韓国・北朝鮮 rss

憲法裁で審判される〝ハングル専用法”

韓国紙セゲイルボ  訓民正音(ハングル)が頒布されたのは世宗28年(1446年)。訓民正音解例本の冒頭に、「わが国の語音は中国とは異なり、漢字と噛み合っておらず、そのため愚かな民はその意を述べることができない者が多い。予…

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米大統領広島訪問の波紋

趙甲済氏が原爆を考察  バラク・オバマ米大統領が広島を訪問する。人類歴史で初めて原爆を人に対して使った国の元首が被爆地を訪れるのだ。「核なき世界」を訴えてノーベル平和賞を受賞したオバマ氏なら必ずしなければならないことの一…

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「月刊朝鮮」に核武装論 北脅威とトランプ発言で浮上

政界は深刻な〝安保不感症”  北朝鮮の核脅威が高まっている。韓国政府は「北朝鮮が核弾頭を小型化して、中距離ミサイル『ノドン』に搭載できる能力を備えたと判断している」と明らかにしたことを4月5日付米紙ニューヨークタイムズが…

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忠清待望論

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  “政界の風雲児”と呼ばれるほど波乱万丈の人生を過ごしてきた金鍾泌(JP)元首相の最後の夢は意外だった。「私は男としてやる価値があることは全てやったし、行ってみる価値があるところも全…

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脱北者が出会う「ヘル韓国」

韓国紙セゲイルボ 「ヘブン」に程遠い虐待疑惑事件  北朝鮮で生まれ、30年間暮らしたある脱北者は2008年韓国に亡命した。自由市場で必死に稼いだ金を国境守備隊幹部に握らせて、豆満江を渡った。  辺境部隊に取られる“渡江料…

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中国弾圧の届かぬ叫び

地球だより  日本ほど長くはないが、韓国でも今月初めにゴールデンウイークがあった。中国の労働節連休と重なったこともあり、例によって中国観光客が大挙して押し寄せてきた。  ソウルを流れる漢江のほとりでは南京に本社のある食品…

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このところ日本との問題を別にしても、韓半島…

 このところ日本との問題を別にしても、韓半島南北をめぐる国際情勢に目を離せなくなってきた。韓国では4月の総選挙で与党セヌリ党が過半数を割る敗北を喫し、来年の大統領選挙に向け、国内政治が激しく揺れ動くことが避けられない。 …

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殺菌剤が広げた「毒」と波紋、韓国で143人が肺疾患で死亡

政府の監督姿勢にも批判  加湿器に混入する殺菌剤が原因とみられる死亡事故が韓国で相次いだ問題が波紋を広げている。吸入時の毒性について警鐘が鳴らされたが、メーカーはこれを無視して製造・販売した疑いがもたれている。政府も監督…

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「北」難民に中国危機感、安保不感症に陥る韓国

韓国紙セゲイルボ  香港の時事誌「争鳴」は4月号で、「中国政府は北朝鮮政権が崩壊したり韓半島での戦争勃発にともなう北朝鮮難民流入という最悪の状況に対応し、80㌔㍍の吉林省の中朝境界地域に収容施設800~1000件、医療施…

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孤児の輸出国

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  時には偶然が運命を変える。米オレゴン州のユージーンに農夫の夫妻が住んでいた。ある晩秋、新聞に映画上映の広告が出ていた。夫妻は上映場所の会館に行ってわくわくしながら席に着いた。まもな…

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ゲーム理論と北朝鮮問題

韓国紙セゲイルボ  古典的なゲーム理論で「ブロットー大佐のゲーム」がある。ブロットー大佐はN名の軍人をM個の戦場に配置する。敵国もこれと同じくN名の軍人をM個の戦場に配置する。この時、軍人をより多く投じて勝利する戦場が多…

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世代交代より安定統治

3代世襲“完成” 北朝鮮第7回党大会(下) 「中長期政権」に現実味も  「党委員長という呼称はしっくりこないが、朝鮮労働党のトップとして新しいポストに納まることで独自色を出そうという思惑がにじんでいる」  北朝鮮で開かれ…

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「金日成・金正日主義化」を連発

3代世襲“完成” 北朝鮮第7回党大会(上) 金正恩氏2日がかりで「事業総和報告」  北朝鮮で36年ぶりに開かれた朝鮮労働党大会。すでに絶対権力化しつつあった最高指導者の金正恩氏はなぜこの時期に最大の政治イベントを開いたの…

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北朝鮮党大会、「核保有」は容認できない

 北朝鮮で第7回労働党大会が開かれた。金正恩氏は、北朝鮮が「責任ある核保有国」であると強調したが、到底容認できるものではない。  金正恩氏が委員長に  党大会は1980年以来、36年ぶりに開かれた。当時は正恩氏の祖父であ…

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ゴルフ禁止令解除した朴大統領の胸中は?

 オバマ米大統領はゴルフ好きだ。2014年米軍のIS空襲の数時間後にもゴルフ場を訪ねたほどだ。その年、54回ゴルフをしたという。  韓国では大統領のスタイルにより、公職者ゴルフが禁止されることも、されないこともあった。禁…

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集玉齋図書館

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  景福宮の集玉齋(チボクジェ)は(朝鮮26代王、大韓帝国皇帝)高宗(コジョン)の書斎だ。1881年、昌徳宮の別堂として建てられ、91年、景福宮の北門、神武門の内側の現在の位置に移設さ…

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3国連携で北朝鮮抑制を

北朝鮮核の脅威 米ウィルソン・センター研究員 マクダニエル・ウィッカー 日本と韓国の歴史問題が課題に  朝鮮半島は65年間にわたって、米国に非常に困難な課題を突き付けてきた。北朝鮮から最近、挑発行動が続いており、核武装し…

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平和協定で非核化は希望的観測

韓国紙セゲイルボ 戦争抑止力を優先すべき  北朝鮮による5回目の核実験とそれ以後の追加核実験で核兵器小型化・軽量化が完成すれば、韓国は“風前の灯火(ともしび)”の危機に直面することになる。  中国は「米国が北の核除去に乗…

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北朝鮮記者の「常識」

地球だより  仕事がら韓国に流出する北朝鮮の内部文書なるものを見たり聞いたりする機会がある。ナゾが多い北朝鮮の内情を知る重要な手掛かりの一つなので、その都度関心を寄せるようにしている。数年前にある脱北者が入手したという「…

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北朝鮮で36年ぶり労働党大会、独裁維持へ恐怖政治続行か

韓国自由民主研究院長 柳東烈氏に聞く 「第2期金正恩時代」開幕へ  北朝鮮で6日、36年ぶりとなる第7回朝鮮労働党大会が開かれる。最高指導者・金正恩第1書記はこの大会で何をやろうとしているのか。北朝鮮情勢に詳しい韓国の柳…

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書記室長との話「言えない」

検証 元料理人 藤本氏の再訪朝(下) 再会を妻子手放しで喜べず?  北朝鮮の金正日総書記の元専属料理人だった藤本健二氏(仮名)は今回の訪朝で初日に最高指導者の金正恩第1書記と会ったほかは翌日以降、家族と金チャンソン書記室…

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為替レート問題で構造調整頓挫させぬ対応を

韓国紙セゲイルボ  日本の量的緩和政策に対して、日本の立場を擁護してきた米国に変化が感知される。米国金利引き上げが予定より遅れ、国際金融市場で円高が進み、日本政策当局が介入しようとする動きを見せると、米国は明らかな警告メ…

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金第1書記「フジモトは政治家みたい」

検証 元料理人 藤本氏の再訪朝(上) 妹・与正氏を「宣伝扇動部副部長」と自ら紹介  北朝鮮の金正日総書記の元専属料理人だった藤本健二氏(仮名)が今月12日から23日まで3年8カ月ぶりに訪朝した。日本人拉致問題の解決に向け…

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