宮内庁長官の「拝察」発言で国民の反応を不審がる作家・高村薫氏


◆国民はご発言に共感

 さる6月24日、西村泰彦宮内庁長官は定例会見で、東京五輪に関し「天皇陛下は現下の新型コロナの感染状況を大変心配されている」と述べ「国民の間に不安がある中で、開催が感染拡大につながらないか懸念されていると拝察している」と話した。この西村宮内庁長官の発言に対し加藤勝信官房長官は同日の記者会見で「長官自身の考え方を述べられたと承知している」と語った。


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