韓国・北朝鮮 rss

「新段階」北ミサイルの脅威 日本標的の技術完成域に

インタビューfocus 「新段階」北ミサイルの脅威(上) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏  北朝鮮による6日の弾道ミサイル発射に関し、安倍首相は「北朝鮮の脅威は新たな段階になっている」との強い懸念を表明した。「新たな…

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朴大統領罷免、懸念される地域の不安定化

 韓国の憲法裁判所は朴槿恵大統領について、機密文書流出などを違法行為と認定し、「国民の信任を裏切り、憲法を守る観点から容認できない重大な法違反行為を犯した」として罷免を宣告した。朴大統領は失職した。  韓国で大統領が国会…

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中国提案の米中「新型大国関係」に備えよ

韓国紙セゲイルボ 「新型大国関係」とは相互尊重、相互協力、相互利益に基づいた米中両国パートナーシップを樹立しようという中国側の提案をいう。習近平主席は2013年の就任以降、「新型大国関係」で二国・地域・グローバル問題を解…

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西門市場の民心

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  大邱の西門市場は朝鮮時代に慶尚監営(慶尚道を管轄する役所、道庁に相当)の西門の外にあったのでこう名付けられた。平壌場・江景場(忠清南道論山市の在来市場)と共に三大市場の一つだった。…

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大統領弾劾で憲法裁「最後の答え」

韓国紙セゲイルボ 棄却なら革命、弾劾なら惨劇  ソウル都心には考えの違う二つの群衆が集まる。一方は朴槿恵(パククネ)大統領弾劾案が憲法裁判所で認容されなければならないと信じる者たち、他方は棄却または却下されなければならな…

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北ミサイル発射、迎撃システムの強化急げ

 北朝鮮が北西部の東倉里付近から弾道ミサイルを発射し、4発が東方に約1000㌔飛んだ後、秋田県男鹿半島の西約300~350㌔の海域に落下した。4発のうち3発は日本の排他的経済水域(EEZ)内に、残り1発もEEZのすぐ近く…

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米韓合同演習、中朝の挑発抑止に不可欠だ

 米韓両軍は韓半島有事に備えた定例の合同演習を韓国で開始した。北朝鮮は核実験や弾道ミサイル発射を繰り返し、その脅威が高まっていることに加え、最高指導者・金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、正男氏の殺害事件に国家ぐるみで関わっ…

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朴氏はニクソン氏と同じ道を歩むのか

韓国紙セゲイルボ  米国のリチャード・ニクソン大統領も「ウォーターゲート」で「私は詐欺師でない」として隠蔽(いんぺい)に汲々(きゅうきゅう)とし、検察捜査も免責特権で邪魔した。朴槿恵大統領も大同小異だ。「私は一銭も取って…

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今度は「金正恩の料理人」? 藤本健二氏、平壌に店オープン

特報’17  北朝鮮で故金正日総書記の専属料理人をしていた藤本健二氏(仮名)が今年に入り、首都・平壌に料理店をオープンしたことが分かり話題を呼んでいる。出店は最高指導者、金正恩委員長の公認の下でなされたとされ、今後、北朝…

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卒業式アローン

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  昔の大学の卒業式は、卒業生の家族と近い親戚が皆集まる大きな行事だった。花束と写真のアルバムを贈った後、一緒に写真を撮って祝う場所だった。皆に学士帽とガウンを着せて恩徳を称えることも…

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「4党体制」は政党政治の新たな道

韓国紙セゲイルボ 連合政府の制度化は不可避?  国会の大統領弾劾訴追以後、韓国の政党政治には大きな変化があった。政府与党所属議員が大挙離党し「正しい政党」を立ち上げた。1年前、安哲秀(アンチョルス)議員を中心に「国民の党…

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知日派言論人の本音

地球だより  日本を褒め、日本に理解を示す言論空間がまだまだ狭い韓国で、自国の偏った反日観に疑問を投げ掛け続ける気鋭のジャーナリストがいる。発行部数最多の日刊紙、朝鮮日報で論説委員を務める鮮于鉦(ソヌジョン)氏だ。  最…

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臆測乱れ飛ぶ金正男氏殺害

北の犯行濃厚も動機は不明  今月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港で起きた北朝鮮の最高指導者、金正恩労働党委員長の異母兄、金正男氏の殺害事件。現地警察の捜査が進むにつれ、犯行は北朝鮮が背後で組織的に行った疑いが…

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先達から大統領候補と大統領の違いを学べ

韓国紙セゲイルボ  大統領レースの先頭に立つ文在寅共(ムンジェイン)に民主党前代表と安熙正(アンヒジョン)忠南道知事。文在寅は権力の悪弊清算、大掃除を強調する。「大統領になれば米国より北朝鮮に先に行く」としてサード配置に…

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韓流バレエ『沈清』

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「ロシアにボイラーを輸出するのは、バレエを輸出するほど難しい」。2011年に放映されたあるボイラー会社のテレビ広告のキャッチコピーだ。ボイラー輸出の広告だが、バレエの宗主国ロシアの…

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金正恩政権の属性と恐怖統治

韓国紙セゲイルボ 韓米同盟の信頼強化が必須  金正男(キムジョンナム)暗殺事件は金正恩(キムジョンウン)政権の恐怖統治の断面を見せており、その意味で北朝鮮政権が相変らず不安定でいつ崩壊するか分からないと見るのも無理はない…

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金正恩氏、身元隠し陸軍で3年間服務

 北朝鮮の最高指導者、金正恩・朝鮮労働党委員長が父、金正日総書記の後継者に正式決定する直前の3年間、金総書記の指示で韓国との軍事境界線に近い最前線部隊で身元を隠したまま一般兵として服務していたことが分かった。北朝鮮情報筋…

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張成沢氏処刑の延長戦

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が毒殺された事件をめぐって「なぜ、今の時期に殺されたのか」という疑問が膨らんでいる。  金正恩委員長は2011年末、最高指導者に就任以来、労働党と軍部の高官130人以上を…

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金正男氏暗殺、恐怖政治で権力固める異常さ

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄である金正男氏がマレーシアのクアラルンプール国際空港で殺害された。マレーシア警察は北朝鮮の工作員とみられる女2人を逮捕した。  正恩氏の「指示があった」(韓国の情報機関・国家情報院…

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支離滅裂状態の保守陣営、墜落の底見えず

韓国紙セゲイルボ  政界で弾劾危機論が広がっている。朴槿恵大統領側の遅延戦略が成功して、憲法裁判所の李貞美(イジョンミ)裁判官が退任する3月13日まで判断を引き伸ばす可能性もあり、裁判官2人が棄却側に立ったという説も飛び…

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英雄・安重根の受難

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  安重根(アンジュングン)義士(韓国の独立運動家。1909年に前韓国統監の伊藤博文枢密院議長を暗殺)の韓国語と英語の広報ビデオが昨日、オンライン公開された。2月14日は107年前に安…

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「盧武鉉・ブッシュ」の既視感? 危険な次期政権の対米自主外交

韓国紙セゲイルボ  米外交界では韓国で左派政権が登場すれば、韓国の進歩政権と米国の保守政権が衝突した盧武鉉(ノムヒョン)・ジョージ・ブッシュ大統領時代のデジャブ(既視感)になるという見方が出ている。  盧元大統領は米国を…

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異母兄、正男氏の暗殺 中国が切り捨てた可能性

駐欧州の金一族に動揺も  金正男氏の暗殺計画は過去にも何件か報じられたことがある。最初に報道されたのは2004年11月だ。「後継者問題に絡んで反正男グループが正男氏をウィーンで殺害しようとしたが、その情報をキャッチしたオ…

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