた。もちろん砲声は聞こえてこないが、ウクライナ国民の叫びが伝わってくる。 在ウィーンには約1万2000人のウクライナ…
ウクライナ危機 “皇帝プーチン”の野心見誤る
挫折した欧州の対露融和路線 迫られる東部防衛の強化 ロシアのウクライナ侵攻のスピードの速い展開に世界は驚愕(きょうがく)している中、ロシアと関係の深い陸続きの欧州は近年、ロシアを経済・外交のパートナー国にするよう試みて…
仏経財相「経済問題は天然ガスのみ」
露の送金・決済排除要求 ロシア軍がウクライナの首都キエフの占領に動く中、ルメール仏経済・財務相は、ヨーロッパに影響を与える可能性のある「唯一の実体経済の主題は天然ガスだ」と主張した。ウクライナへのロシア軍の侵攻から2日…
用意周到に図られたロシアのウクライナ侵攻
《 記 者 の 視 点 》 次は台湾? 不気味な中国の存在感 用意周到に図られたロシア軍によるウクライナ攻撃・侵攻。サイバー攻撃で通信環境を混乱させ、その間にミサイル攻撃でウクライナの防空体制を無力化し、3方向(ウクラ…
アフガン経由輸送路構築の展望 <寄稿>
駐日ウズベキスタン大使 ムクシンクジャ・アブドゥラフモノフ 中央・南アジア最短で結ぶ 孤立化防ぎ長期的安定の礎に この5年間でウズベキスタンは隣国との建設的かつ相互互恵的関係の構築に関して新たな地域政策を行ってきました…
今後の日本の安全保障とその課題
世日クラブ講演要旨 日米連携し台湾有事防げ 米中対立で日本が最前線に 専守防衛の見直し議論を 前統合幕僚長 河野克俊氏 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良(ゆずる)・近藤プランニングス)の第200回記念講…
米政権 追加制裁で対抗 ロシアに「代償を科す」
バイデン米大統領は23日、ロシアのウクライナへの軍事作戦の開始を受けて声明を発表し、「ウクライナに対する言われのない不当な攻撃だ」と非難した。バイデン政権は追加制裁を発表するとしているが、その効果は未知数だ。 バイデ…
比保健省「オミクロン株を克服」 外国人観光客受け入れ再開
10日間で2万人以上が入国 年明けにオミクロン株による感染急増に見舞われたフィリピンだが、1カ月ほどで感染は収束し、政府は大幅な規制緩和に舵(かじ)を切った。観光ビザによる外国人の入国が本格的に再開されるなど、経済復興に…
高級魚ハタも雑魚扱い ーベトナムから
ベトナムの中部ダナンは、川に寄り添う小さな漁村から発展していった町だ。 今でこそダナンはビーチを受け皿とした観光業が盛んだが、ひと昔前までは漁師が町の発展を支える担い手だった。漁港を訪ねると、何百隻もの木造漁船が…
【韓国紙】教権侵害保険が大盛況
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 茶山丁若鏞(チョンヤギョン)(茶山は号、朝鮮後期の実学者)は『牧民心書』の興学で、「かつての学校では礼を習い音楽を学んだが、今になっては礼も破壊され音楽も崩れて学校教育は読書にとど…
【韓国紙】未来の韓中関係は感性と理性の間で
韓国紙セゲイルボ “反中”拡大も冷静に判断を 今年は韓中国交正常化30周年。韓国動乱(朝鮮戦争)以後40年の反目を清算して“社会主義中国”と国交を結び、両国関係が刮目(かつもく)するほどの成長を遂げたことも事実だ。 …
オミクロン株、甘く見るなかれーブラジルから
地球だより 2月初め、体の芯に悪寒を感じた。風邪を疑ってプロポリスを服用し、早めの睡眠を心掛けた。ブラジルはプロポリスの本場であり、自宅に常備してある。 それから2日後のことだ。朝起きると体が重く、発熱と頭痛もある。…
【韓国紙】物価高騰に“モグラ叩き”方式で対応できるのか
韓国紙セゲイルボ「社説」 恐ろしいほどの物価高騰だ。ソウルのガソリン価格が21日、1リットル当たり1800ウォン(約172円)を超えた。2カ月ほど前に施行した政府の「油類税」引き下げ効果が消えたのだ。卵・白菜など食料品…
トランプ氏のロシア疑惑で新情報 クリントン陣営が「スパイ」
トランプ前米大統領のロシア疑惑の発端について捜査するジョン・ダーラム特別検察官により、その実態が解明されつつある。疑惑は、2016年大統領選の民主党候補だったヒラリー・クリントン氏の選対関係者によって作り出されたもので…
日米欧 対露制裁発動 ウクライナ情勢
高官などの資産凍結 首相、外相会談も中止 バイデン米大統領は22日、ホワイトハウスで演説し、ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部の親露派支配地域の独立を一方的に承認し、派兵を決定したことについて、「ロシアによる侵攻の…
【社説】アフガン情勢 人権改善へタリバンに圧力を
アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが権力を掌握して半年がたつが、国内は依然安定していない。国際社会は、飢餓に苦しむ国民への支援を一層強化すべきだ。 深刻な食料不足に陥る タリバンは昨年8月15日、米国の支援を受…