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「65歳以上は高齢者」との分類は現実的でないと疑問視した読売と本紙

◆問われる具体的提案  読売「年齢にとらわれず、意欲や体力に応じて、様々なことに挑戦できる社会を作りたい」。本紙「超高齢化社会へと進む日本が解決し、また未来に備えておくべき課題は多い。そういう中で、新型コロナウイルスの感…

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朝日の社論が国民感覚に程遠いことを天下にさらした各紙世論調査

◆高支持率の菅新内閣  菅義偉内閣が発足した。報道機関の世論調査で支持率を見ると、日経の74%を筆頭に共同通信66%、朝日65%、毎日64%と軒並み高い。2000年以降では小泉、鳩山内閣に次ぐ高さで、夕刊フジは「“たたき…

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菅新首相に最初からケンカ腰の文春、コロナの扱い引き下げを迫る新潮

◆「多額」の献金を追及  新政権発足後の100日間を「蜜月期間」といい、メディアも政権への批判や性急な評価を避ける。この“紳士協定”を反映してか、菅義偉新首相への評価も高く、矢継ぎ早に発する方針や指示が好意的に取り上げら…

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正常化合意も各国の思惑さまざま、安定化へ疑問呈するアラブ・サイト

◆包囲されるカタール  イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンのアラブ2カ国が15日、米ホワイトハウスで国交正常化協定に調印した。仲介に当たったトランプ米大統領は署名式典で「新しい中東の夜明け」と中東安定化へ…

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新政権に前向きな成長戦略の強化を説く読売、財政再建で朝日は安倍批判

◆財政持続で日経注文  菅義偉新政権が誕生した。「働く」(菅氏)内閣として、新政権の今後の取り組みに期待したい。  総裁選の期間中に経済政策に関する社説を掲載したのは、10日付読売「自民党総裁選/成長戦略をどう強化するか…

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北朝鮮の傀儡団体主催の追悼式を「絶対善」とし右派を批判する朝・毎

◆毎日が特大記事掲載  毎日4日付夕刊に関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式を扱った特大記事が載った。1面は「『朝鮮人虐殺』否定 今なぜ/慰霊祭近くで集会」の見出しで追悼式に反対する右派団体の集会ルポ、社会面は「否定派の集会/…

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コロナ時代にものづくりの強み発揮する企業を特集したエコノミスト

◆姿を消すコロナ特集  世界的な感染拡大を続ける新型コロナウイルス。いまだにこれといった特効薬はできておらず、これから訪れる冬場に向けての感染拡大に不安を抱かせる。それでも、このところの経済誌を見れば新型コロナが日本上陸…

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自民総裁選告示、活発な外交・安全保障論議を求めた産経・読売など

◆具体的な政策提示を  産経「日本の進路を示す論戦を」。読売「危機乗り越える戦略を論じよ」。日経「損得勘定ではなく政策で選ぶ総裁選に」。本紙「国家像鮮明にして覚悟示せ」。朝日「政権総括議論を深めよ」。毎日「安倍政治の総括…

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安倍政権の路線を全て否定し読者に騙し絵の罠を仕掛け続けた朝日

◆連日社説で悪口雑言  「ルビンの壺(つぼ)」という絵がある。黒地の画面に白地で大型の壺(盃(さかずき))が描かれているが、黒地を図柄で見れば、壺ではなく向き合った2人の顔に見える。「若い女性と老婆」という絵は、若い女性…

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ゲイ提供精子の“自力授精”を告白させたNHK「カラフルファミリー」

◆人の命は授かりもの  「いのちを“つくって”もいいですか?」――。こんなタイトルの本がNHK出版から出ている。その中で、著者の宗教学者、島薗進は「『人のいのち』というものを考えるとき、そこには論理的に示しうる社会倫理と…

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オムニバス形式で「菅総理」を特集した新潮、「宣戦布告」した文春

◆早期解散・総選挙も  安倍首相の辞意表明、自民党総裁選突入を受けて、週刊誌が騒がしい。告示を前にすでに「勝負あった」状態で、菅義偉官房長官一人に焦点が当たっている。ほとんどがそれ前提での誌面作りだ。こうなると読者は「先…

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「道半ば」アベノミクス批判するも主因たる増税に触れぬ朝毎の無責任

◆消費増税がブレーキ  安倍晋三首相が先月28日、病気を理由に辞意を表明。今月半ばには新しい首相が誕生する。  安倍首相の経済政策アベノミクスは、目的の1丁目1番地だったデフレ脱却を果たせぬまま終わることになる。  アベ…

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首相の辞意表明、忘れてはならぬ安倍家と朝日との熾烈な「60年戦争」

◆虚報・捏造、訂正せず  安倍晋三首相が辞意を表明した。持病の潰瘍性大腸炎が悪化し「病気と治療を抱え、体力が万全でない苦痛の中、大切な政治判断を誤ることがあってはならない」というのが理由だという。大腸炎の発症は10代から…

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「安楽死問題」について結論を出せないで、両論併記に終わった新潮

◆嘱託殺人の罪で逮捕  全身の筋肉が動かなくなる神経難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性が、薬物投与による「安楽死」を遂げ、医者2人が嘱託殺人罪で逮捕される事件が起こった。  週刊新潮8月27日号の連載「医の中の蛙」で…

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「コロナ禍の民主主義」称し羊頭狗肉のファシズム批判するサンモニ

◆タイのデモなど注目  新型コロナウイルス感染第2波が懸念される中で、今年は夏休みを返上する“新しい日常”を過ごした人々も多い。お盆帰省の自粛、海水浴場や観光施設が閉まり、身近な場所でレジャーを楽しむ人々などの光景を各報…

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戦後、教育勅語の廃止を執拗に要求したソ連に今なお追従する東京

◆国のため殉じた英雄  戦後75年の夏が過ぎていく。振り返ってみると、「特攻」を扱わない新聞はなかった。先週紹介した読売の連載「戦後75年 終わらぬ夏」では児童文学作家の富安陽子さんの伯父が米空母エンタープライズに体当た…

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「ウィズコロナ」の生活、リモートワークの問題点指摘したNW日本版

◆ビデオ会議“疲れ”も  第2波が来ている。週刊誌は新型コロナウイルスの記事でいっぱいだ。陽性と陰性に擬陽性もある。無症状、軽症、重症化、サイトカインストーム(免疫暴走)、そして後遺症まで。情報が溢(あふ)れ、専門家の見…

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イスラエル・UAE国交は平和をもたらさないと警告する米誌

◆中東の分断を固定化  イスラエルがアラブ首長国連邦(UAE)との国交樹立で合意、対立していたアラブ諸国との関係改善に期待が懸かっている。脱石油を模索するアラブ諸国にとって経済的な恩恵をもたらすとともに、政治的安定がさら…

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戦後最悪GDPでも政府批判なしの朝日、暴言・妄言繰り返す東京

◆目立った建設的提言  大方の予想通り、2020年4~6月期の実質GDP(国内総生産)は年率27・8%減と、戦後最悪の落ち込みを示す厳しい数字になった。  各紙も歴史的事象に翌18日付でそろって社説を掲載した。見出しは次…

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戦後75年、事実辿ることに比重置く読売と歴史修正主義の色濃い朝日

◆「語り継ぐ」意気示す  「戦禍 次代へ語り継ぐ」。戦没者追悼式を伝える読売16日付の1面トップ見出しである。終戦75年、節目の年。コロナ対策の自粛が続く異例の「追悼の夏」となった。  語り継ぐ。その読売の意気を感じさせ…

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脱炭素社会の実現へ海上風力発電など再エネ推進を訴える東洋経済

◆官民協議会立ち上げ  「脱炭素社会」への移行が叫ばれて久しい。二酸化炭素(CO2)の排出量削減は今や世界的な共通課題で日本も避けて通ることのできない実現目標だ。脱炭素化の動きをリードしているのは欧州だが、ここにきて日本…

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香港議会選延期、日本と国際社会に中国への外交的圧力を求めた朝日

◆風雲急を告げる情勢  香港情勢が中国の暴走で風雲急を告げている。  悪名高い「香港国家安全維持法(国安法)」が中国の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)で採択され施行された。これにより香港で、中国本土と同様に反体制活…

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中国の核軍拡は容認し自由陣営に廃絶迫る朝日の「ヒバクシャの思想」

◆身を守る手段教えず  広島で6日、長崎で9日に75回目の「原爆の日」を迎えた。時は過ぎゆき、コロナ禍の中での鎮魂の祈り。語り尽くせぬ被爆体験を後世にどう遺(のこ)すのか、各紙はそろって力の入った特集を組んでいた。  で…

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