韓国・北朝鮮
北ミサイル発射、日米揺さぶりは通用しない
北朝鮮が北西部の亀城付近から中距離弾道ミサイル1発を東方に向けて発射した。ミサイルは約500㌔飛行して日本海に落下した。安倍晋三首相とトランプ米大統領による初の首脳会談に合わせ、日米両国を牽制(けんせい)したものとみら…
理由は亡命計画発覚か? 韓国情報筋
女性スパイ2人が毒針で襲撃 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄である金正男氏(46)が13日、マレーシアのクアラルンプール空港で殺害された件で、韓国情報筋は14日、本紙に対して、「金正男氏が韓国亡命を企てたことが発…
白々しい金正恩氏「新年の辞」
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 羨むものなし」は大うそ 食糧不足にあえぐ北朝鮮人民 北朝鮮問題を研究する者にとって、最高権力者が毎年1月1日に発表する「新年の辞」の分析は欠かすことのできない作業である。「新年の辞」と…
突如、大統領候補に浮上した黄教安代行
韓国紙セゲイルボ 憲政史の重要な曲がり角を迎えた今日、黄教安(ファンギョアン)大統領権限代行が大統領候補の列に上ったことは訝(いぶか)しい限りだ。 彼は与えられた職分に最善を尽くした公務員であったのだろうが、国民の喜…
文氏が大統領に不適任な理由
防衛力解体され北の“人質”に 韓国では選挙戦や候補選びの途中で降板することを「落馬」という。まさに潘基文(パンギムン)前国連事務総長の「不出馬」は落馬というに等しい。一時は世論調査でトップに立ったこともあり、候補擁立に…
外国勢力介入招く「外兵借用」 安保で国論分裂の韓国
サード反対は中国の思うツボ 「月刊朝鮮」(2月号)に黄炳茂(ファンビョンム)国防大名誉教授が「外兵借用の得と失」を寄せており、韓国の安全保障政策での国論分裂を取り上げている。 黄教授は、「韓半島は周辺強国の勢力が交差…
馬山の涙
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 先日見た写真が今も生々しく頭に残っている。ソル(旧正月)連休の前日に聯合ニュース(韓国の通信社)がアップした「馬山(マサン)港を去る“ゴリアテ”クレーン」の写真だ。馬山港の第4埠頭…
「ヘル朝鮮」を「ヘブン韓国」に
韓国紙セゲイルボ 扇動と誇張報道は自制を 韓国がいま最も危険な理由は知識権力エリート集団が党派争いに狂奔し、中産層は日々崩れていっているという点だ。もうこれ以上の混乱とデモと扇動と誇張報道は自制されなければならない。 …
慰安婦像、背後に親北団体
韓国・釜山 反日煽り日韓分断狙う 昨年末、釜山日本総領事館に面した歩道に設置された、いわゆる従軍慰安婦を象徴する像の設置や管理をめぐり、親北朝鮮路線の市民団体が中心的役割を担っていることが分かった。韓国の反日世論に便乗し…
米大使館まで非難の的
地球だより 在ソウル日本大使館といえば道一つ挟んだ向かいの歩道に「慰安婦像」があって、それを囲むようにした反日デモが毎週行われている。海外安全情報として現地在住や渡航の日本人が注意を促されることでも知られ、各国大使館の…
潘基文氏、韓国大統領選断念
突然の“落馬” 保守に動揺 韓国次期大統領選で野党系候補の有力対抗馬だった潘基文(パンギムン)・前国連事務総長が急遽(きゅうきょ)出馬を断念したことで保守陣営に落胆と動揺が広がっている。向こう1カ月内に判決が下されると…
対北朝鮮政策、米国は強い姿勢で圧力高めよ
マティス米国防長官は就任後初の外遊先として韓国を訪れ、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮の脅威について、トランプ米政権が「最優先の安保課題」として取り組む方針を表明した。 米国防長官が韓国訪問 北朝鮮はオバマ前米政権下…
勇敢な父ちゃん
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 16年前の今頃。体育部の記者としてバスケットボールを担当していた。2人目の出産を控えた妻から急ぎの電話がかかってきた。「陣痛があって病院に行くので早く帰ってきて」という。しばらく考…
サード、慰安婦像、大統領風刺画
韓国紙セゲイルボ 事大主義・マルクス主義の罠に 韓国人はいま分裂と党派争い、偽善と怒号のドラマの中にいる。ドラマの決定的な3場面がまさにサード(高高度防衛ミサイル)、慰安婦像、大統領風刺ヌード画だ。一見、何の関連もない…
「朴教授無罪」など2つの判決で、韓国の法治に疑問符を付けた産経
◆日韓間に寒風が吹く 日本と韓国の間は今、激しい寒風が吹き荒れている。両国の関係は平成27(2015)年末のいわゆる慰安婦問題をめぐる日韓合意以前に逆戻りしたかのように冷え込み、先行きが憂慮されるのである。 何より韓…
法の精神護った韓国裁判官
朴裕河教授への判決が良識 桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 韓国の裁判官が法の精神を護り良識と司法の独立性を示した。新聞報道によると「韓国の朴裕河・世宗大学教授(59)が著書『帝国の慰安婦』で『自発的な売春』とい…
100年前と似た「終末」
インタビューfocus 韓国情勢 混迷の深層 拓殖大学教授 呉善花氏 昨年末、釜山日本総領事館前に少女像が設置されたことで再び関係が急速に冷え込む日本と韓国。国政介入事件で浮き彫りになった朴槿恵政権の問題点や次期大統領…
文化芸能界ブラックリストと独裁の亡霊
韓国紙セゲイルボ 文化芸術界のブラックリストがあるという。朴槿恵(パククネ)政府に批判的な文化芸術界の要人約1万人の名簿を作り、彼らを政府支援から排除したということだ。 青年期を軍部独裁下で過ごした韓国の世代はブラッ…
知事の竹島上陸、日韓関係悪化をあおる行為だ
日韓両国が領有権を主張している島根県の竹島(韓国名・独島)に、同島を管轄下に置いているとする韓国・慶尚北道の金寛容知事が上陸した。いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意の履行に逆行する釜山日本総領事館前の少女像設置で両…
メモの功罪
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 記者は書き記すことが宿命の職業だ。記者研修の頃から書いた取材手帳が数十冊になる。何回か捨てる機会があったが、結局、一緒に引っ越した。結婚式の写真のように、自宅のどこかの箱に保管され…
米新政権始動、対米依存見直し契機に
韓国紙セゲイルボ 防衛分担増と戦作権移管要求か トランプ政府がスタートし、韓米関係は大きな不確実性に直面している。韓米同盟が相変わらず剛健で信頼できる同盟であることは明らかだが、トランプ政府が提起するイシューは多分に挑…
潘基文氏は「油ウナギ」
地球だより こちらに赴任して間もない頃、毎週水曜日の日課は午前中に外交部の定例ブリーフィングに出席することだった。当時、盧武鉉(ノムヒョン)政権の外相だった潘基文(パンギムン)氏が自ら質疑応答に応じるのだが、日韓関係が…
保守再結集か親北回帰か 韓国、大統領選モード突入
見通せぬ「反日」修正 昨年の国政介入事件から混乱が続く韓国でマスコミと世論の関心の的が次期大統領選に移り始めた。朴槿恵大統領に対する弾劾審理の行方が見通せない中、候補者たちは活発に有権者へのアピールに動いている。 (ソ…