韓国・北朝鮮
北朝鮮、仮想通貨で経済制裁を回避か
北朝鮮が、米国主導の経済制裁を回避するために仮想通貨ビットコインを利用しようとしている可能性がある。金融専門家らが警告を発した。 サイバーセキュリティー企業「レコードディド・フューチャー」が作成した報告によると、北朝…
核保有容認は危険な考え
米ヘリテージ財団上級研究員 ブルース・クリングナー氏(下) あなたは6月にスウェーデンで行われた北朝鮮当局者との非公式会合に参加した。北朝鮮側は何を話したのか。 北朝鮮のメッセージは非常に明快だった。米国や同盟国が核の…
米爆撃機、北朝鮮東方を飛行
境界線越え、強く牽制 米国防総省は23日、B1爆撃機とF15戦闘機が北朝鮮東方沖の国際空域を飛行したと発表した。同省のホワイト報道官は声明で、韓国と北朝鮮を分ける軍事境界線を越え「今世紀で最も北まで飛行した」とし、「北…
冷戦型の封じ込め政策を
どう見る北の脅威 米ヘリテージ財団上級研究員 ブルース・クリングナー氏(上) 北朝鮮の核・ミサイル開発はどの程度進んでいるとみるか。 北朝鮮のミサイルはすでに米国を攻撃する能力がある。少なくとも米本土の半分を射程に収め…
核凍結で米朝ディールも
北暴走 揺れる韓国(4) 元青瓦台外交安保首席秘書官 千英宇氏に聞く 北朝鮮による6回目の核実験はどのような意味を持つか。 北朝鮮は核の弾頭化、小型化、爆発力などの面で成果を挙げ、これ以上の核実験は必要ない段階に差し掛…
北朝鮮「完全破壊」の衝撃
9月19日、トランプ大統領は就任後初の国連総会の演説で北朝鮮を厳しく批判した。特に、金正恩がマレーシアのクアラルンプール空港で兄をVXガスで殺害したことと共に、横田めぐみさんの拉致事件にも言及。13歳の日本人少女を拉致…
金正恩氏の素顔 過度な勝負欲、ソウル占領へ檄
北暴走 揺れる韓国(3) 北朝鮮の異常とも映る核・ミサイルの暴走には最高指導者・金正恩朝鮮労働党委員長の「祖父の金日成主席、父の金正日総書記を上回る勝気で自信過剰な性格が多分に反映されている」(元韓国政府高官)。トラン…
韓半島危機に対する“ナッシュ均衡”状態
韓国紙セゲイルボ インドのムンバイ学術会議で、インド人教授が韓半島の危機状況に慰めの言葉を掛けてきた。最初、何の話か分からなかった。数十年間、緊張状況を体験してき、身体に浸み込んだ慣性のせいであろうか。他にもさまざまな…
戦術核再配備 6割賛成、「標的化」警戒も
北暴走 揺れる韓国(2) 北朝鮮の建国記念日だった今月9日。さらなる武力挑発の恐れがある中、ソウルでは保守系の最大野党・自由韓国党が12年ぶりに街頭集会を開いた。案内のポスターには「文政権の5千万核人質を阻止」などと記…
子供と政治
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 朝鮮時代の英祖(21代王)。許してくださいと訴える息子の思悼世子(世子は王の世継ぎ。思悼は王が後に与えた諡号(しごう))を米びつに押し入れた。彼は時には父親になるが如何なる瞬間にも…
「韓日の核武装容認」、米の思惑は?
韓国紙セゲイルボ 北とテロ組織の連携を危惧 北核が触発した東北アジアの核危機。日本はどう対応するだろうか。日本を見れば未来を読むことができないだろうか。 米NBCが「ホワイトハウスが韓国・日本の核武装容認を検討してい…
THAAD配備、反対派が資材搬入を“検問”
北暴走 揺れる韓国(1) 日本の安保法制反対でも加勢に 北朝鮮による6回目の核実験や立て続けの弾道ミサイル発射に韓国が揺れている。戦術核再配備の必要性が叫ばれる一方、迎撃ミサイル追加搬入には過激な反対行動も見られる。完…
米政権は軍事攻撃に慎重
どう見る北の脅威 元海将・金沢工業大学虎ノ門大学院教授 伊藤俊幸氏(下) 北朝鮮問題の今後の展開をどう見る。 北朝鮮が核を完全放棄したら対話に応じるというのが米国だ。これに対し、北朝鮮は核保有国として認めるなら対話する…
寂しく佇む大統領記念館
地球だより 2002年サッカーワールドカップ日韓共催のため造られたソウルW杯競技場の西2キロの場所に、朴正煕元大統領の記念館がある。韓国で朴元大統領と言えば「漢江の奇跡」と呼ばれる高度経済成長を牽引したリーダー像と日本…
韓国・文政権、前・元保守政権に報復開始?
省庁に「積弊清算委」設置 芸能人ブラックリスト暴露 韓国の文在寅政権が公約1号に掲げていた「積弊清算」に乗り出した。ターゲットは朴槿恵・李明博両保守政権で、当時の政権に批判的だった芸能人のブラックリストを探させて暴露す…
「核ICBM」完成は当分先
どう見る北の脅威 元海将・金沢工業大学虎ノ門大学院教授 伊藤俊幸氏(上) 北朝鮮の核・ミサイル開発の現状とトランプ米政権の今後の対応について、元海将で金沢工業大学虎ノ門大学院教授の伊藤俊幸氏に聞いた。(聞き手=編集委員…
北ミサイル実験は完了
北朝鮮が15日、また日本上空を越えて太平洋に大陸間弾道ミサイルを発射した。3日には地下核実験を行っている。韓国では既に北朝鮮の核・ミサイル開発は「完了」し、事実上の核保有国になったと見ている。北核をめぐる状況は別次元…
地下核実験と平壌人口縮小計画
白頭山噴火より核戦争を警戒 9月3日、北朝鮮の6回目の核実験によって世界に激震が走った。国際社会の強い反発と非難にもかかわらず、北朝鮮は「核保有国」に向かって着々と歩を進めている。だが、この地下核爆発実験には思わぬ“副…
中国の北朝鮮急変事態対応 平壌以北を占領、核施設制圧へ
人民解放軍、国境線で戦力強化 朝鮮半島の緊張が高まっている。ミサイル発射や核実験を強行する北朝鮮に対して、国連安保理は全会一致で強度を高めた対北制裁案を採択した。いつもは棄権ないし反対する中国、ロシアも北朝鮮の度重なる…
北ミサイル、日本上空通過の常態化警戒を
北朝鮮が再び日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。米国を威嚇する狙いだろうが、日本上空通過の常態化を警戒する必要がある。 グアムを射程に収める 今回のミサイルは北海道上空を通過し、襟裳岬東方沖約2200㌔付近に落…
北朝鮮がまた、日本上空を通過する弾道ミサイル…
北朝鮮がまた、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射した。襟裳岬の東約2200㌔の太平洋上に落下し、飛行距離はグアムを射程に収める約3700㌔。 グアムの米軍基地への攻撃能力を誇示して米国を交渉に引き込もうという狙いだ…
北の地下核実験と白頭山噴火の危険性
韓国紙セゲイルボ 高句麗遺民の大祚榮(テジョヨン)が建てた渤海は926年に滅亡した。国土が高句麗全盛期時の2倍になるほど繁盛した大国がある日突然、跡形もなく消えたのは白頭山の大噴火が原因だったという説もある。 白頭山…
北の対日恫喝、核保有を何としても阻止せよ
北朝鮮は国連安全保障理事会の対北制裁決議に関し、日本が米国に便乗したとして「日本列島4島を核爆弾で海に沈めなければならない」と威嚇した。 あまりにも乱暴で身勝手な発言だ。日米をはじめとする国際社会は北朝鮮への圧力強化…