米欧に遅れた日本経済の回復


鈴木 淑夫

鈴木政経フォーラム代表、経済学博士 鈴木 淑夫

 日本と米欧の間で、コロナ禍による経済の落ち込みからの回復に、差がついてきた。

 米欧の5月のPMI(購買担当者景気指数、総合、50を上回れば回復、下回れば後退)を見ると、米国は68・1で過去最高を更新、英国も62・6で統計開始以来の再高、ユーロ圏は56・9で3年3カ月ぶりの高水準となっている。ロックダウン(都市封鎖)が競うように解除され、夏のバカンスシーズンの旅客受け入れに向かって走りだしているという。


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