国際
人気の「ジャパン・ハート」
地球だより カンボジアでは5月、日本の医療施設「ジャパン・ハート」が開設され、人気を博している。中には車で5、6時間かけて来る人もいる。治療費が無料というメリットもさることながら、高度の技術や機器を持った日本への信頼感…
北弾道ミサイル、潜水艦発射型にも備え万全に
北朝鮮が東部の咸鏡南道新浦付近の日本海で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)1発を発射した。SLBMは約500㌔飛行した後、日本の防空識別圏に落下した。 北朝鮮がこれまで発射してきたこの種の弾道ミサイルの飛行距離として…
ドゥテルテ比大統領、中国との2国間協議実現に集中
来月のラオスで行われる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議を前に、フィリピンのドゥテルテ大統領は南シナ海問題をめぐり、中国との2国間協議の早期実現を目指す方針を示した。ASEAN首脳会議では、南シナ海問題を提起しな…
経済封鎖続けば打撃大 柳氏
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(5) 制裁は指導部向け効果 坂井 北朝鮮の核・ミサイル開発では日本から、例えば在日本朝鮮人科学技術協会や大学などに在籍する在日朝鮮人による技術流出、対北経済支援を通じた韓国からの資金転…
北ミサイル開発の裏面史
8月24日、北朝鮮がSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)1発を発射し、約500キロ飛行させて日本の防空識別圏内80キロに着弾させた。狙いは性能向上テストだが、日中韓外相会談と米韓合同軍事演習に合わせたけん制だろう。 S…
「グアム到達か」前提に議論を 坂井氏
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(4) 核・ミサイル(上) 韓国民に恐怖与え“南々葛藤” 柳 北朝鮮は長距離弾道ミサイルの弾頭部分に小型化した核を搭載し、米本土を攻撃できる能力を備えつつあるとの見方がある。果たしてその…
アフリカ会議、日本の強み生かした貢献を
日本政府主導の第6回アフリカ開発会議(TICAD)首脳会議が、きょうからケニアの首都ナイロビで行われる。今回は初のアフリカ開催である。 安倍晋三首相をはじめ日本とアフリカ諸国の首脳や経営者が集まり、アフリカ開発の課題…
米副大統領、ギュレン師処遇でトルコに譲歩求める Joe Biden tries to placate Turkey as U.S. shelters coup suspect Fethullah Gulen
バイデン副大統領は24日、オバマ政権に対するトルコの怒りを静めようと、微妙なタイミングで重要な同盟国トルコを訪問した。先月のクーデター未遂事件に関与したとトルコが非難しているイスラム指導者の即時引き渡しを米国が拒否した…
イスラム指導者らの責任逃れ
地球だより エジプトに十数年滞在して、目に余り、怒りさえ覚えることの一つにイスラム指導者の、テロなどイスラムの教理に触発されて起こる事件に対して、一切の責任を持とうとしない怠慢で不誠実な姿勢がある。 ムバラク元大統領…
SNSの心無い非難にさらされた五輪選手
韓国紙セゲイルボ 「迷惑選手」「他チーム員らに申し訳ないと思え」―。16日、韓国女子バレーボール代表チームがリオ五輪ベスト8戦でオランダに敗北すると、パク・チョンア選手のインスタグラム(写真共有サービス)にはインターネ…
政権長期化、4代5代世襲も 柳氏
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(3) 権力の掌握(下) 冷徹な計算で路線ぶれず 坂井 金正恩委員長の統治スタイルは即興的、感情的な面が強いと言われる一方、合理的な判断を下しているとする見方もある。 坂井隆 即興的、…
日中韓外相会談、対韓関係重視し中国巻き込め
日中韓外相会談が5年ぶりに日本で開催された。中国、韓国との困難な時期を乗り越え、開催に至ったことをまずは歓迎したい。会談のあった24日、北朝鮮は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を日本海で発射した。特に脅威に直面してい…
政治家の口
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 米国の共和党大統領候補ドナルド・トランプは千変万化する口を持っている。関心誘導→攻撃→前言撤回のパターンに従っている。 彼の刺激的な発言は確かに大統領選挙の歴史に一時代を画してい…
オバマ氏とクリントン氏の政治思想
米紙ワシントン・タイムズ電子版論説エディターモニカ・クローリー氏に聞く 米紙ワシントン・タイムズの電子版論説エディターなどを務める保守派コラムニスト、モニカ・クローリー氏はこのほど、世界日報のインタビューに応じた。クロ…
「終末思想」で若者引き込むIS
機関誌ダビク通じ世界に発信 過激派組織「イスラム国」(IS)に引き寄せられるように、世界中のイスラム教徒や改宗した若者らが「イスラム国」に「移住」している。その原因の一つにISの「終末思想」があると指摘されている。(カ…
米国の核戦略変化を見極めよ
韓国紙セゲイルボ 「北」抑止へ総合的取り組みを オバマ米大統領は、これまでタブー視してきた「核先制不使用」政策の採択を考慮しているという。これに敏感に反応した日本が米軍首脳部に、「核先制不使用は北朝鮮の核ミサイル脅威を…
側近は正恩氏の信任が全て 坂井氏
香港「自治」の行方 識者に聞く(2) 権力の掌握(中) 妹・与正氏、政権唯一の「実勢」 柳 北朝鮮の独裁体制維持に最も重要な役割を果たしている組織・機関は。またその中心的なメンバーは誰か。 柳 幾つか重要な組織・機関が…
ルイジアナ洪水の原因は気候変動と主張するゴア氏ら Al Gore, climate activists use Louisiana floods to push narrative without evidence of link
オバマ大統領が23日のルイジアナ洪水の現地を訪問した際に、気候変動のせいにしても驚く人はそれほどいないだろうが、地球温暖化懐疑派の人々はすでに、オバマ氏のルイジアナ州訪問に難癖を付けている。 気候変動原因説は先週、ア…
現実を見ないオバマ大統領
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 核合意でイランが復活 中東で勢力拡大するロシア ロシアの爆撃機が先週、イランの空軍基地を飛び立ち、シリアの反政府組織の拠点を攻撃した。国務省は驚いていないふりをした。それはそ…
どう見る金正恩体制 権力の掌握(上)
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(1) 元公安調査庁調査第二部長 坂井隆氏 元韓国警察庁公安問題研究所研究官 柳東烈氏 北朝鮮の金正恩委員長が父、金正日総書記の死去に伴い単独で最高指導者の地位に就いてから今年末で5年…
今度は国連気候変動協定からの離脱が進むか Moving closer to ‘Clexit’
英国が欧州連合(EU)からの離脱を大胆にも決めて、世界中の既成勢力を震え上がらせた時、初めてブレグジット(Brexit=British+exitの造語)が世に出た。今度は、超国家主義者らをさらにあぜんとさせる動きが活発…
天皇制が羨ましい?
地球だより 「生前退位」を示唆するお気持ち表明で韓国でも天皇陛下に対する関心が高まり、訪韓問題に言及するメディアもちらほら見受けられる。 某大手紙は「韓国に対する親近感を多様な形で示した明仁・日王(天皇の韓国式呼び方…
米韓演習、北の挑発に十分な警戒を
米韓両軍は、韓半島有事を想定した定例の合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」を開始した。 両軍の連携能力向上とともに、北朝鮮の挑発行為への十分な警戒が必要だ。 駐英公使が韓国に亡命 演習には米軍約2…