コラム rss

内閣改造練り直し 石破氏は安保担当相辞退へ

 9月に予定されている内閣改造で一番揉めそうなのは安全保障担当相のポストだ。人が居ないわけではない。自薦他薦の候補者がわんさかといる。しかし、常識的に見て、新安保相に迎えるならこの人といわれる人物がいる。石破茂幹事長がそ…

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広島にはマツダなどが本社を置き、大企業の…

 広島にはマツダなどが本社を置き、大企業の支社も多い。人口は1960年代には50万人、80年代には100万人を突破。それに対応し、山裾を切り開き宅地が造成されていった。  多数の死者・行方不明者を出した今回の土砂災害で被…

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「南瓜(かぼちゃ)煮てこれも佛に供へけり」…

 「南瓜(かぼちゃ)煮てこれも佛に供へけり」(高浜虚子)。カボチャは、この時期によく食べられる食材だろう。気流子の子供時代、おやつ代わりに甘く煮たカボチャをよく食べた思い出がある。  カボチャは大きいので煮物は多量に出て…

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夏になると、寄席やホールの落語で怪談噺が…

 夏になると、寄席やホールの落語で怪談噺が演じられる。今年も三遊亭圓朝作「怪談牡丹燈籠」を桂歌丸さんが、東京の国立演芸場で10日間にわたって披露した。25日の紀伊國屋寄席では、桂文治さんが「のっぺらぼう」、三遊亭小遊三さ…

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ガザ攻撃で冷静だった国民

地球だより  イスラエルとパレスチナのガザを実効支配するイスラム根本主義過激派組織ハマスとの激しい戦闘を目前に、今回のエジプト国民は実に冷静だった。「イスラエル反対」を叫んだ中南米や一部欧州諸国の国民とは対照的に、「イス…

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8月15日を前にしたある日、テレビ画面で…

 8月15日を前にしたある日、テレビ画面で米国のB29爆撃機を「Bにじゅうきゅう」と読んだアナウンサーを見かけた。民放の若い男性のアナウンサーだった。いささかの違和感を覚えたのは、あの爆撃機は「Bにじゅうく」でなくてはな…

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「会津朝日岳は、昭和三十八年九月に只見線の…

 「会津朝日岳は、昭和三十八年九月に只見線の大白川―只見間が結ばれるまでは、本州最奥に位置する山の一つであった」と南会津山の会の山田哲郎さんは記している(『静かなる山』茗渓堂)。  この山は福島県只見町にあり、中部山岳に…

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光復節の頭痛

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  他の国の国旗は描きやすい。1、2種類の色に、模様も単純だからだ。それと比べると、太極旗(韓国の国旗)の構成と模様は誰が見ても複雑だ。「太極旗をきちんと描いてください」。試験にこんな…

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“ジョンウン教”の犠牲者

地球だより  25年ぶりにローマ法王を迎えた韓国の熱狂ぶりを見ながら、以前、ある元韓国大統領府高官が語った言葉を思い出した。  「あの国は宗教国家と思えば一番分かりやすい」  「あの国」とは今回、法王が言及した「韓半島分…

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バチカンが「武力行使」を容認

 独福音主義教会(EKD)元議長のマルゴット・ケスマン女史は同国週刊誌シュピーゲル(8月11日号)とのインタビューの中で、「武力で紛争を解決することには賛成できない」と主張し、「正義の戦争は存在しない」という従来の持論を…

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反基地運動に住民いら立ち

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  米軍普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ(名護市辺野古)への移設に向けた作業がいよいよ本格的になった。  防衛省は14日朝、辺野古沖に立ち入り禁止区域となるブイ(浮標)を設…

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音楽家の坂本龍一さんが以前、脱原発集会に…

 音楽家の坂本龍一さんが以前、脱原発集会に参加し「たかが電気のために命を危険に晒(さら)してはいけない」などと発言した。生命に比べて電気などものの数ではない、ということであろう。  確かに生命は大切だが、電気も生活を豊か…

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法王の訪韓はアジア重視の始まり」

 ローマ・カトリック教会最高指導者ローマ法王フランシスコは18日午前、訪韓最後の日程、ソウルの明洞聖堂で約1000人のゲストを迎え記念ミサを挙行した後、4日半の訪韓全日程を終え、ローマへ帰国の途に就いた。バチカン放送独語…

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外交戦略持たないオバマ氏

 米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 遅すぎるイラク支援 シリアは分断の可能性も  「大国には組織化原理が必要だ。『ばかなことをするな』は組織化原理ではない」-ヒラリー・クリントン氏、米誌「アトランティック」8月…

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夏休みもあと10日余、暦の上で秋が立って…

 夏休みもあと10日余、暦の上で秋が立って明日で2週間となる。今週末23日は暑さがおさまるとされる処暑(しょしょ)だが、5年続きの猛暑はしぶとく居座ったまま。連日の真夏日に、今が夏真っ盛りだとばかりのセミ時雨がかまびすし…

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ATMで感電死

地球だより  タイ南部トランで15日、現金自動預払機(ATM)に触った女児(2)が感電死した。  女児は姉(16)がガソリンスタンドにあるバンコク銀行のATMでキャッシュを引き出している際、隣のサイアム銀行のATMに接触…

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普天間飛行場の移設反対報道の裏事情

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を名護市辺野古沖に移設するための調査がようやく始まった。  住宅密集地と隣り合わせの普天間飛行場の危険性を解消するためにも、辺野古沖への移設は前進させなければならない課題だ。  一方、…

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挑戦の舞台はアジア

 この10年、定年後の移住先として東南アジアに目が注がれている。理由は「安・近・暖」。物価が日本の3分の1と安く、距離が近く、1年中暖かいからだ。  筆者の知人に、20年ほど前にマレーシアのペナンに渡り、事業を始めた人が…

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迫る内閣改造 目玉は多くの女性の起用

 8月も半ばを過ぎた。暦の上ではもう秋だ。ところが秋どころか、まだ猛暑の真っ最中だ。しかし、涼しいところが一カ所だけある。東京のど真ん中の永田町がそれだ。ほとんどの議員がお国に帰り、盆踊りや後援者回りに汗をかき永田町はも…

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東京・JR渋谷駅周辺のデパートなど商業…

 東京・JR渋谷駅周辺のデパートなど商業施設が立ち並ぶ路上を、アジア人だけでなく、欧米人の若いカップルが闊歩(かっぽ)しているのが目につく。5年ほど前まで渋谷の職場にいたが、その時の街の空気との違いを感じる。  今、渋谷…

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「家は皆杖に白髪の墓参り」(芭蕉)。…

 「家は皆杖に白髪の墓参り」(芭蕉)。お盆休みもきょうで終わり、明日からまた仕事である。帰省とUターンで疲れ気味の読者もおられるかもしれない。  かつては、お盆は長い間離れていた田舎で、親や親戚とともに過ごす骨休めのよう…

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手前味噌になるが、昨日の小紙「フォト…

 手前味噌になるが、昨日の小紙「フォト・ギャラリー」掲載の写真に目が釘付けになった。4枚プロペラ、零戦と比べややずんぐりした胴体、小さめの風防など、旧日本海軍の局地戦闘機「紫電改」の勇姿である。昭和53年に久良湾から引き…

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69年前の終戦の日の日記に永井荷風(66歳)…

 69年前の終戦の日の日記に永井荷風(66歳)は「今日正午ラヂオの放送、日米戦争突然停止せし由を公表したりと言ふ」(『断腸亭日乗』)と記した。大仏次郎(48歳)は「未曾有の革命的事件」とした上で、この屈辱を血気盛んな青年…

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