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日本に必要な自主自立の精神

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 国防は国の最重要責務 米への他力本願は甘えの構造  菅総理の国民に対する公約ともいうべきスローガンは、「自助共助公助」であると広く報じられた。私にはこれらの言葉は大変良く響…

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文政権、北の戦術核を軽視?

ミサイル発射への対応後手 進まぬ迎撃体制の強化  先週、北朝鮮が黄海と日本海に向けて発射した短距離ミサイルをめぐり、韓国・文在寅政権の対応が後手に回っているとの批判が上がっている。特に今回の発射は金正恩朝鮮労働党総書記の…

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治安悪化する米国、背後にソロス氏の影

《特報》  米国の都市部では殺人の急増など治安悪化が顕著になっているが、その背後でちらつくのが国内外で過激な左翼運動を支援する著名投資家ジョージ・ソロス氏の影だ。ソロス氏は近年、警察組織を敵視する極左の地方検事を各地で当…

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秋田の子供たちが多様な農業の姿を描く

秋田の子供たちが丁寧に描いた多様な農業の姿

 田植えと稲刈り、キュウリの収穫、稲穂の上を飛ぶトンボ、祖父母の農作業など多様な農業の姿を描いた「農業子ども絵画コンクール作品展示会」(主催・秋田市農業大賞実行委員会)がこのほど秋田市文化会館展示ホールで開かれた。「せっ…

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普遍的価値の同盟を主導せよ

東洋大学教授 西川 佳秀 反強権政治の態度鮮明に 払拭すべき欧米の対日不信感  東西冷戦が終焉(しゅうえん)した1990年代初頭、ハーバード大学教授のサミュエル・ハンチントンは『文明の衝突』を著し話題となった。同書で彼が…

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米コラムニスト ジョージ・ウィル

中国攻勢で迫る台湾危機

米コラムニスト ジョージ・ウィル クアッドで中国に対抗 トルーマンの外交を踏襲  40年前のロナルド・レーガン大統領をほうふつさせる素晴らしい外交デビューだったと言うと、バイデン大統領、ブリンケン国務長官は困惑するかもし…

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侮れぬ補選・再選挙、“前門”のバイデン“後門”の二階

政界の風を読むー髙橋利行  歴(れっき)とした自民党推薦候補が百万票もの大差で敗れる選挙にはなかなかお目にかかれるものではない。千葉県知事選挙(3月21日投票)である。聞けば千葉県政の複雑な勢力争いが如実に反映した選挙ら…

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福島原発の処理水問題 政府が責任持ち海洋放出を

インタビューFocus 前環境相・衆院議員 原田義昭氏  東京電力福島第1原発の事故から今年で10年。環境相時代、現役閣僚として初めて汚染処理した放射性物質「トリチウム」を含む水(処理水)の処分方針に言及した前環境相で衆…

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コロナ禍の英国ユダヤ社会

獨協大学教授 佐藤 唯行 超正統派でクラスター ニュースを見ず密状態で礼拝  ユダヤ人は健康志向と長寿で名高い人々だ。  過度な飲酒や喫煙を控える生活習慣、医療を受けやすい社会的立場、良好な生活環境を保障する経済力。これ…

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人口増つづく日本一小さな村

富山県前舟橋村長 金森 勝雄氏に聞く  2019年の合計特殊出生率(1人の女性が一生のうちに出産する子供の平均数)は1・36と、人口減少に歯止めは全くかかっていない中、富山県舟橋村は平成31年の1・92という数字で、人口…

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比、再びコロナ感染が急増

 フィリピンではマニラ首都圏を中心に再び新型コロナウイルスの感染者が急増し、政府が改めて厳しい外出規制を導入するなど対策に追われている。財政的な理由から昨年のような厳格なロックダウン(都市封鎖)は避けたい政府だが、感染が…

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イスラエル総選挙 連立協議へ、首相勢力過半数届かず

 イスラエルで23日に総選挙(国会定数120)が実施され、24日と25日も開票作業が続けられた。2年間に4回の選挙を余儀なくされた政局の混乱を打破できるかが焦点だが、ネタニヤフ首相支持勢力は過半数の60議席に届かないとみ…

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韓国は歴史の教訓に学べ

高永喆の半島安保NOW  3月18日、ソウルで開かれた米韓両国の外務・国防閣僚協議(2プラス2)は成果無く終わった。  バイデン政権発足後初めて外務、防衛の両閣僚が日韓を歴訪して2プラス2を開いた直後に米中外交トップ会談…

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「北京2022」への対応を考える秋

東洋学園大学教授 櫻田 淳 体制擁護に使われる五輪 「西方世界」と協調すべき日本  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)最中、森喜朗TOCOG(東京オリンピック・パラリンピック組織委員会)会長の辞任の顛末(てん…

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迷う理由ない韓国のクアッド参加 “中国報復”のリスク、最小化を

韓国紙セゲイルボ  米国のブリンケン国務長官とオースチン国防長官が日本を経て韓国を訪問し外2プラス2会談(外務・国防閣僚協議)を行った。今や目まぐるしく展開する北東アジア外交戦の開幕を予告するようだ。  バイデン政権の中…

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コロナ拡大続くブラジル、医療機関が崩壊に直面

 新型コロナウイルスのパンデミックの中心地となっているブラジル。変異株が猛威を振るい、連日約9万人の感染者が出る中、多くの医療機関が崩壊に直面しつつある。「全国規模のロックダウン(都市封鎖)が必要」との声が強まっているが…

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対中制裁 EU、人権で米と協調

経済協定足踏み 警戒感形に  欧州連合(EU)が22日の外相理事会で、中国国内でイスラム系少数民族ウイグル族への不当な扱いが人権侵害に当たるとして発表した約30年ぶりの対中制裁は、アラスカでの米中外相会談を終えたブリンケ…

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石垣市が尖閣に標柱設置、議会は意見書を可決

石垣市が尖閣に標柱設置、議会は意見書を可決

 尖閣諸島を行政区域に持つ沖縄県石垣市は、昨年、字名を「登野城尖閣」に変更したことを受け、新しい字名を示す標柱を設置する方針だ。同市議会では上空視察を求めるなど尖閣諸島に関連して三つの意見書を採択した。中国が海警法を施行…

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実戦的訓練強調した習軍令1号

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 米の対中圧力強化に焦り 軍引き締め、強い指導者像誇示  中国の習近平中央軍事委員会主席は、年初に「軍は実戦的訓練を急げ」と開戦に備えるような、2021年の軍命令第1号(軍令1号)を発した。 …

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欧州、変異株との戦い本格化 仏など再ロックダウン

独は再度「緊急ブレーキ」か  フランスは新型コロナウイルスの感染第3波懸念から16の県でロックダウンの実施に踏み切った。前回に比べ限定的ロックダウンだが、英変異株の急速な感染拡大を抑え込めるかが最大の課題だ。コロナとの一…

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50年前作成の国連海洋法条約の限界

一般社団法人生態系総合研究所代表代理 小松 正之 各国の思惑を優先し成立 内容バラバラの資源管理項目  地球温暖化は海洋にも影響を及ぼす。米西海岸のロブスターが北上し、メイン州とカナダ東海岸では豊富になったが、南ではほぼ…

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濱口和久の「防災・減災」対談 リーダーには強靭さが必要

2発目以降の地震にも警戒 大西 リーダーには強靭さが必要 濱口  震度7の地震が同一地域で連続して発生し、多数の死者や住宅被害、土砂災害などを出した熊本地震から来月で5年が経過する。昨年、熊本県では球磨川の水害を経験した…

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悠仁殿下、表彰式にオンラインで御出席

北九州 子ども文学賞で佳作  秋篠宮殿下御夫妻の長男悠仁殿下(14)お茶の水女子大付属中2年は20日、北九州市主催の「第12回子どもノンフィクション文学賞」の表彰式に、お住まいの宮邸からオンラインで出席された。夏休みの課…

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