編集局
火災から2カ月、パリのノートルダム大聖堂で初のミサ
信仰の灯火は消えず フランス・パリのノートルダム大聖堂に壊滅的被害をもたらした火災から2カ月となる15日、大聖堂で火災後初のミサが執り行われた。建物は未(いま)だ不安定なため、司祭や信徒らはヘルメットを着用して参列した…
G20会合閉幕、エネルギー安保も言及
海洋プラ削減で国際枠組み 長野県軽井沢町で開かれていた20カ国・地域(G20)エネルギー・環境関係閣僚会合は16日、海洋プラスチックごみ削減に取り組む国際枠組みの創設、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の合意内容を…
G20環境相会合、日本がリードし問題解決を
長野県軽井沢町で開かれた20カ国・地域(G20)エネルギー・環境関係閣僚会合が閉幕した。採択された共同声明では、海洋プラスチックごみ削減へ各国が協調して取り組む国際枠組みの創設や、エネルギー安全保障の重要性が確認された…
自家製の風力発電で地域の未来を切り開いた…
つかまえた少年」を試写会で見た。原作は世界で大ベストセラーになったウィリアム・カムクワンバ氏の同名ノンフィクション。 2001年、旱魃(かんばつ)に襲われたアフリカ・マラウイ。農業を営むウィリアム一家も飢饉(ききん)の…
サンダース氏、民主社会主義が米国の解決策だと宣言 Sanders proclaims democratic socialism as answer for America
バーナード・サンダース米上院議員は12日、米国の民主社会主義の幕開けを宣言した。合衆国憲法に明記された自由にとどまらず、無料大学教育や雇用保証、定年後のより良い生活など新たな種類の人権を約束する時が来たと訴えた。 バ…
「旅人の如くに汚れ梅雨の蝶」(上野泰)。…
「旅人の如くに汚れ梅雨の蝶」(上野泰)。梅雨に入ってから、空が曇っていることが多い。そのせいか、初夏の時期といっても肌寒く感じられることがある。実際、薄めの毛布を掛けて寝ていると、朝方に寒くて目が覚めてしまったほど。 …
G20環境相会合、海洋プラ対策大筋合意
20カ国・地域(G20)エネルギー・環境関係閣僚会合が15日、長野県軽井沢町で開幕した。海洋プラスチックごみ流出防止へ各国が協調して取り組むための国際枠組み創設について大筋で合意した。 世耕弘成経済産業相は会合で、来…
留学生所在不明、国と大学は在籍管理徹底を
東京福祉大(東京都豊島区)の外国人留学生が所在不明になった問題で、文部科学省と出入国在留管理庁は、不明留学生は2016~18年度で計1610人に上るとする調査結果を公表した。 この問題は不法残留者の増加につながるもの…
両陛下、ウィーン少年合唱団公演に
上皇御夫妻の歌も 天皇、皇后両陛下は14日午後、東京都新宿区の東京オペラシティコンサートホールを訪れ、ウィーン少年合唱団の日本公演を鑑賞された。 曲目は古典や映画音楽など幅広く、上皇陛下が作った琉歌に上皇后陛下が曲を…
海洋プラごみ、温暖化対策議論 きょうからG20環境相会合
20カ国・地域(G20)エネルギー・環境関係閣僚会合が15、16の両日、長野県軽井沢町で開かれる。海洋プラごみ削減の国際的枠組みの創設で合意できるかが焦点となる。 地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」からの離脱を…
スーダン特使にベテラン外交官ブース氏 Booth named special envoy for Sudan’s political crisis
トランプ政権は12日、アフリカ北東部スーダンで政治的混乱から暴動が起きていることを受けて、ベテラン外交官ドナルド・ブース氏をスーダン特使に任命した。 スーダンは長期にわたり独裁体制を敷いてきたバシル大統領が4月に退任…
首相イラン訪問、緊張緩和へ日本の力生かせ
イラン情勢をめぐって緊張が高まっている。イラン核合意に関する米国とイランの対立が根底にあり、イラン、米国双方と関係が良好な日本の強みを生かし、日本の外交をアピールする好機だ。 米大統領の意向伝える 安倍晋三首相はイラ…
奈良の都、平城京の心臓部だった平城宮跡…
奈良の都、平城京の心臓部だった平城宮跡歴史公園に行って驚いた。復元された大極殿の南側に、工場のような大きな建物が二つ建っていたからだ。実はこれ、昨年から本格復元工事が始まった南門のための施設。 大極殿は天皇の即位や元…
漂泊の俳人・尾崎放哉と西田天香
「路頭」生活にひかれた放哉 燈影学園長 相 大二郎氏に聞く 「咳をしても一人」で知られる漂泊の自由律俳人・尾崎放哉(本名・秀雄)の命日に当たる4月7日、終焉(しゅうえん)の地、香川県土庄町にある放哉ゆかりの小豆島霊場5…
ロシアで進む“プーチン独裁”
リベラル派、ウクライナ大統領選に失望 ウクライナでコメディアン出身のゼレンスキー大統領が誕生したことを受け、ロシアやウクライナのリベラル派などでは「スラブの国々(ロシア、ウクライナ、ベラルーシ)に成熟した民主主義が実現…
晴れ舞台の卒業式の日
地球だより 6月1日土曜日、全国の高校で卒業式が行われ、約2万5000人が卒業した。その日は、1教科につき6時間にも及ぶ卒業試験をパスした高校生たちの晴れ舞台の日だ。 午前中は卒業式。一人一人に高校を卒業した証しであ…
横浜市の神奈川近代文学館で「江藤淳展」…
横浜市の神奈川近代文学館で「江藤淳展」(7月15日まで)が開催されている。没後20年を記念した企画だ。文芸評論家の江藤は1999年7月21日、神奈川県鎌倉市の自宅で自殺した。享年66。 見学しながら「批評家の展覧会は…
特権化される「報道の自由」
世日クラブ 政治ジャーナリスト 安積明子氏が講演 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良〈ゆずる〉・近藤プランニングス代表取締役)の定期講演会が13日、都内で開かれ、政治ジャーナリストの安積明子氏が「報道の自…
日本タンカー、ホルムズ海峡近くで砲撃受ける
乗組員らは無事 原油輸送の大動脈である、イランのホルムズ海峡近くで13日午前6時45分(日本時間午前11時45分)ごろ、日本の会社が運営する石油タンカーなど2隻が砲弾による攻撃を受けた。日本の経済産業省は、日本関係の貨…
孔子学院、日本政府も警戒を強めよ
米国の大学では、中国政府が中国語学習や文化紹介のために世界中に設置している教育機関「孔子学院」を閉鎖する動きが続いている。 孔子学院は運営の不透明さが指摘され、スパイ活動に関与しているとの疑いもある。閉鎖されるのは当…
米中の覇権争いに霞む「5G強国」
韓国紙セゲイルボ 火事場見物を決め込む韓国政府 米中貿易戦争が燎原の火のように広がりファーウェイに燃え移った。昨年、4192億㌦に達した米国の対中貿易赤字はもはや周辺話題だ。 「ファーウェイ封鎖」はどこまで広がるだろ…
祭り祝うも火事が心配
地球だより イスラエルでは5月22日の夜、ユダヤ教の祭り「ラグ・バオメル」を祝った。過ぎ越しの祭りから数えて33日目に当たるこの日、学校は休みになるが、店や官庁などは平日通りだ。ラグとはヘブライ文字数秘術のゲマトリア数…
「沖縄県民は先住民」撤回を
沖縄フォーラムの仲村理事長 国連の自由権規約委員会が2008年、日本政府に「琉球・沖縄の人々を先住民族と認めて、その権利を保護すべき」とした勧告が沖縄県民の人権を侵害するとして、日本沖縄政策研究フォーラム(仲村覚理事長…