戦後75年、事実辿ることに比重置く読売と歴史修正主義の色濃い朝日
◆「語り継ぐ」意気示す
「戦禍 次代へ語り継ぐ」。戦没者追悼式を伝える読売16日付の1面トップ見出しである。終戦75年、節目の年。コロナ対策の自粛が続く異例の「追悼の夏」となった。
語り継ぐ。その読売の意気を感じさせたのが8月1日付から始めた「戦後75年 終わらぬ夏」と題するシリーズだ。「終戦から75年の時が経(た)った。戦争体験を聞くことが難しくなった今こそ、あらためて記憶を語り残してもらい、語り継がねばならない。『戦争を考える夏』はこれからも続く。終わることはない」と前文で言う。
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