編集局 
10年近く前、岩手県議の男性が病院内で番号で…
10年近く前、岩手県議の男性が病院内で番号で呼ばれたことに激しく抗議した後、自殺するという事件があった。男性は自身のブログに「ここは刑務所か」「会計をすっぽかして帰った」などと書いて批判を受けていた。番号へのこだわりが…

6・25参戦勇士への恩返し
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 「韓国の子供たちが食べ物を求めて手を差し出してきました。ポケットにあったチョコレートが足らなくて多くの子供たちにあげられなかった。ひもじさに疲れた子供たちの眼差(まなざ)しが今も忘…

「ステイホーム」の楽しみ
地球だより 「ステイホーム」や「リモートオフィス」など、新型コロナウイルスの感染拡大と共に、これまでとは全く違った生活スタイルが生まれつつある。かくいう記者の家庭も、子供たちの学校が休校やオンライン授業に切り替わったこ…


真実性問われる正義連と尹美香氏
韓国紙セゲイルボ 寄付文化への後遺症、長く深刻に 毎月、小さな金額だがさまざまな団体に寄付をしている。障害者の権益と貧民など社会的弱者の健康権、消費者のために活動する市民団体と国内外の欠食児童を支援する救護団体などだ。…

豪州と米の分断図る中国
関税引き上げなどで圧力 新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって米中対立が激化する中、米国の同盟国オーストラリアが新型コロナへの中国の対応をめぐり国際的な調査を求めたことに中国が強く反発、農産品への関税などで圧力をかけて…

「男体山に真向かいて歩きせつに思う老いて…
「男体山に真向かいて歩きせつに思う老いて輝く人になりたしと」。国文学者で作家、エッセイストの中里富美雄さんは、今年の5月で満100歳を迎えた。その記念としてまとめた歌集が『百壽讃歌』(渓声出版)だ。 引用した歌は、別…

国家安全法 香港の民意恐れる中国の暴挙
中国は全国人民代表大会で、民主派のデモが高まった香港への直接統治を強化するため、新たな「国家安全法」の適用を正式決定する見通しだ。 返還時に英国はじめ国際社会と約束した「一国二制度」に基づき、香港に認めた高度な自治を…


9月入学、21年度導入を検討
NEWSクローズアップ 新型コロナウイルス感染拡大の影響による休校の長期化を受け、政府は始業・入学時期を秋にする「9月入学」の導入を検討している。学習の遅れを取り戻し、国際化を進める利点もあるが、導入には30本以上の法…

アフガンの暴力に効くワクチンはない There is no vaccine against violence in Afghanistan
アフガニスタン(以後アフガン)における死亡数を押し上げているのは、世界中の多くの所と同じように、新型コロナウイルスではない。ニューヨーク・タイムズの集計によると、このアジアの中南部の国では、人口3700万人中、8000…

北の核戦力強化、変わらぬ脅威に警戒怠るな
北朝鮮で軍事政策をめぐる最高意思決定機関である朝鮮労働党中央軍事委員会の拡大会議が開かれ、「核戦争抑止力の強化」などが打ち出された。国内経済を逼迫させる経済制裁や新型コロナウイルスの感染拡大などに見舞われながらも、核戦…

「彼を知り己を知れば百戦殆(あや)う…
「彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」という。今「彼」を新型コロナウイルスに置き換えると、彼の実相はなかなか明らかにならず、知り尽くしたとは言えない。 山中伸弥・京大iPS細胞研究所所長は、月刊誌「文藝春秋」6…

封鎖緩和でも若者に悲観論
地球だより フランスは8週間にわたる外出禁止措置が今月11日から段階的に解除され、使い捨てマスクの路上ポイ捨てや、偽アルコール消毒液の販売などさまざまな問題が浮上。SNSにはリヨン市内の路上にマスクやビニール手袋が捨て…


天皇陛下が田植え
天皇陛下は25日午前、皇居内の生物学研究所脇にある水田で、即位後2度目となる田植えをされた。 陛下は水色の長袖シャツに紺のズボン、黒い長靴姿。水田に入ってしゃがみ、うるち米のニホンマサリともち米のマンゲツモチの苗計2…

緊急事態宣言解除 新たな日常の中で段階的に
政府は新型コロナウイルス感染症対策で、東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏1都3県と北海道で継続していた緊急事態宣言を解除した。完全な日常を取り戻すまで長い戦いになることを念頭に一歩一歩前に進んでいきたい。 感染抑えつつ…

非現実的な秋入学よりも教育の質の保証が先決
先週、文科省が小学校の9月入学に関する移行案を提示した。いずれも課題が多過ぎて非現実的な印象を受けた。 大学の秋入学については、東大の濱田純一総長が2011年7月に秋入学を提案し、政府内でも議論した経緯がある。その頃…

5月への讃辞(さんじ)から。清少納言は…
5月への讃辞(さんじ)から。清少納言は<節(せち)は、五月にしく月はなし。菖蒲(さうぶ)、蓬(よもぎ)などのかほりあひたる……>(枕草子36段)と五節句の最良月に挙げた。 歌人、与謝野晶子はその詩「五月礼讃」で<五月…

こうのとり 世界に誇れる日本の貢献だ
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を補給する「こうのとり」9号機が打ち上げに成功した。こうのとりは今回が最終機。11年間で9回の打ち上げを全て成功させ、課せられたミッションをほぼ完璧にこなした。世界も認めた、日本の誇…

黒川弘務東京高検検事長が、緊急事態宣言…
黒川弘務東京高検検事長が、緊急事態宣言発令下の1日と13日に新聞記者らと賭けマージャンを行ったことを認めて辞任した。 検察は行政機関であり、政府が検察幹部の人事を決することは何の問題もない。ただ多くの企業や個人事業主…


ブラジル「新たな震源」に、WHO言明 南米での感染拡大
世界保健機関(WHO)は22日、南米が新型コロナウイルス流行の新たな「中心地」になったとの認識を示した。 WHOの緊急事態対応の責任者でもあるマイク・ライアン氏は、「ある意味、南米が新型ウイルス感染症の新たな中心地に…

全人代開幕、中国の覇権主義に警戒強めよ
新型コロナウイルスの感染拡大を受け延期されていた中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が、2カ月半遅れで開幕した。全人代では2020年国防予算を前年比6・6%増の1兆2680億500万元(約19兆2000億円)と…

米上院、バイデン氏息子の疑惑調査で召喚状認める Senate authorizes subpoena in Hunter Biden probe
米議会上院で監査を担当する委員会が20日、民主党の大統領候補指名を確実にしたジョゼフ・バイデン前副大統領の息子ハンター氏が絡むウクライナ企業との取引をめぐる調査で、初めて召喚状を出すことを可決した。 党で賛否が割れた…

新型コロナウイルスの感染終息を願って、…
新型コロナウイルスの感染終息を願って、全国各地の神社で、それまで途絶えていた神事などが復活している話を聞く。 例えば、山形県鶴岡市の羽黒山蜂子(はちこ)神社では、神職と山伏によって早期終息を祈願する神事が行われ、福島…

関西圏宣言解除、気を緩めずに警戒続けよ
政府は、新型コロナウイルスの流行が落ち着いたと判断した京都、大阪、兵庫の関西3府県で緊急事態宣言を解除した。埼玉、千葉、東京、神奈川の首都圏4都県と北海道では宣言を継続する。 この5都道県も25日には解除される公算が…
