編集局
金正恩氏は米国との戦争望まず-CIA高官 CIA official: Kim doesn’t want war with U.S.
中央情報局(CIA)の高官は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は「非常に理性的」であり、一連の挑発で東アジア全域に緊張を引き起こしたが、米国との戦争を望んではいないと指摘した。 CIAに新設されたコリア・ミッション・セ…
今年のノーベル文学賞に、長崎生まれの日系…
今年のノーベル文学賞に、長崎生まれの日系英国人作家カズオ・イシグロ氏が決まった。村上春樹氏より先ではという声も一部にあったが、やはり意表を突かれた。 イシグロ氏は日本人の両親とともに5歳で英国に渡った。出世作『日の名…
米軍岩国基地、朝鮮半島にらんだ要衝の地
岩国市議会議員 前野弘明氏に聞く 米軍再編に伴い神奈川県の厚木基地から山口県の岩国基地(米海兵隊岩国航空基地)への空母艦載機部隊の移転が今夏から始まった。これまでの米軍関係者を含め艦載機の兵士や家族、軍属含めて1万人規…
ノーベル文学賞は国民の文化水準で決まる
韓国紙セゲイルボ 英国のオンライン賭博サイト「ラドブロックス」は最も有力なノーベル文学賞候補にケニア出身の作家グギ・ワ・ジオンゴを挙げた。2番目は日本の作家村上春樹。カナダの女性作家マーガレット・アトウッドが3番目だ。…
日産リコール、安全第一の原点に立ち返れ
日産自動車の国内全工場で完成検査が資格を持たない者によって行われていた。日産は過去3年間に販売した約121万台について、リコール(回収・無償修理)の実施を国土交通省に届け出る。 無資格検査が常態化 無資格検査が行わ…
「だれかれに耳打ちなどをして武士たちから…
「だれかれに耳打ちなどをして武士たちからうとまれるようなことがあってはならぬ」と源頼朝は弟の範頼に手紙を送った(石井進著『日本の歴史』7巻、中公文庫)。 耳打ちの目的は、その場のトップが耳打ち相手と親密であることを周…
鶏に罪はない?
地球だより ユダヤ暦の新年が明けて10日目の9月30日、「ヨム・キプール(大贖罪〈しょくざい〉日)」を迎えた。ユダヤ教の祝祭日で最も神聖なこの日、敬虔(けいけん)なユダヤ教徒は、日没から翌日の日没まで丸1日飲食をせず、…
別名“NATO国家”
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 孝宗(朝鮮17代王)10年、1659年5月4日、王の体調はよくなかった。「腫れ物の毒が顔に流れて膿瘍になった」という。大造殿に呼ばれた医官たち。悪い血を抜くかどうかで論争が起こった…
独立へ自信強めるクルド人
イラク北部住民投票、賛成9割 イラクの少数民族クルド人は9月25日、周辺国や世界の主要国が強く反対する中、住民投票を行い、賛成92・71%で独立の意思を内外に誇示した。クルド自治政府のバルザニ議長は、圧倒的多数の独立支…
丁元統一相の均衡失った北核観
韓国紙セゲイルボ 武力統一に触れず体制防御強調 「北朝鮮の核・生化学兵器は韓国を攻撃するためのものでなく、体制防御または強大国を相手にした交渉カード用だ」(2002年2月2日、KBS深夜討論) 丁世鉉(チョンセヒョン…
両陛下、ブルネイ大使館で御記帳
国王の即位50年に祝意 天皇、皇后両陛下は4日午前、東京都品川区のブルネイ大使館を訪れ、ボルキア国王の即位50周年に祝意を示すため記帳された。 宮内庁によると、8月下旬に国王から両陛下に対し、6日に同国で行われる国王…
柏崎刈羽「合格」、他の沸騰水型も円滑な審査を
原子力規制委員会は、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が新規制基準に適合すると認め、事実上の合格証に当たる審査書案を了承した。 東電の合格は初めて 適合すると判断されたのは全国で7原発14基目。事故を起こした…
新田次郎の『アラスカ物語』は、エスキモーの…
新田次郎の『アラスカ物語』は、エスキモーの一族を救出してアラスカのモーゼと仰がれた日本人、フランク安田を主人公にした伝記小説。この物語で作者が力を込めて描いたのは北極圏の大自然だ。 冒頭に光彩を放つオーロラの描写が続…
カタルーニャ独立住民投票、ロシアが偽情報流し干渉
米情報戦専門家 ロシアの情報機関は、スペイン・カタルーニャ自治州の独立を問う住民投票で「フェイクニュースと偽情報」を流し、選挙結果に影響を及ぼすことに成功したようだ。米情報戦専門家モリー・マクキュー氏が明らかにした。 …
皇太子殿下御夫妻、国際会議に御出席
皇太子殿下御夫妻は3日、国立京都国際会館(京都市)で開催中の「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム」第14回年次総会に出席された。 同フォーラムは、産業、学術など各界のリーダーが人類の未来のため科学技術の方向性…
企業の景況感、改善進むも先行き警戒解けず
日銀が発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)によれば、大企業製造業で景況感の改善が目立った。好調な世界経済の回復を受け、電気機械などの業況判断が大きく伸びた。 ただ、輸出主導の改善には先行きへの懸念が根強い。…
アメリカを守るための三度目の正直? Once more,to protect America
三度目の正直になる時もあれば、スリーストライクでアウトになる場合もある。トランプ大統領は、暴力が多発する国から米国への渡航者に規制を課してみて、先人のちょっとした知恵を試している。国民は最近、テロ攻撃を受けていないが―…
旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」…
旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」(米マサチューセッツ州)が発表した「旅好きが選ぶ!日本の城ランキング2017」で、世界文化遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市)が2年連続で1位に選ばれた。 同サイトの日本法人(東京…
映画「軍艦島」の標的
地球だより 遅ればせながら、この夏こちらでヒットした映画「軍艦島」を見た。軍艦島は明治から昭和にかけ海底炭鉱で栄えた長崎県端島の別名で、周知のように海にポツンと浮かぶ小島に所狭しと並ぶ集合住宅群が遠目には軍艦のごとく映…
欧米で相次ぐ凶行、過激思想の浸透を防止せよ
米西部ラスベガスで乱射事件が発生し、少なくとも50人以上が死亡、200人以上がけがをした。事件現場では野外コンサートが開かれており、犯人はホテル32階から会場に向けて無差別に発砲したという。無辜(むこ)の人々に対する卑…
講座「ぐんぐん洗濯が上手になる!!」
繊維の素材、洗い方の基本に忠実に 食事中にスープやタレが飛んでお気に入りの服にシミができた、そんな時、最初に何をする? そんな疑問に応える講座「ぐんぐん洗濯が上手になる!!」が、このほど、多摩消費生活センター実験実習室…
危機の部活
読書の秋、食欲の秋など、秋を修飾する言葉はいろいろある。筆者にとってはスポーツの秋で、部活動に明け暮れた学生時代を思い出す。その部活が今、存亡の危機に瀕(ひん)している。少子化で入部する生徒が減っていることや、顧問の教…
選挙に勝つためなら何でもあり――とばかりに…
選挙に勝つためなら何でもあり――とばかりに、沈みかかったドロ舟から脱出を図ったのはひとまず分かる。その収容先が運営に当たっての原則やルールを設け、厳守を求めるのは当たり前のことだ。団体運営のイロハで、政党も例外ではない…