コラム
神の贈り物
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 現代グループの創業者、故鄭周永会長は太陽に向かって怒った人間だ。仕事をしたいのに、どうして早く日が昇らないのかと腹を立てたのだという。米屋を運営していた若い頃、彼は毎日、早朝3時に…
ローマ法王の訪韓に期待すること
ローマ、カトリック教会の最高指導者ローマ法王フランシスコは14日、就任3回目の海外の訪問先、韓国を訪問する。5日間の日程の同訪問では、大田や忠清南道一帯で開かれる「第6回アジア青年大会」に参加するほか、韓国教会の殉教者…
先月17日付のこの欄で紹介した映画「クライマー」…
先月17日付のこの欄で紹介した映画「クライマー」に登場する、オーストリア生まれのクライマー、デビッド・ラマさんが来日し、話を聞く機会があった。小柄できゃしゃな感じがするが、筋肉の盛り上がった腕は太い。 南米パタゴニア…
梅澤裕隊長永眠す
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄戦時、座間味島で米軍と戦った元陸軍海上挺進第一戦隊長の梅澤裕(うめざわ・ゆたか)氏が6日、兵庫県の自宅で逝去した。97歳だった。ドキュメンタリー作家、上原正稔さんによると、6日…
先ごろ社長交代で話題を呼んだ通信販売大手…
先ごろ社長交代で話題を呼んだ通信販売大手・ジャパネットたかた。軽快な口調の商品説明で人気の高田明社長が1986年に設立し、全国区の知名度を得て事業を拡大させた地方(九州)発の元気な企業だ。 かのソフトバンクの孫正義社…
意図的に憲法違反犯すオバマ大統領
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 移民問題で大統領令か 弾劾議論で選挙戦が有利に 【ワシントン】オバマ大統領は短気だ。議会が移民問題で行動しないから、自分でやると言った。ホワイトハウスは、大統領が何をしようと…
「朝日 32年後の撤回/強制連行証言は…
「朝日 32年後の撤回/強制連行証言は『虚偽』」(読売6日)などと新聞が報じた朝日新聞(5、6日)の「慰安婦報道」特集について。朝日は自称・元山口県労務報国会下関支部動員部長、吉田清治氏の「慰安婦を連行した」との証言を…
愛国のライチ
地球だより 南シナ海を自国の内海のように振る舞う中国の強引な手法にベトナムは黙っていない。それは巨人・中国を前に蟷螂(とうろう)の斧(おの)でしかないが、「一寸の虫にも五分の魂」だ。 だが巨人は鞭(むち)を持っている…
マフィアの「神様」
イタリアのマフィアは神を愛し、聖母マリアを崇拝しているから、教会から破門されることを恐れているという。組織犯罪グループで、人を殺害することを躊躇しないマフィア関係者が神を信じ、教会から破門されないかとかなり深刻に悩んで…
「菜畠に残る暑さや瓜の苗」(許六)。…
「菜畠に残る暑さや瓜の苗」(許六)。朝夕をセミの声が雨のように降り注ぐ。厳しい暑さが続くが、暦の上ではすでに秋。歳時記では8月の項目に「秋の蝉」「残暑」「秋めく」「新涼」など、秋に関する季語も少なくない 。 台風の接…
落語には、滑稽噺(ばなし)、人情噺などの…
落語には、滑稽噺(ばなし)、人情噺などの分類があるが、親子の情愛を描いた「親子噺」とでも言うべき噺も少なくない。「子別れ(子はかすがい)」「藪入り」「初天神」など、その代表だろう。 親子の情愛は万国共通だけれど、落語…
高揚するウクライナ人の愛国心
地球だより ウクライナの首都キエフを流れるドニエプル川の畔を、ウクライナの友人と散歩する。人口280万人の大都市の真ん中に、これほどの水と緑の空間があることに改めて感銘を受ける。 キエフ北部にあるアバロン地区では、最…
覚せい剤取締法違反などの罪で起訴された…
覚せい剤取締法違反などの罪で起訴された「CHAGE and ASKA」のASKA被告が、20年来薬物を使用していた、と自供した。報道に接したファンが、この期間に作られた曲に感動した自分は何だったのか、と疑問を持ったとい…
虎を得んとすれば
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 白い花びらが海の上に無数に落ちる。木綿の服を着た朝鮮の兵士たちは敵の銃に撃たれ城郭の下に落ちた。西欧の虎に立ち向かった兵士たちの手にはろくな武器すらなかった。頭の上を銃弾が雨あられ…
栃木県那須塩原市に「ハンターマウンテン…
栃木県那須塩原市に「ハンターマウンテンゆりパーク」がある。冬はスキー場だが、夏は「ゆりパーク」となって50種、400万輪のユリが観光客の目を楽しませてくれる。今、パーク全体が花の見頃だという。 全長1㌔のフラワーリフ…
これも「人災」なのに…
地球便り 韓国は例年、7月後半から8月前半にかけてが一年で最も蒸し暑い。学校が夏休みということもあり、大人たちもこの期間中に休暇を取る人が多く、日本海に面した東海岸や各地の渓谷など代表的な避暑地は家族連れでごった返す。…
胚性幹細胞(ES細胞)研究の第一人者…
胚性幹細胞(ES細胞)研究の第一人者として世界的に有名な理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長が首つり自殺した。 笹井氏はSTAP細胞論文の責任著者の一人で、不正が見つかったSTAP論文筆頭…
EU移民への規制強化
地球だより 欧州連合(EU)の国籍があればEU内は原則として居住と就労が自由であるので、英国には特に2004年以降に加盟した東欧諸国から毎年約10万人の人々が移住してきている。これらの東欧移民が就労しないままに居住し続…
ハマス支援する米国務長官
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー エジプト停戦案を妨害 親米アラブ諸国が連帯へ 【ワシントン】ケリー国務長官は、停戦外交をめぐってイスラエルの左派、右派、中道全勢力から激しく非難されている。だが、それは一部に…
もう半ば忘れられた「事業仕分け」という…
もう半ば忘れられた「事業仕分け」という言葉。民主党政権下で次世代スーパーコンピューター開発の予算削減で、某仕分け人が「2位じゃダメなんでしょうか?」と切り込んで逆に切り返されたことを覚えている人もおられよう。 その手…
徴兵制と防衛大人気
集団的自衛権の行使を可能にする閣議決定から約1カ月が過ぎた。いまだに一部の新聞・テレビの中には、反対派の学者や左翼市民団体代表の主張を掲載し、安全保障の知識のないゲストを番組に登場させては、行使反対について喋らせている…
フィリピンの人口1億人突破に思う
地球だより フィリピンの人口委員会は先月末、同国の人口が1億人を突破したと発表した。しかも国民の平均年齢は23歳という若さだそうだ。 先日、日本を訪れたフィリピン人に感想を聞いたところ、「いったい日本の子供たちはどこ…
人生80年、何をする
「人間50年、下天のうちをくらぶれば夢幻のごとくなり。…」 NHKの大河ドラマ『軍師官兵衛』で織田信長が述べたいわゆる辞世の句だが、歴史的には、信長が好んだ幸若舞『敦盛』の一節で、桶狭間の戦いに出陣する信長が直前に清…