編集局 

「サイゴン陥落」のデジャブ
韓国紙セゲイルボ 国際詐欺だったパリ和平協定 板門店宣言以後、北核廃棄が終戦宣言と平和協定問題につながり、ついに在韓米軍撤収論議にまで出てきた。韓国と米国が慌てて否定し、論議はひとまず水面下に潜ったが、不吉である。 …


米の核合意離脱でシリア緊迫
8日のトランプ米大統領によるイラン核合意からの離脱の発表を引き金に、内戦下にあるシリアで、合意離脱を支持するイスラエルと、米国を敵視し離脱に反対するイランの軍事的緊張が高まっている。(エルサレム・森田貴裕) イスラエル…

外国人労働者、総合的な制度設計が必要だ
景気が上向きにある中、さまざまな分野での人手不足が顕著になってきている。その不足を補うため、安倍晋三首相は外国人労働者の受け入れ拡大を検討する意向で来月にも方向性を示す。この問題は日本経済の持続的な成長、さらに治安や社…

奈良県桜井市にある纒向(まきむく)遺跡は…
奈良県桜井市にある纒向(まきむく)遺跡は、弥生時代末期から古墳時代前期にかけての集合集落遺跡で、日本最初の都市とも言われている。三輪山の北西麓にあって、東西約2㌔、南北約1・5㌔。 中央ほぼ北寄りに大型建物跡があり、…

動物が身近にいる首都
地球だより ケニアの首都ナイロビは日本人の想像以上に動物がわれわれの日常に現れる。朝は小鳥たちの鳴き声に目を覚ます。少しデスクを開けた隙に机の上のスナックを食べにやって来るサル。先日は空港へ知人を出迎えに行く途中でシマ…

人参とこん棒の外交 The Carrot and the stick
外交官はロバを扱う時、迷っていてはいけない。人参とこん棒は、外交官とロバに正しいことをさせるように仕向けるには、有効なツールになる。新米ではあるが、トランプ大統領は、イランや北朝鮮のならず者政権を扱うのにこれらの道具を…

祖国復帰は世界に誇る出来事
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 沖縄県祖国復帰46周年記念大会が13日、沖縄県豊見城市で開かれ、約400人が祝った。天皇皇后両陛下が4月下旬、沖縄行幸啓で市内の沖縄県空手会館を御訪問されたこともあり、空手に話題が…

米大使館移転、和平に向けた道筋を示せ
米国は在イスラエル大使館を商都テルアビブからエルサレムに移転させた。パレスチナ人による抗議で多数の死傷者が出ており、トランプ米大統領は和平の推進で国際社会が納得できる道筋を示すべきだ。 抗議デモで死傷者多数 イスラエ…

無線通信サービス大手のNTTドコモが、…
無線通信サービス大手のNTTドコモが、CS(通信衛星)放送でドキュメンタリーや国際ニュース、アニメなどの動画をリアルタイムで配信するサービスを始めた。放送は通勤など短時間の視聴に適した番組を中心にスマートフォン向けに編…

便乗ストで自転車レンタルに支障
地球だより フランスで1カ月以上続いている国鉄のストライキに合わせ、便乗ストを行う団体が想定外の不便さを利用者にもたらしている。パリ市とその近郊の自転車レンタルサービス「ベリブ」の駐輪場で、自転車取付装置が外せないため…


欧州、トランプ外交に対抗
トランプ米大統領は8日、2015年7月に合意したイランとの核合意から離脱し、解除した対イラン制裁を再実施していく旨の大統領令に署名した。トランプ氏の決定は予想されていたが、米国のイラン核合意離脱は関係国に大きな波紋を呼…

行き詰まる米の不法移民政策
前年比203%増加 越境してくる全不法移民に刑事責任を問うというトランプ政権の「ゼロトレランス(断固とした措置)」政策が行き詰まっている。司法省の処理能力に限界があり、全員を起訴することができないことが一因だ。 カリ…

はやぶさ2、新しいチャレンジが始まる
小惑星「りゅうぐう」を目指し、2014年12月に打ち上げられた探査機「はやぶさ2」が、小惑星まで約6万キロに迫り、到着の最終準備段階へ移行している。6月初めに接近誘導を開始し、同月下旬にも到着する。約18カ月滞在し、試…

「宇宙で一番きれいなのは地球」
ISS滞在中の金井宣茂さんと小学生らが交信 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の金井宣茂さん(41)と直接交信できるイベントが2日夜、千葉県千葉市美浜区のイオンモール幕張新都心で行われた。宇宙航空研究開発機構(JA…

今も思い出す伝説の授業
先日、故郷の弟から電話があって今年の夏に中学時代の同窓会があることを知らせてくれた。皆が還暦を迎える昨年はまだ勤めている人も少なくないだろうから、1年遅らせて開くというのだ。 久しぶりに同窓生の面々のことを懐かしく思…

「おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉」松尾芭蕉…
「おもしろうてやがて悲しき鵜舟哉」松尾芭蕉。きのうの小紙1面に、初夏の風物詩・長良川(岐阜市)の鵜(う)飼い開き(11日夜)の写真が掲載された。かがり火が真っ暗な川面を朱色に照らし出す一隅に集まるアユを、鵜が素早く潜っ…


左翼勢力の狙い、打倒の「本丸」は建国の理念
米国の分断 第1部 断罪される偉人たち (7) 米国の左翼勢力による歴史的人物の像などを撤去する運動が、南北戦争の南軍指導者だけでなく、ジョージ・ワシントン初代大統領や独立宣言を起草したトーマス・ジェファソン第3代大統…

北「拉致は解決」、圧力回避を狙った日本牽制か
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は北朝鮮による日本人拉致問題について「すでに解決した拉致問題を持ち出して朝鮮半島の平和の流れを阻もうとしている」などとする論評を伝えた。来月12日にシンガポールで開催されることになった米朝首脳会…

新潟市西区で小学2年の女児が下校中に殺害…
新潟市西区で小学2年の女児が下校中に殺害された事件はあまりにも痛ましい。新潟市教育委員会は市内の全小学校に、子供たちの登下校時に通学路に立ち安全を図るボランティアを募るよう要請した。これまでも見守りは行っていたが、夕方…

露、極超音速ミサイル誇示
米軍、開発の遅れに警鐘 ミサイル防衛網をかいくぐり、1時間以内に地球上のどこにある標的でも攻撃できるとされる通常兵器、極超音速ミサイルの開発で米国は、ロシアと中国に後れを取っている。ロシアは新型の極超音速ミサイルを軍事…


秋篠宮殿下御夫妻、「みどりの感謝祭」に
秋篠宮殿下御夫妻は12日午前、東京都千代田区のイイノホールで開催された第28回森と花の祭典「みどりの感謝祭」式典に出席された。 感謝祭の名誉総裁を務められる秋篠宮殿下は、「私たち一人ひとりが自然とのふれあいを通じてそ…

マハティール新政権、「二つの罠」への対応が課題だ
マレーシアの総選挙で、92歳のマハティール氏が首相への返り咲きを果たした。マハティール氏率いる野党連合が勝利し、1957年の独立後、初の政権交代となった。 中国の経済進出が顕著 東南アジアでは最近、強権政治が蔓延(ま…

真の目標はイランの体制転換か Iran regime change suspected as real goal
トランプ大統領は、「最大限の圧力」をかける制裁によって、イランにより好ましく強力な核合意を受け入れさせることに期待を示している。だが、イランがホワイトハウスの要求で譲歩を受け入れる可能性は低く、トランプ政権の真の目標は…
