コラム
「キラキラネーム」の蔓延が止まらない。…
「キラキラネーム」の蔓延が止まらない。子供に奇妙な名前をつける風習は1990年代から始まったが、20年たった今も健在のようだ。「週刊新潮」(11月6日号)では「空」と書いて「すかい」、「七音」を「どれみ」、「遊女」を「…
紙爆弾の威力
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「義挙越北する(韓国)国軍将兵たちに。共和国国民の権利、自由を保障。国家表彰、生活保障金・賞金支払い。大学および研究院まで無料教育。職業・職場の斡旋(あっせん)、外国留学を保障。高…
作家の島崎藤村は好きな食べ物のこと…
作家の島崎藤村は好きな食べ物のことについて触れた随筆で「肉の中では、何と言つても私は、小鳥類がうまいかと思ひます。魚では、川魚が好きです」(「身のまはりのこと」)と書いている。 木曽路を舞台にした代表作『夜明け前』で…
空が高く澄み渡り、気持ちのいい風が吹いて…
空が高く澄み渡り、気持ちのいい風が吹いている。一方、東京・荒川の土手を歩くと、秋口に一斉に咲いた彼岸花の鮮やかさは既になく、野花もくすみ始め晩秋の気配も。 私事で恐縮だが、心筋梗塞で入院した64歳の知人の見舞いに一昨…
国連にも招かれたヴルストさん
こんなに熱気に包まれた国連を久しく見たことはない。潘基文国連事務総長が3日、90カ国から約1000人の参加者を迎え開催された内陸開発途上国(LLDC)の第2回会議に参加するためウィーン国連入りしたからではない。女装で髭…
米中間選、共和党の勝利へ
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 混乱と無能の民主党 支持率低迷するオバマ氏 【ワシントン】今回の選挙は本当に争点がないのか。民主党はそう考えたがっているようだが、実は違う。 まず、どの選挙もそうだが、経済…
慰安婦大虚報をめぐる朝日新聞の対応は、…
慰安婦大虚報をめぐる朝日新聞の対応は、8月5日の検証記事で虚偽とした故吉田清治氏証言による16本の記事の取り消しから始まった。その際、虚報を掲載したことと、その取り消しが遅きに失したことへの謝罪がなかったことで猛烈な批…
中国の草刈り場
地球だより タイ軍事政権の外相代行を兼務するシーハサク外務次官が、中国を訪問し王毅外相や楊潔篪国務委員(副首相級)と会談した。 毛沢東語録に「銃口から政権が生まれる」とある通り、中国には軍事政権に対するシンパシーが…
新しい着想を得るには
「ここに補助線を引くと、この直線(角)とこの直線(角)が平行(同じ大きさ)になって…」 中学の数学の時間。図形の問題で、こんな説明をよく聞いた。その時は「あっ、なるほど。そうか!」と思ったが、実はこの説明、何の助けに…
日本国憲法は昭和21年11月3日、明治天皇の…
日本国憲法は昭和21年11月3日、明治天皇の御誕生日にあたる「明治節」に公布された。憲法案は同年6月20日帝国議会に提出されて10月7日両院を通過し、公布の運びとなった。 審議の焦点は国体と自衛権についてだった。金森…
「めくる めぐる 本の世界」。これは…
「めくる めぐる 本の世界」。これは読書週間(10月27日~11月9日)の今年の標語である。毎年のことながら本を読む喜びを巧みに表現していると感じる。問題はどんな本を読んだらいいかということだろう。 読書に慣れ親しん…
同性婚者に神の祝福を与えた神父
21世紀に入り 同性愛者の権利は益々強調され、時代は法的に同性婚の認知に向かって流れ出している。じっくりと考える時間もないうちに、同性愛者は市民権を得ようとしているのだ。 米アップルのティム・クック最高経営責任者(C…
一人の神父の「罪と罰」
バチカン放送独語電子版が29日、悲報を報じた。イタリア北東部のトリエステのローマ・カトリック教会の神父が自殺した。神父の所属する司教区の話によると、神父は先月25日、13歳の少女に性的虐待を行ったことを司教に告白してい…
きょう11月1日は「古典の日」。『紫式部日記』…
きょう11月1日は「古典の日」。『紫式部日記』に『源氏物語』についての記述が初めて出た日という。なぜか「自衛隊記念日」など、他の記念日も重なっている。「灯台記念日」もその一つ。 日本最初の洋式灯台である観音埼灯台(神…
潘基文氏の「名文」とその胸の内
国連社会人道文化委員会は昨年11月、満場一致で11月2日を「ジャーナリストへの犯罪を追及する日」(the International Day to End Impunity for Crimes against Jou…
冬時間移行2度寝の幸せ
地球だより 長年ロシアに住んでいると毎年この時期、「今夏時間だっけ?冬時間だっけ?」と戸惑うことがある。ロシアは以前「夏時間」と「冬時間」を使っていたが、メドベージェフ前大統領(現首相)が2011年、夏時間に一本化した…
昭和天皇御製(ぎょせい)。「山百合の…
昭和天皇御製(ぎょせい)。「山百合の花咲く庭にいとし子を車にのせてその母はゆく」。御製とは天皇の作られた歌のこと。昭和天皇が、現在の皇后陛下の皇太子妃時代を詠まれたものだ。 「いとし子」は現皇太子殿下。山百合の咲く庭…
北朝鮮を脅せ?
地球だより ソウル駐在期間中、北朝鮮の地に足を踏み入れたことが2度だけある。金剛山観光と開城観光に参加した時だ。陸路、軍事境界線を越え、しばらく行くと目に入ってきた光景にわが目を疑ったのを覚えている。樹木がない山、古び…
なぜ日本人は災害で冷静なのか
ウィーンの国連で28日、国際赤十字赤新月社連盟が2014年版「世界災害報告書」(World Disasters Report)を公表した。昨年の報告書のテーマは「災害時での人道支援と通信技術の役割」だったが、今年の報告…
30-50クラブ
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「2049年、わが国の1人当たりの国民所得は300~500㌦になる」。1964年に慶熙大学の在学生アンケート調査で80%がこう予測した。1964年の韓国の1人当たりの国民所得は12…
「空で光彩の爆発が起っていた。赤と緑が…
「空で光彩の爆発が起っていた。赤と緑がからまり合って渦を巻き、その中心から緑の矢があらゆる空間に向って放射されていた。彼に向って降りそそがれる無限に近いほど長い緑の矢は間断なく明滅をくりかえしていた」。 新田次郎の『…
観光討論会に翁長氏欠席
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 「沖縄観光の未来を考える会」(新垣安男代表理事)は21日夜、那覇市内のホテルで沖縄県知事選立候補予定者を招いた。ところが前那覇市長の翁長雄志(おながたけし)氏だけは、「観光政策がま…
「社内刷新すると言っているが、どうぞやって…
「社内刷新すると言っているが、どうぞやってください。我々が関心を持つのは我々日本人に与え続けている被害を取り除く努力をしてくれるかどうかということです」。 東京・平河町の砂防会館で開かれ約2000人が参加した「『朝日…