編集局 2015/7/20 教育 [会員向け]
秋田県が全国に先駆けて平成17年に始めた、不登校の小中学生のための「スペース・イオ(IO)」。この10年で学習面だけでなく、学校になじめない児童生徒の居場所としても役割を果たし、高校進学もほぼ100%と成果を上げている。(市原幸彦)
イオは秋田市の県立秋田明徳館高校内に設置。「学習支援」と「集団適応支援」が大きな柱だ。自学自習、学習指導員の個別指導、一斉授業のほか、対人関係・集団適応能力育成のための体験的活動やソーシャルスキルトレーニングなど、学習プログラムは多様だ。
▲