コラム rss

ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領が来日…

 ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領が来日した。同国大統領としては故カリモフ前大統領以来8年ぶり。これに際し、アブドゥハキモフ副首相の特別寄稿が16日付小紙に掲載された。  副首相は一橋大に留学した経験のある政権きっての…

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あと1週間でクリスマス

地球だより  ウィーン市庁舎前広場には毎年、欧州最大規模のクリスマス市場が開かれる。今年も11月15日、高さ32メートル、樹齢130年の松の木のクリスマスツリーに付けられた2000個を超えるLEDランプにスイッチが入った…

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足りぬ子育てのための人材

 筆者の妻は、高齢者のデイケア施設で働いている。年明けに介護福祉士の試験を受けるため、現在は勉強真っ最中である。  介護の現場はとにかく人材不足だ。妻が繰り返しこぼしているのは、「今月も1人辞めた」というような話である。…

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「ながら運転」を厳罰化した改正道路交通法…

 「ながら運転」を厳罰化した改正道路交通法が今月施行された。スマートフォンなどを操作して車を運転すると「携帯電話使用(保持)」に問われ、罰則が「5万円以下の罰金」から「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」に。  事故…

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地球環境問題に関し、よく知られた表記に…

 地球環境問題に関し、よく知られた表記に「Think globally/Act locally」(地球規模で考え、足元から行動を)がある。その解決には、一人ひとり、一国一国の行動の積み重ねしかない――という意味だ。  小…

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「来年のことを言うと鬼が笑う」ではないが…

 「来年のことを言うと鬼が笑う」ではないが、2020年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」は、出演者のトラブルや配役変更などでいささか心配だったが、何とか無事に放映されることになった。  それにしても、従来謀反人と…

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日本映画の巨匠、小津安二郎監督は昭和38…

 日本映画の巨匠、小津安二郎監督は昭和38(1963)年12月12日の還暦の誕生日に世を去った。祥月命日には親族やゆかりの人々、熱心なファンが北鎌倉、円覚寺の墓に詣で、近くの日本料理店で懇親を深める「小津会」を開いている…

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国中がサッカーの興奮に

地球だより  11月15日の夜、フィンランド中が興奮に包まれた。大統領もメディアも歴史的な日だと称賛した。この日、フィンランドとリヒテンシュタインのサッカーの試合があり、フィンランドが3対0で相手を破り、4年に1度、ヨー…

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OECD(経済協力開発機構)による学習度…

 OECD(経済協力開発機構)による学習度(高校1年生)の調査結果が公表された。日本については「読解力」の低下が指摘された。想定通りの結果ではあるが、放置しておけばいいというわけにはいかない。  読めない人間は書けない人…

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お祭りムードの12月

地球だより  今年の11月は雨が少なく例年に比べ暖かかった。12月になってからは連日の雨で、気温が一気に下がり寒くなったので、物置から電気ストーブを出すことにした。イスラエルは本格的な雨期に入ったようだ。  12月に入る…

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伝説となった金宇中

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  中国の新疆ウイグル自治区のウルムチ。西域と呼ばれている場所だ。14年前の冬、ウルムチは濃霧に覆われていた。航空機すら離着陸できなかった。そこの人々はこう語った。「寒い冬に打ち勝つた…

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福島県のJR郡山駅で下車した。駅内の観光…

 福島県のJR郡山駅で下車した。駅内の観光案内所前では磐越西線120周年を記念する展示が行われていた。郡山―会津若松間に鉄道が開通したのは1899年で、当時は岩越鉄道と呼ばれた。  以来、現在までの歴史が年表と写真で紹介…

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習近平政権 対 香港 トマトをどう捨てるのか

 現代史の先例を見ても、共産・全体主義政権は「『腐ったトマト』(反体制分子)は籠から放り捨てろ。側のトマトも腐ってしまうから」と考える様だ。国民人口減少を指向する場合もある。中国は今後、香港トマトをどう処理するだろうか。…

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おおらかな沖縄県民の悩み、優しい目で見て

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  「飲み会で平気で何時間も遅れる」――。  これは、沖縄県民に対する多くの国民のイメージだ。このほど、全国放送のテレビ番組で、県出身の芸能人らが、こうした県民性について赤裸々に語った…

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今年ノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏が…

 今年ノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏が公式会見で若手研究者を励ますメッセージを送ったが、政府は彼らを長期的に支援するため、経済対策で約500億円の基金新設を決めた。研究開発費や海外渡航費などを念頭に最長10年間、平均で…

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家庭教師のハードな1日

韓国から  教育熱が高い韓国では子供たちが小さい頃から学習塾やピアノなどの習い事、受験を控えれば予備校に通わされ、1週間の放課後スケジュールがビッシリ詰まっている子も珍しくない。そんな教育需要の上に成り立っているビジネス…

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タクシー通学する小学生

 いよいよ小学生がタクシーで通学する時代になったか――。昭和の終わり、バブル経済の時代なら、威勢のいい話となるのだろうが、実は四国の山間部の村で起こった悲しい現実だ。平成半ばに隣町と合併して新しい町の一地区となったが、そ…

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やっぱり新聞は読まなくちゃ――。経済協力…

 やっぱり新聞は読まなくちゃ――。経済協力開発機構(OECD)の「国際学習到達度調査」(PISA)で、日本の子供たちの「読解力」の続落が危惧されている。3年ごとのPISAで、今回は79カ国・地域の義務教育修了段階の約60…

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「夕焼の金龍飛べり冬の空」(山口青邨)…

 「夕焼の金龍飛べり冬の空」(山口青邨)。めっきり寒くなって、厚着をしている人、マスクやマフラーをしている人を見掛けるようになった。空を見上げると、どこか寂しいまでの薄い青さが広がっている。  冬といっても、生き物たちの…

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終盤の国会で改正鯨類科学調査実施法が成立…

 終盤の国会で改正鯨類科学調査実施法が成立した。商業捕鯨が31年ぶりに再開し、調査捕鯨が終了したことを受けての改正だ。国によるクジラの捕獲や解体技術の普及支援、反捕鯨団体の妨害対策も盛り込まれている。  英国生まれの作家…

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停電で人生真っ暗?

地球だより  国力の落差が大きい東南アジアでは、インフラ事情一つ取っても千差万別だ。経済成長で先行したシンガポールやタイでは、雷が落ちるとか避けがたい自然災害にでも遭遇しないと、停電はまずない。しかし、ミャンマーなどでは…

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「自分の個性と違う役を演じる場合、困る…

 「自分の個性と違う役を演じる場合、困ることはないか?」という質問に対し、女優の奈良岡朋子さんが「違う自分は実は自分の中にあったことに気づく」と答えていた。民放テレビで放送された番組だが、興味深かった。もともと自分の中に…

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G2のセール競争

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  世界的な景気の鈍化にもかかわらず、G2(米国と中国)の年末セールが熱気を帯びてきている。先月29日、米国の“ブラックフライデー”1日のオンラインの売上高が74億㌦となり歴代最高値を…

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