編集局
新春座談会 令和の外交と安保―待ったなし憲法改正〈下〉
新春座談会 令和の外交と安保―待ったなし憲法改正〈上〉 国際社会の大変動に備えを 櫻井 改憲、総選挙で国民に訴えよ 長尾 通常国会中、憲法審で議論を 黒木 国民のコンセンサス作りを 櫻井 GSOMIA騒動の直後に中国の…
五輪年の文化発信、訪日客に深く多様な日本を
56年ぶりとなる東京五輪・パラリンピックの年が明けた。今年はこれまで以上に日本に世界の注目が集まる年となる。前回の東京五輪は、高度経済成長の真っただ中で行われ、日本を経済大国へと押し上げる契機となった。今回は、文化大国…
天皇陛下「安らかで良い年に」 令和初、新年参賀
皇居に6万8700人 上皇陛下御夫妻も出席 令和初の新年一般参賀が2日、皇居で行われた。天皇、皇后両陛下は上皇陛下御夫妻や、秋篠宮殿下御夫妻ら皇族方と並んで、宮殿・長和殿のベランダに立ち、参賀者に笑顔で手を振って応えら…
石原慎太郎氏が、作家で文化勲章受章者の…
石原慎太郎氏が、作家で文化勲章受章者の獅子文六(本名岩田豊雄)から言われた言葉を紹介している。「石原君、君は気の毒だ、あわれだな。一介の文士どもがこんな高級なコースでゴルフなんて、今の時代だけだぞ。そのうち小説なんか絶…
韓国 変わらぬ反日路線
どうなる朝鮮半島情勢 「徴用」放置 ポスト65年体制論も 韓国の文在寅政権は、一昨年10月の元徴用工に対する韓国大法院(最高裁)判決により国際法違反の状態が生まれたにもかかわらず、これを放置したまま日韓関係を極度に悪化…
分水嶺の4月韓国総選挙、解消されぬ保守分裂の危惧
どうなる朝鮮半島情勢 「韓米関係、韓日関係を壊し、中国に接近している文政権に歯止めをかけられるか否かは4月の総選挙が分水嶺(れい)になる」 李明博政権で政府系シンクタンクのトップを務めたある保守系論客は韓国総選挙の行…
見通せぬ日朝交渉、「拉致」解決阻む相互不信
どうなる朝鮮半島情勢 安倍晋三首相が日朝間の懸案で最優先課題に掲げてきた北朝鮮による日本人拉致問題。第1次内閣を含め在任期間は8年を超える歴代最長となったが、拉致問題は解決に向けた動きが鈍い。最大の原因は相互不信の深さ…
フィンランド 異常気象で若者が不安症に
地球温暖化にどう取り組む 異常気象が北欧にも明らかに感じられるようになった。夏は暑い日が続き、特に2018年はその期間が長く、草が枯れ、家畜の飼料不足、山火事、海域の水竜巻など、前例のない異常現象が起きた。 スウェー…
フランス 46度の熱暑ワインも打撃
地球温暖化にどう取り組む 昨年6月下旬から7月にかけてフランスを含む欧州を襲った熱波により、仏保険省によるとフランスで1435人の死亡が確認された。 夏の気温は記録的な水準に達し、国家気象当局によると仏南部で同国観測…
イスラエル 淡水化技術で隣国に水供給へ
地球温暖化にどう取り組む イスラエルでは温暖化により内陸からの暑い東風がより高温になり、2050年までに年間最大で118日間摂氏46度の熱波が発生し、2100年までに最大で50度の熱波が襲い、加えて降雨量は減少する可能…
中東 鉄砲水と灼熱化、海面上昇で移住も
地球温暖化にどう取り組む 岩盤地質の中東で短時間の豪雨による洪水被害が急増している。国連政府間パネル(IPCC)は温暖化による気候変動が原因と見ている。集中豪雨があると岩盤に亀裂が入り、岩が崩落する可能性もある。水の流…
EU、フランス パリ協定推進に執念
「温暖化」新年も世界に影響 2020年も地球温暖化問題が世界に影響しそうだ。欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会のフォンデアライエン新委員長の看板政策は、温室効果ガス排出量を2050年までに「実質ゼロ」にする目標を掲…
賛否渦巻くグレタさん
「温暖化」新年も世界に影響 論議呼ぶ不安煽る運動 昨年、16歳のスウェーデンの少女、グレタ・トゥーンベリさんが地球温暖化を警告し、一躍有名人となった。刺激を受けた学生や生徒たちが毎週金曜日、世界各地で地球温暖化対策デモ…
新春座談会 令和の外交と安保―待ったなし憲法改正〈上〉
新春座談会 令和の外交と安保―待ったなし憲法改正〈下〉 改憲、総選挙で国民に訴えよ 日本をめぐる国際環境が厳しさ複雑さを増す中、ジャーナリストの櫻井よしこ氏、衆議院議員の長尾敬氏(自民党)、黒木正博・世界日報社社長が「…
「災害ない1年祈る」 天皇陛下が新年の感想
天皇御一家は1日、新年を迎えられた。天皇陛下は年頭に当たっての感想を、宮内庁を通じ文書で発表。即位に伴う一連の行事を無事終えたことに安堵(あんど)する一方、昨年の台風や大雨の被災者を案じ、「本年は、災害がない1年となる…
明けましておめでとうございます。令和2年目…
明けましておめでとうございます。令和2年目の今年の干支(えと)は「子(ね、ネズミ)」。人間に身近な動物というと犬や猫を挙げる人がほとんどだろう。しかし昔は、同じ家を棲(す)みかとするネズミこそ、最も身近だった。 日本…
主張 年頭にあたって 令和・日本の揺るがぬ基軸
「天意」問いつつ国造りを 令和初の年が明けた。今年は56年ぶり2度目の東京オリンピック・パラリンピックが行われる。前回1964年は高度経済成長期の真っただ中で、戦後の目覚ましい復興を象徴する大会だった。一方、今回は低成…
「プラチナ大賞」最高賞の大賞・総理大臣賞に選出
青森県、弘前市、弘前大が進める健康増進プロジェクト 弘前大学と青森県、弘前市が共同で進めている「産学官民一体型青森健康イノベーション創出プロジェクト」が11月、日本が目指すべき社会に向けた取り組みを表彰する「プラチナ大…
市庁舎内での赤旗購読禁止通達 東京・町田市
違反職員の処分求める声 学校施設でも明文化を検討 全国の地方自治体で、庁舎内における政党機関紙の私的な購読を禁止する動きが広がっている。東京都町田市は今月9日の定例会で、日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」の購読勧誘につい…
便利な「駆け込み寺」、病児保育の怖さ
今月13日、横浜市の大規模病児保育施設が約1億円の赤字を抱え、2年で閉鎖した。同施設は子供が急に熱を出しても医者の診断書なしで、朝7時から預かってくれるため、共働きの親には「駆け込み寺」のような存在だったという。 同…
19年の日本 めでたい令和のスタート
今年の世相を表す漢字は、新元号の令和にちなんで「令」が選ばれた。一方、前例のない広域集中豪雨に西日本が襲われた昨年は「災」で、今年も東日本の広範囲で台風や大雨の甚大な被害に泣いた(本紙「今年の10大ニュース」2位)。被…
教会の鐘は「カーン、カーン(come=…
教会の鐘は「カーン、カーン(come=来る)」と鳴り、寺のそれは「ゴーン、ゴーン(gone=去りぬ)」と聞こえる。『こころの作法』(山折哲雄著、中公新書)の中で知人による鐘のつくり話として紹介されているが、言い得て妙な…
慰安婦問題ドキュメンタリー「主戦場」、「卒業制作」がプロパガンダ映画に
いわゆる従軍慰安婦を扱ったドキュメンタリー映画「主戦場」が、2018年10月に韓国で上映され、今年4月から日本でも全国各地で公開されている。慰安婦問題について保守系識者と左派系研究者などの双方が登場し、主張を戦わせると…