米海軍、ミスチーフ礁近海で「航行の自由作戦」
ビル・ガーツ 2017/5/29 コラム|ワシントン発 ビル・ガーツの眼|アジア・オセアニア [会員向け]
米国防当局者によると、米海軍艦艇は南シナ海で行った「航行の自由作戦」で、落水者の救難訓練を含む機動訓練を行っていた。中国の領有の主張を強く否定することを狙ったもので、作戦が通常の航行にとどまらないことを示す前例になるとみられる。
作戦は24日、米海軍の駆逐艦デューイによって行われ、中国が領有を主張し軍事化を進めてきた南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島のミスチーフ(中国名・美済)礁の12カイリ(約22㌔)内を航行した。トランプ政権で初の航行の自由作戦となった。
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