猛威振るうデルタ株、ワクチン接種のスピードアップ訴える新潮・文春
◆体制整備怠ったツケ
新型コロナウイルスのデルタ株が猛威を振るっている。入院できず自宅療養中に命を落とすという悲惨な事例をメディアはことさらに取り上げて危機感を煽(あお)っている。ここで疑問だ。去年から病床確保が言われていたのに、どうして足りない騒ぎをしているのか。重症患者の増加が予想を上回っているからなのか。そんな甘い予想をしていたのか。
週刊新潮(8月26日号)が「自分で命を守る『デルタ株』防衛術」の記事を出した。「ひとえに政府や専門家が、医療体制の整備をサボってきたツケだ」と断じ、政府を頼れないから自衛策を立てておけという。
...【全文を読む】