悠仁殿下、表彰式にオンラインで御出席


北九州 子ども文学賞で佳作

 秋篠宮殿下御夫妻の長男悠仁殿下(14)お茶の水女子大付属中2年は20日、北九州市主催の「第12回子どもノンフィクション文学賞」の表彰式に、お住まいの宮邸からオンラインで出席された。夏休みの課題として書いた「小笠原諸島を訪ねて」が、中学生の部97編の応募作から大賞に次ぐ佳作に選ばれた。

秋篠宮家の長男悠仁殿下は「第12回子どもノンフィクション文学賞」表彰式にオンラインで出席された=20日

秋篠宮家の長男悠仁殿下は「第12回子どもノンフィクション文学賞」表彰式にオンラインで出席された=20日

 悠仁さまは「素晴らしい賞をいただき大変うれしく思います。これからも小笠原諸島での出会いや思い出を大切にしていきたいと思います」とはっきりとした口調で話された。

 作品は原稿用紙19枚で、小学5年生だった2017年に母の紀子殿下と行かれた私的旅行で、島の自然や伝統文化に触れ、太平洋戦争の歴史について学んだ体験を御紹介。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、島の人々とオンラインで交流したことに言及し、「感染症が収まったら、仕事で行けなかった父も一緒に、ぜひ再訪したい」とつづられた。

 受賞作は同市立文学館ホームページで公開されている。