教育
ネットトラブルから子供を守ろう
秋田市では父母や教育関係者らが協議会を設置 「中学校の生徒がツイッターで友人を誹謗中傷しています」「LINEに掲載していた画像を勝手にダウンロードされ、ばらまかれて困っています」――近年インターネット関係のトラブルが小…
児童ポルノ被害児童最多「自画撮り」が4割占める
児童ポルノ事件の増加に歯止めがかからない。 警察庁がまとめた今年上半期の事件状況によると、送致件数は831件、被害児童383人で、いずれも過去最多。被害児童は昨年同期に比べると、58人(18%)も増えている。 背景…
石川県 能登の里山里海人を「聞き書き」
技や知恵など地元の高校生が取材 新潟県佐渡市とともに、日本初の「世界農業遺産」に認定された石川県能登半島の高校生たちが、その道の「名人」たちを取材し、冊子にまとめて刊行する能登の里山里海人「聞き書き」事業が4年目を迎え…
刑法犯少年の検挙減少も 低年齢化する性犯罪
警察庁の発表によると、今年上半期の刑法犯少年の検挙人数は、約1万9400人。同期としては平成15年から13年連続の減少となった。人口比も17年から11年連続で減少した。刑法犯の減少には、万引きや自転車盗など「初発型非行…
総務省 海外子女教育で実態調査
人数増加に追い付かぬ在外教育施設 日系企業の海外進出に拍車がかかる中、海外で生活する義務教育段階(小・中学校)の日本人児童生徒(以下、海外子女)の数が増加している。総務省はグローバル人材育成に役立てるため、海外子女・帰…
「自分で親の世話したい」日本の高校生、4割切る
国の違いや宗教の違いに関わらず、親孝行は大切な徳目になっている。特に高齢化が進む日本では、家族が高齢者を支えることの重要性が増している。 だが、国立青少年教育振興機構が公表した「高校生の生活と意識に関する調査報告―日…
4月開校の宮城県登米総合産業高等学校
学科を越え広く産業を学ぶ 宮城県北部の米の名産地登米(とめ)市に、県登米総合産業高等学校(鈴木琢也校長)が今年4月に開校した。少子化が進む中、上沼高校、米山高校、来谷工業高校の3校と登米高校商業科を統合し、新たに福祉科…
小学生のいじめ事件増加、一層の取り組み強化を
平成27年版の子供・若者白書によると、学校(小中高校)によって認知されたいじめは、平成25(2013)年度は185,803件と、24年度(198,109件)から若干減少した。しかし23年度は70,231件だったので、1…
人権教育によるいじめ防止
「ユース・フォー・ヒューマンライツ」 生地真矢子さんに聞く 理解により自分との「違い」を克服 いじめを苦にした子供の自殺が後を絶たない。校内暴力も小中学校で増えており、子供の人権意識や他者への共感を育むことが学校教育の…
14年間で虐待相談6.3倍に児童相談所の体制強化急務
虐待によって、年間50人以上の子供の命が奪われている。先月7月には沖縄県宮古島市で3歳女児が死亡。21歳義父が虐待の疑いで逮捕された。児童相談所がDVや児童虐待を把握しながら、実母が警察の関与を拒否していたため、対応が…
「言葉の壁」越える若者たち 日台友好の輪を広げる
札幌で台湾華語スピーチコンテスト ここ数年、台湾から日本を訪れる観光客が増えている。とりわけ、北海道は人気の的で、来道する台湾人観光客の数はうなぎ上り。それに伴い、日本と台湾でスポーツや教育分野で相互訪問するケースも拡…
若者のHIV感染が最多 リスク高い男性間性接触
わが国のエイズウイルス(HIV)感染は2008年以降高止まり状況だ。中でも、若い世代での感染拡大と、「同性間の性的接触」で感染する割合が高まっており、この層での予防対策が重要になっている。 厚生労働省によると、昨年報…
沖縄戦における集団自決、玉津前石垣市教育長が講演
憎悪と温情から生まれた「軍命」説 石垣市の玉津博克前教育長がこのほど、那覇市で講演し、沖縄戦における集団自決の軍命説は後で書き加えられた創作話であることを当時の証言などによって明らかにした。県教育庁も初めは軍命の記述削…
既婚者の「希望子供数」は「3人以上」と増加傾向に
少子化が進む中、合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供数)はここ数年横ばいになっているが、全人口に占める子供の割合は低下を続けている。 総務省の統計によると、今年4月1日現在の15歳未満の子供の数は1617万人で…
ツケが回る大学再編の動き
評論家 大藏 雄之助 柔軟な戦前制度に倣え 教育に占領軍「勧告」の弊害 文部科学省が国立大学に関して次々に通達や提言を行っている。 まず5月に、86の国立大学に対して「世界最高水準の教育研究」、「特定分野で世界的な教…
違法教員への罰則規定設けよ
公職選挙法が改正され、来夏の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる。これに伴い高校生も投票できるようになり、「主権者教育」が課題となっている。文部科学省は模擬投票など実践的内容の副教材を配布する予定だが、教育…
秋田県「スペース・イオ」開設10年 不登校の児童・生徒支援に成果
ほぼ全員が高校に進学 秋田県が全国に先駆けて平成17年に始めた、不登校の小中学生のための「スペース・イオ(IO)」。この10年で学習面だけでなく、学校になじめない児童生徒の居場所としても役割を果たし、高校進学もほぼ10…
広がる学生インターン 実習生の半数以上に内定
学生のインターンが広がりを見せている。経産省調査によると、実施企業は全体の35.7%に上っている。日本学生支援機構の「大学生インターンシップ実施状況調査」(平成26年度)によると、大学生全体ではインターン経験有りは11…
デジタル教科書に異議 紙と黒板が教育の基本だ
積み重ねが残らない 時代は今まさにデジタル化へ急速に進み、新聞やテレビなど既存のメディアもネットメディアに圧迫され、出版の世界までデジタル書籍化された。 たしかに機械文明の急速な発達により、飛躍的な進歩をとげ量質とも…
佐伯浩北大前総長が北海道教育界の未来を語る
アカデミーフォーラム懇談会で 北海道開拓期の札幌農学校を前身にもつ北海道大学。北の最高学府としてその存在価値を示しているが、政府の緊縮財政によって教育研究予算が減額されるなど年々厳しい状況にある。そうした中で「北海道大…
地方大学が入学定員割れ 少子化響き経営厳しく
文部科学省は、入学定員を超過した私立大学に対して、超過人数に応じて補助金を減らすなどの抑制策を導入するという。地方創生を進めるため、学生の大都市圏への集中を是正するのが狙いだ。 日本私立学校振興・共済事業団がまとめた…
児童ポルノ、子供を守る決意新たにしたい
児童ポルノの「単純所持」に対して来月15日から、罰則が適用される。所持を容認するわが国には、児童買春・児童ポルノ禁止法の成立当時から国際的な批判が出ていたが、これで児童ポルノ撲滅への努力は一歩前進することになる。これを…
秋田県立美術館がアートスクール 多彩な内容に多くのリピーター
秋田県立美術館(秋田市)がアートスクールを定期的に開催している。平成26年(2014年)度は5回開いた。秋田県出身の幕内力士・豪風のデッサンや粘土での表現、電気スタンド制作など各回とも多彩な内容だ。募集人数は小学生以上…