コラム rss

「週刊文春」が「週刊新潮」の中吊り広告を…

 「週刊文春」が「週刊新潮」の中吊り広告を盗み見して「スクープ泥棒」を繰り返したとする新潮(5月25日号)の告発に対し、文春側は疑惑を突っぱねる編集長のコメントを出した。  証拠を元にした告発に反論の記者会見をするでもな…

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米海軍、ミスチーフ礁近海で「航行の自由作戦」

 米国防当局者によると、米海軍艦艇は南シナ海で行った「航行の自由作戦」で、落水者の救難訓練を含む機動訓練を行っていた。中国の領有の主張を強く否定することを狙ったもので、作戦が通常の航行にとどまらないことを示す前例になると…

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サウジから始まる中東和平

まずアラブとの融和を 米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー  「神々がアラブ・イスラエル紛争を最初に解決しようすれば、破壊することになる」-アービング・クリストル  米国は中東和平を追求し続けているが、何ともこっけ…

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難病患者の福音と言われたiPS細胞(人工…

 難病患者の福音と言われたiPS細胞(人工多能性幹細胞)。京都大学の山中伸弥教授がiPS細胞を作製し、その論文を発表してから10年が経(た)つ。  今年3月には、備蓄された他人のiPS細胞を使った再生医療で世界第1号とな…

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「子燕のさゞめき誰も聞き流し」(中村汀女)…

 「子燕のさゞめき誰も聞き流し」(中村汀女)。駅前に向かって歩いていると、風を切るようにツバメが飛び交っていた。そろそろと思っていたので、嬉(うれ)しい気分とともに夏の到来を実感した。道路の両側には所々にツバメの巣があり…

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北朝鮮で体制へ不満の兆候

脱北者らが指摘  北朝鮮の脱北者らによると、北朝鮮国内で金正恩体制への反発が強まっていることを示す出来事が相次いでいるという。  米人権擁護団体「北朝鮮自由連合」の会長で、北朝鮮問題専門家のスザンヌ・ショルテ氏は4月、脱…

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シチリア島といえば、マフィアを連想する人が…

 シチリア島といえば、マフィアを連想する人が多いだろう。フランシス・フォード・コッポラ監督の映画「ゴッドファーザー」も、それにひと役買った。パレルモ空港の正式名称、ファルコーネ・ボルセリーノ空港は、マフィアとの戦いで犠牲…

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「禁煙令」悪用し恐喝

地球だより  このほどドゥテルテ大統領は、公共の場での喫煙を禁じる大統領令に署名。7月から施行される予定だが、早くもこれを悪用した恐喝が発生し日本人が被害に遭っている。  現地メディアによるとマニラ国際空港のトイレで、電…

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「関西というのは難しい土地柄です」と山崎…

 「関西というのは難しい土地柄です」と山崎正和氏(劇作家、評論家)が話している。24時間にも及ぶインタビューをまとめた『舞台をまわす、舞台がまわる』(中央公論新社刊)という本の中での発言だ。  京都人は、例えば祇園祭では…

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「トランプ錯乱症候群」

地球だより  ニューヨーク・タイムズ紙やCNNテレビなど米大手メディアにはあまり登場しないが、保守系メディアを中心に話題になっている言葉がある。「トランプ錯乱症候群」と呼ばれる新語だ。  トランプ米大統領に対して憎しみを…

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一度ご飯を食べよう!

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  『ひとりで食事をするな』(邦題『一生モノの人間力』)という本がある。米国のコンサルティング専門家キース・フェラッジとタール・ラズが書いた人生の成功法に関する本だ。  内容はこうだ。…

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山開きのシーズンである。群馬、福島、新潟…

 山開きのシーズンである。群馬、福島、新潟、栃木の4県にまたがる尾瀬国立公園でも山開きが行われ、夏山シーズンが始まった。尾瀬ケ原では例年より雪が多く残っているが、傍らではミズバショウが開花している。  「夏がくれば思い出…

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山城被告の国連演説は可能か

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  反基地活動家の山城博治被告が6月下旬、スイス・ジュネーブの国連人権理事会で「不当弾圧」を訴える。沖縄県内の“人権研究者”でつくる沖縄国際人権法研究会(共同代表=島袋純、星野英一両琉…

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地震学者のロバート・ゲラー元東大教授が…

 地震学者のロバート・ゲラー元東大教授が「日本政府は地震予知ができないことを認めるべきだ」という論考を英科学誌ネイチャーに掲載し話題になっている。1984年の来日以来、地震研究が予知に偏っていることに疑問を抱いてきたとい…

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脅威にさらされる米軍衛星通信システム

中露が宇宙戦能力を強化へ  米軍の衛星通信がサイバー攻撃、レーザー兵器、通信妨害機器、衛星破壊兵器など外国の数々の兵器の脅威にさらされている。国防総省国防科学委員会が1年間に及ぶ軍事衛星システムの評価を基に作成した調査報…

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全羅道は変わらなかった

地球だより  韓国大統領選の取材で訪れた南西部・全羅道の光州で有権者の意外な声を聞いた。「もう湖南(全羅道)だからといって無条件に進歩(左派)を推す時代じゃない」。伝統的な左派の牙城に似つかわしくない意見だった。会社員や…

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教育のために憲法改正?

 元米国務省日本部長のケビン・メア氏が本紙とのインタビュー(18日付掲載)で憲法9条の改正議論について、「子供の教育のため」9条を改正した方がいいと述べている。  メア氏はその理由について「日本の子供たちは、学校で平和憲…

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「ドロボー」の証拠を現場グラビア写真で…

 「ドロボー」の証拠を現場グラビア写真で突き付け、10㌻の大特集を組んで「週刊文春」を「スクープ泥棒」だと告発した「『文春砲』汚れた銃弾」(週刊新潮・5月25日号)。  状況証拠を積み重ねた疑惑リポートから推認される印象…

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トランプ氏への監視強化を、共和党内に広がる混乱

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー  愉快な驚きの就任100日は終わった。ばたばたと忙しく、熱を帯び、混乱もあった。しかし、どれも通常の範囲内だった。政策(例えば医療保険)は徹底的に討議され、最高裁判事は承認され…

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あきれた「朝日」の報道

 朝日新聞デジタル(5月7日付)に、驚きを超えてあきれるような記事が掲載された。  『南スーダンは安全?なら会社員を派遣したら 自衛官の母』というタイトルで、北海道千歳市に住む自衛官の母が、朝日記者からの質問に対して「昨…

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福井県高浜町の高浜原発4号機(関西電力…

 福井県高浜町の高浜原発4号機(関西電力、出力87万㌔㍗)が約1年3カ月ぶりに再稼働し、その翌日「臨界」に達した。全国で運転中の原発は3カ所4基になった。  原子力規制委員会の新規制基準に合格していた同3、4号機は、本来…

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「新緑の香に新緑の風を待つ」(稲畑汀子)…

 「新緑の香に新緑の風を待つ」(稲畑汀子)。みずみずしい緑が、山や河原、公園などの木々にあふれている。木々の放つ香りが風に運ばれてきて鼻をくすぐる。  森林浴まではいかないが、気分がリフレッシュさせられる。気温もかなり上…

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CIA長官、亡命の北元駐英公使と会見

反乱の可能性、意見交換  米中央情報局(CIA)のポンペオ長官が、4月末から5月初めにかけての極秘の韓国訪問時に、韓国に亡命した北朝鮮の太永浩元駐英公使と会い、北朝鮮の金正恩体制に対する反乱の可能性について話し合っていた…

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