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藤井聡太世代と羽生善治九段の違いを先輩棋士らが語った3誌

◆藤井の強さは終盤力  将棋の藤井聡太二冠(19)の大活躍で将棋ブームが続いている。週刊誌3誌が夏の恒例の合併号などに、藤井と元名人羽生善治九段(50)を比較してその強さを分析している。それが平成と令和の社会を映す「世代…

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タリバンへのジェンダー論から番組の自己批判になった「サンモニ」

◆フェミニストが楽観  世界はアフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが返り咲いたことに当惑している。デルタ株に置き換わった新型コロナウイルス感染第5波の話題が報道番組を埋め尽くす中で、22日放送のTBS「サンデーモーニ…

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コロナ禍の日本経済、下期の景気回復を予測する強気のエコノミスト

◆ワクチン普及で好転  新型コロナウイルスのデルタ株が今なお猛威を振るっている。日本国内でもワクチン接種は急ピッチで行われているが、それでも感染拡大は止まりそうにない。そこで次の関心は、この新型コロナはいつ収束するのか、…

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世論で輿論を制御し自民党政権崩壊もくろむイデオロギー闘争の朝日

◆五輪反対論は「世論」  メディア史を専門とする京都大学大学院教授の佐藤卓己氏が持論の「輿論(よろん)」と「世論(せろん)」の違いを朝日紙上で語っている(17日付オピニオン面)。  「世論は世間の評判、付和雷同というニュ…

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ネットに飛び交うワクチン・デマと「フィルターバブル」を解説したNHK

◆接種で不安感薄らぐ  感染力の強いデルタ株に置き換わったことで、新型コロナとの闘いは新たなフェーズに入っている。PCR検査の陽性者数は記録更新の毎日だ。しかし、筆者の不安感は最近、かなり薄らいでいる。ワクチンの2回目接…

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猛威振るうデルタ株、ワクチン接種のスピードアップ訴える新潮・文春

◆体制整備怠ったツケ  新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るっている。入院できず自宅療養中に命を落とすという悲惨な事例をメディアはことさらに取り上げて危機感を煽(あお)っている。ここで疑問だ。去年から病床確保が言われ…

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景気回復の鈍さに政府の感染・経済対策の不実を日経が厳しく批判

◆日本の現状に危機感  2021年4~6月期の国内総生産(GDP)は、実質で前期比0・3%増、年率では1・3%増となった。  西村康稔経済財政担当相は16日のGDP発表の記者会見で、「(コロナ禍にもかかわらず)想定より強…

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人権第一の「現行憲法」を皇室の上位に置き敬語を一切使わない朝日

◆「ご一家」の「ご」省く  福祉施設でホームレスの就職活動に立ち会ったことがある。面接のマナーを学ぶため高校の就活担当の先生を招き、指導を受けていた。難しかったのは敬語。「面接に来た」は「参りました」、「資料を見た」は「…

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レバノン首都大爆発から1年、進まない原因調査と経済危機に警鐘

◆宗派対立一層強まる  1990年に内戦が集結したものの、政治的混乱と経済危機で依然として崩壊の瀬戸際に立たされているレバノン。昨年8月に首都ベイルートで発生した大爆発で、200人以上の死者を出し、物的被害は最大46億㌦…

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被爆76年目を迎える朝、平和記念公園の原爆死没者慰霊碑を訪れ祈りをささげる人たち=6日午前、広島市中区

「核の戦狼外交」へ虎視眈々の中国へ警戒感乏しい「原爆の日」各紙社説

◆脇甘過ぎる朝毎東京  広島は6日、76年目の「原爆の日」を迎えた。  昭和20年8月6日午前8時15分、米国が対戦相手だった日本の広島市に世界で初めて原子爆弾「リトルボーイ」を実戦投下した。人類史上初の都市に対する核攻…

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東京五輪閉幕、あくどい「幻想」を振りまき大恥をかいたリベラル各紙

◆「金」に値する対応力  「やってくれて、ありがとう」。閉幕した東京五輪はこの一言に尽きるのではないか。選手だけでなく、多くの人からこの声が聞かれた。  新型コロナ禍が世界を覆っている厳しい環境下での開催だった。困難を乗…

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宮内庁長官の「拝察」発言で国民の反応を不審がる作家・高村薫氏

◆国民はご発言に共感  さる6月24日、西村泰彦宮内庁長官は定例会見で、東京五輪に関し「天皇陛下は現下の新型コロナの感染状況を大変心配されている」と述べ「国民の間に不安がある中で、開催が感染拡大につながらないか懸念されて…

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「医療崩壊」を警告するサンデー毎日、「五輪が人流を抑制」とする新潮

◆病症逼迫、詳述せず  東京五輪では連日のメダルラッシュだが、新型コロナウイルスのデルタ株感染者数も急増している。週刊誌が「8割おじさん」と呼ぶ西浦博京都大教授は「8月下旬に1日1万人を超す」との試算を出した。「東京9月…

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製造業で相次ぐ検査不正に「日本のものづくり」へ警鐘を鳴らす日経

◆新体制に厳しい評価  鉄道車両向け装置の検査不正問題など一連の不祥事を踏まえ、三菱電機が社長交代を発表した。発覚した製造現場では約35年にわたって検査不正が行われてきたといい、背景に内向きな企業風土の問題も指摘されてい…

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コロナ対策、反対ばかりで代案ない朝日社説に説得力も信頼性もなし

◆強烈な剣幕で反対論  「あなたは反対ばかりするが、それならどんな代案があるのか」  職場の議論でも時にこんな熱い場面に出くわす。司会をしていれば「まぁ、そういう反対のご意見も踏まえて、ではどんな解決策があるか、そっちに…

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中国が抱える課題を分析し、30年後も米国を凌駕できないとみる2誌

◆世界の覇権握る野望  中国共産党は今年7月、結党100周年を迎えた。そして2049年に中国建国100年を迎える。  中国は1978年に鄧小平の主導の下、「改革・開放」路線に転じて以来、西側の資本と技術を積極的に取り入れ…

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東京五輪延期で危ぶまれた開催に再放送で示唆が増した「いだてん」

◆災禍の視座から共感  「こんな時にオリンピックですか!」  「こんな時だからこそ、スポーツが人々に力を与えるんです!」  五輪開会式前の7月22日午後、NHKで再放送された大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」総…

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サイバー攻撃巧妙化でデジタル社会の基盤が蝕まれていると米紙警鐘

◆露が国家的な関与か  大規模なサイバー攻撃、サイバースパイの報道が続いている。イスラエルのIT企業、NSOグループのスパイウエア「ペガサス」が悪用され、国家元首、反体制派ジャーナリスト・活動家の通信が傍受されていたこと…

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五輪開催を対立争点化させ国民世論を分断した朝日のマッチポンプ

◆陰鬱な顔で開幕報道  東京五輪の熱戦にハラハラドキドキ、そして大歓声(むろんリモート)の日々が続く。開会式を伝える読売と一部地方紙の24日付1面は最終面との見開きページとし、ワイドなカラーフォトを使って感動を切り取って…

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きょうだいで金メダルを獲得した柔道男子66キロ級の阿部一二三(左)と女子52キロ級の阿部詩=25日、日本武道館

五輪でも女性と性的少数者を“差別の被害者”に仕立てる「アエラ」

◆史上最多の女子選手  熱戦が繰り広げられている東京五輪への女子選手の参加数は男子と同数とまではいかないが史上最多で、割合は約49%に達する。卓球の混合ダブルスや柔道の混合団体のように、男女で共に戦う種目も増えている。 …

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東京五輪開幕、“骨のある”新潮の村井宮城県知事インタビュー記事

◆衝撃的なメダル予測  さまざまな課題の中で東京五輪2020が始まった。これから17日間、今までの懐疑的な報道姿勢とは打って変わって、テレビ、新聞は連日、五輪報道で埋め尽くすのだろう。週刊誌はそもそも日々の報道では勝負に…

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大幅な最低賃金引き上げに政府へ生産性向上などの注文付けた日経

◆中小企業の経営圧迫  2021年度の最低賃金(時給)が、目安の全国平均で前年度比28円引き上げ、930円とすることで決着した。引き上げ率は3・1%。20年度は新型コロナ禍を考慮して1円増の902円と事実上据え置きとなっ…

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戦後70余年、日本が自由主義国であることに難癖を付け続ける朝日

◆非武装なら即共産化  日本は天皇を戴(いただ)き、かつ自由と民主主義の国だ。経済的に恵まれた国だ。何よりも戦争がない、飢餓がない、独裁がない、民族的ジェノサイド(集団虐殺)がない。むろん、さまざまな問題もあるが、大局か…

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