濱口和久の「防災・減災」対談 リーダーには強靭さが必要


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 震度7の地震が同一地域で連続して発生し、多数の死者や住宅被害、土砂災害などを出した熊本地震から来月で5年が経過する。昨年、熊本県では球磨川の水害を経験した。これらを踏まえ、市長として災害対策をどう進めているのか、災害の教訓をどう活(い)かすべきかなどについて濱口和久拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授が大西一史熊本市長と語り合った。

 濱口 まず、熊本地震の復興状況を簡単にご説明いただけますか。


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