国際
不動産モグラ
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 地中に穴を掘って住むモグラは、害虫を捕まえて食べはするが、創作物に大きな被害を与える。小さな体に似合わず、ひときわ前足が発達している。土の中をかき分けながら生存しようという進化の痕…
無謀な運転に要注意
地球だより 米国では、強引な割り込みなど危険な運転をするドライバーが多く、常に気が抜けない。 最近、妻が運転中に目の前で接触事故を目撃した。道路工事のため車線が一つ減る時に、強引に車線変更して割り込んだ車が隣の車に衝…
窮地に追い込まれた金正恩政権
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 軍事攻撃辞さぬと米 新型肺炎で中朝貿易が停止 中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大は中国のみならず、世界中に広がっており、その終焉(しゅうえん)の兆しは全く見えていない…
アマゾン熱帯雨林 失われる温暖化抑制機能
世界最大の熱帯雨林として知られるアマゾン熱帯雨林。昨年8月に発生した大規模な火災は、森林を焼き尽くす巨大な炎の映像が世界に衝撃を与えた。最近の研究では、アマゾン熱帯雨林が温暖化抑制機能を失いつつあるとの報告も出ており、…
新型コロナより恐ろしい反企業ウイルス
韓国紙セゲイルボ 文政権、言葉だけの規制改革 新型ウイルスよりさらに恐ろしい“ウイルス”に韓国企業が晒されている。反企業という名の“悪い政治”だ。新型コロナウイルスはまだ国内に死亡者を出していないが、反企業ウイルスは企…
中国、中東への経済進出着々
「一帯一路」にイラク参加 巨大経済圏構想「一帯一路」を推進する中国は、米企業が二の足を踏んでいる中東にも進出。イラク、パキスタンへの投資を強化する一方で、内戦中のシリアとの経済的連携をも模索、中東でのプレゼンスを弱める…
露憲法改正案 懸念される領土拡張の正当化
ロシアのプーチン大統領が1月に憲法改正を提案し、各界の著名人や有識者から選抜した委員から成る改憲作業部会の審議の中で「領土割譲禁止」や「第2次世界大戦の戦勝国の役割」の明記などが検討されている。旧ソ連による北方領土不法…
西アフリカ・サヘル地域 新IS国などできないように
地球の裏側ではイスラム過激派のテロ・ウイルスが増殖している。 最近特に懸念されているのが、西アフリカ・サヘル(サハラ砂漠南縁)地域のニジェール・マリ・ブルキナファソ3国国境地帯だ。IS(イスラム国)、アルカイダなどが…
カネが重要 Money matters
ユタ州の上院議員で、元会社役員のミット・ロムニー氏は単なる「金持ち」にすぎない。当時のマサチューセッツ州の共和党員が2012年に、バラク・オバマ氏を相手に大統領選に出馬した時、彼は約2億㌦相当と見積もられる資産を持って…
仏、外国人観光客目標1億人先送り
ポンド下落や新型肺炎懸念 世界一の外国人観光客数を誇る観光大国フランスは今年、外来客数1億人達成を目指していたが、政府は2年先送りにすることを決めた。主な理由は黄色いベスト運動と英国の欧州連合(EU)離脱によるポンド下…
音楽の都にもアジア・フォビア?
地球だより 音楽の都ウィーンには連日、中国人旅行者が溢(あふ)れていたが、中国湖北省武漢で新型コロナウイルスが発生して以来、目に見えて少なくなってきた。 ウィーンには数万人の中国人が住んでいる。中華レストラン従業員、…
新型肺炎 中国軍の生物兵器専門家が移動実験室設置し対策主導
中国軍の生物化学兵器専門家の女性少将、陳薇氏が1月末、生物兵器の研究に関与していた可能性が指摘される湖北省武漢の「武漢ウイルス研究所」に送り込まれたことから、新型コロナウイルスと同研究所との関連をめぐる疑念が強まってい…
蔡英文総統の「独立台湾」宣言
平成国際大学教授 浅野 和生 「中華民国台湾」は既に国家 日本は台湾の現実を直視せよ 今から15年前の2005年3月14日、中国は第10期全国人民代表大会第3回会議で「反国家分裂法」を制定した。すなわち、「祖国統一の大…
本性は共産主義者、民主党サンダース氏
米大統領選の民主党候補指名獲得レースで、「民主社会主義者」を名乗る急進左派のバーニー・サンダース上院議員(78)が首位を争っている。サンダース氏はかつて、ソ連やキューバなど共産党一党独裁体制を礼賛し、国内でも過激な極左…
サンダース氏の社会主義に怯える接戦区の民主党議員 ‘Terrified of Bernie’: Sanders’ socialism spooks swing-district Democrats
接戦選挙区の民主党下院議員たちは、自分たちの有権者に対し、社会主義を擁護しなければならなくなる見通しが出てきたことに恐れおののいている。 2018年の中間選挙で共和党から議席を奪った議員たちは、民主社会主義者を自称す…
激変の時代に直面するアジア
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 日本は責任あるリーダーに 覇権主義・中国への対応不十分 2020年は干支ではねずみ年に当たり十二支で最初の年である。今、アメリカはトランプ大統領の「アメリカファースト」と…
北朝鮮が中露の反発恐れ挑発停止
韓国の専門家ら指摘 北朝鮮が昨年末、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射とみられている米国への「クリスマスプレゼント」を実施しなかったのは、関係が良好な中露の反発を恐れたからだと、韓国の専門家が指摘した。 韓国の情報機…
全面戦争断念した金委員長
精鋭部隊の戦車まともに動かず 月刊朝鮮(2月号)が「特ダネ」として北朝鮮労働党委員長の金正恩が「吸収統一のための全面戦争を計画していた」と報じている。2015年のことだ。 これは北朝鮮で幹部だった脱北者が南の情報当局…
失敗した「非核化詐欺」劇 虫のいい北の要求、米は拒否
“赤化統一”の下心を見抜く 昨年は1年を通して「最悪の日韓関係」ばかりに目が行き、朝鮮半島の全体情勢は意図的にそうされたのか、霞(かすみ)がかかったような状態だった。だが、そこでの最大課題は「北朝鮮の非核化」であること…
WHOがウイルス命名、中国への「不名誉」回避 WHO avoids ‘stigmatizing’ China with new coronavirus name
1000人以上の死者を出した新型肺炎で、航空機の飛行が中止になり、貿易が滞っている。この肺炎を引き起こす新型コロナウイルスは「COVID―19」と命名された。「コロナウイルス」、「ディジーズ(病気)」、発見された年を合…
都市で増殖するウサギ
地球だより ここ数年、暖冬で雪が少ないため、ヘルシンキ周辺の首都圏ではウサギのベビーブームが起こっている。特に夜、車で走ると至る所でかわいい子ウサギと出会う。 このウサギたちは、1980年代、90年代にペットとして住…
プーチン露大統領の改憲案、一部権限委譲も進む中央集権化
ロシアのプーチン大統領が提出した憲法改正案を、下院が基本採択した。改正により大統領権限の一部を下院に委譲し、首相候補や一般閣僚らの人事権を下院が持つことになる。「武力省」と呼ばれる国防省や内務省など武力を有し権力と結び…
遅刻寒波
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「初雪が降った今/だんだん空っぽになっていく/私の心にぼたん雪が積もるように/君が積もっていた」 詩人イ・ジョンハの『初雪』だ。ぼたん雪のロマンが漂っている。 そんな冬だけがあ…