コラム rss

スマートフォンなどを操作しながらの車の…

 スマートフォンなどを操作しながらの車の運転は、事故につながりかねない。「ながら運転」を厳罰化した改正道路交通法が昨年12月から適用されるようになった。今年は「あおり運転」の厳罰化が進みそうだ。  あおり運転は周囲の車両…

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英国首相の上級顧問が、自身のブログに…

 英国首相の上級顧問が、自身のブログに「首相官邸で当局者と共に働く多様な技能や生い立ちの持ち主」を探していると投稿。データ科学者やソフト開発者、政策専門家などのほか、「奇妙な技術を持った変人」は連絡してほしいと募っている…

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今年は東京五輪・パラリンピックの年。それに…

 今年は東京五輪・パラリンピックの年。それに合わせるように、3月30日からスタートするNHK連続テレビ小説「エール」は、まさにその成功を祈願するようなタイトルである。主人公のモデルは、高校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」の…

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レバノンに逃亡した日産自動車の前会長…

 レバノンに逃亡した日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の記者会見は、何ら新味のない一方的な日本の司法制度批判に終わった。多くの日本メディアを排除した上、「日本ではメディアに汚名を着せられた」などと批判。一方、海外メデ…

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注目集めた女性主導政府

地球だより  世界のメディアがめったに注目することがないフィンランド政府が、昨年の暮れに世界のメディアの注目を浴びた。それは、世界最年少の首相が誕生したからだ。それも女性。  社会民主党のサンナ・マリン首相は、34歳で五…

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「詩が純粋に結晶するのは、かえって詩に…

 「詩が純粋に結晶するのは、かえって詩にとって不純な雰囲気のなかで創られるときにおいてだ」(『古典と現代文学』1955年)と文芸評論家の山本健吉(88年没)が言っている。  この言葉は、三浦雅士著『青春の終焉』(2001…

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驚くばかりの学校生活

地球だより  ブラジルを代表するスポーツと言えば、日本では間違いなくサッカーという答えが返ってきそうだが、サッカーに劣らず人気があるのがバレーボールだ。  記者の娘もブラジルの地元高校でバレーボールをやっていて、さまざま…

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誰がラテ、コンデか

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「ラテヌン マリヤ…」(ラテは馬だ)。略して“ラテ”と言い、英語では“Latte is horse”と言う。「ナテヌン マリヤ…」(俺の時はなあ…)と言いながら、訓示する既成世代を…

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欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は…

 欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会は昨年9月に「欧州の未来に重要な記憶」を採決した。これは1939年の独ソ不可侵条約を第2次世界大戦を引き起こすことになった事件として位置付けたもの。  小紙「独ソ不可侵条約めぐり論…

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沖縄版の節分、「ムーチー」で一足早い鬼退治

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  1月2日は「ムーチーの日」。沖縄では旧暦の12月8日に、ムーチーを食べて厄払いする風習がある。ムーチーとは沖縄方言で餅のことだ。仏壇やヒヌカン(火の神)にお供えし、家内安全や無病息…

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不法出国したカルロス・ゴーン被告。昨年…

 不法出国したカルロス・ゴーン被告。昨年12月29日、関西空港からトルコ・イスタンブールに向かってプライベートジェット(PJ)が離陸したことが確認されており、ゴーン被告はこの時積み込まれた荷物の中に隠れていたとみられる。…

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ゴーン氏に冷ややかな視線

地球だより  フランスのモンシャラン欧州問題担当副大臣は、会社法違反などの罪で起訴、保釈中のカルロス・ゴーン元日産自動車会長が昨年暮れに日本から無断国外脱出し、レバノンに逃れたことについて「レバノン・日本間の問題でフラン…

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ポツンと山で暮らす喜び、日本人のDNA

 民放テレビ番組「ポツンと一軒家」が人気だ。山の中にある一軒家を訪ね、なぜ不便な山の中に住むのか、住民に暮らしぶりや半生を聞くという、至ってシンプルな番組だが、多くの人が見てしまう理由は分かる気がする。自然に溶け込み、働…

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令和初の元旦、新聞の社論から。今年は…

 令和初の元旦、新聞の社論から。今年は2度目の東京五輪・パラリンピックの年である。その基点をどこに置くのか。小紙はそれを「安倍政権の歴史的評価を決するものであるばかりでなく、日本国の将来を決するもの」だと憲法改正に求めた…

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「GAFA(グーグル、アップル、フェイス…

 「GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)」と呼ばれる巨大IT企業4社の世界的なネットワーク化が進んでいる。日本の企業は先が見えてこない競争環境の中で、どう対していくか。  商学博士の小林惟司氏が「今日…

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大晦日(みそか)だと思っていたら、あっと…

 大晦日(みそか)だと思っていたら、あっという間に正月が終わる。久しぶりにのんびり過ごしたいと思っていたのに、時間の過ぎるのが速い。そんなふうに感じるのは、高齢者特有の時間感覚とばかりは言えないだろう。  以前だと、故郷…

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中国の空母戦力は未完成

初の国産空母「山東」 本格訓練の兆候見られず  中国は初の国産空母「山東」を昨年12月に就航させた。しかし、専門家らは、試験航海を繰り返しているものの、完全に運用可能な状態ではないとみている。  中国は南シナ海の大部分の…

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特別背任などの罪で起訴され保釈中だった…

 特別背任などの罪で起訴され保釈中だった日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告がレバノンに逃亡したニュースが、世界を駆け巡っている。世界的に著名な経営者で、海外から日本の司法制度への批判が出ていたこともあり、格好の話題を…

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石原慎太郎氏が、作家で文化勲章受章者の…

 石原慎太郎氏が、作家で文化勲章受章者の獅子文六(本名岩田豊雄)から言われた言葉を紹介している。「石原君、君は気の毒だ、あわれだな。一介の文士どもがこんな高級なコースでゴルフなんて、今の時代だけだぞ。そのうち小説なんか絶…

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明けましておめでとうございます。令和2年目…

 明けましておめでとうございます。令和2年目の今年の干支(えと)は「子(ね、ネズミ)」。人間に身近な動物というと犬や猫を挙げる人がほとんどだろう。しかし昔は、同じ家を棲(す)みかとするネズミこそ、最も身近だった。  日本…

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便利な「駆け込み寺」、病児保育の怖さ

 今月13日、横浜市の大規模病児保育施設が約1億円の赤字を抱え、2年で閉鎖した。同施設は子供が急に熱を出しても医者の診断書なしで、朝7時から預かってくれるため、共働きの親には「駆け込み寺」のような存在だったという。  同…

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教会の鐘は「カーン、カーン(come=…

 教会の鐘は「カーン、カーン(come=来る)」と鳴り、寺のそれは「ゴーン、ゴーン(gone=去りぬ)」と聞こえる。『こころの作法』(山折哲雄著、中公新書)の中で知人による鐘のつくり話として紹介されているが、言い得て妙な…

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社員70人のうち36人が死亡した京都アニメ…

 社員70人のうち36人が死亡した京都アニメーション放火殺人事件で、京都市消防局は、生存者に聞き取り調査をして避難行動の全容を取りまとめた。なぜ、これほど被害が拡大したのか。そこには、煙の恐怖が浮かび上がってくる。  1…

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